Guest : ROBIN THICKE
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世界中で人気席巻!アメリカからロビン・シックが登場!
クリス:1回目の来日は10年前。今回、2回目の来日というロビン・シックさん。「BLURRED LINES」が世界中で大ヒットで、全米チャート12週連続1位、全英チャート5週連続1位、さらにiTunes世界102カ国で1位、TOKIO HOT 100にも17週間連続でチャートイン中です。この曲で変わったんじゃないですか? Robin:答えは“Yes”だね。やっと税金を払えるよ(笑)。 クリス:そうですか(笑)。いや、でも、あなたの音楽は何年も前からチャートにランクインしているけど、今回の曲を1位に押し上げた理由って何だと思いますか? Robin:歌詞とか“Hey Hey Hey”なんてフレーズも英語が喋れなくても一緒に歌えるし、聞いてる人を笑わせることが出来る。それに曲のグルーヴがいいんだよね。おばあちゃんが好きな曲だよ、とか、5歳の息子が好きだよとか言ってもらえて、年齢とか人種を越えてみんな楽しめる曲になってる。 クリス:今回のMVはちょっとクレイジーだけど、撮っている時は楽しかった?それとも恥ずかしい気持ちでしたか? Robin:もちろん最高だったよ(笑)。 クリス:目線に困ったんじゃないんですか? Robin:音楽ビジネスに携わっていると、洋服脱いでる女の子はいっぱい見ているし、そんなパーティは年がら年中だから特に(笑)。
クリス:日本でも先月、ニューアルバム『BLURRED LINES』がリリースされましたが、アルバム全体を通してこだわったことはありますか? Robin:何も計画はしていなかったかな(笑)。ただ感じることを大事に、僕が聞きたい音楽を作ったんだ。このアルバムが前作までと違うところは、プロデューサーを迎えたこと。いつも自分でプロデュースしていたからね。前作は正直そんなに売れなかったから、Pharrellやwill.i.am、TimberlandとかDr.Luke等プロデューサーにアルバムの半分を任せて、半分は昔のアルバムのような音楽を入れたんだ。
クリス:「Blurred Lines」は凄い楽しい曲ですね。この曲のちょっとクセになるビートはMarvin Gayeの「Got To Give It Up」にインスパイアされて出来たっていうのは本当ですか? Robin:そうだよ。2日間Pharrellとスタジオに入って2曲出来たんだけど、そこまで納得いくものじゃなかったんだ。それで3日目にこのMarvin Gayeの「Got To Give It Up」のようなグルーヴが本当好きなんだと伝えたんだ。そしたらPharrellがドラムスでビートを叩きながら「Hey Hey Hey♪」と歌ったんだよね。それがきっかけで、1時間半も満たないくらいで出来た曲がこれだよ。 クリス:凄く早く出来た曲なんですね。 Robin:そうだね、僕が作ったイイ曲っていうのはそんな時間がかからないんだ。いつもそうであればいいと思うよ。何週間かけても出来ない時は出来ない。良い曲っていうのはその瞬間のフィーリングで出来るし、そういう曲が売れる(笑)。インスピレーションは最も大事で、その瞬間に感じて、起こったことを大切にすべきだと思うよ。アートは考えこんでもしょうがない、どう感じることが出来るかだよ。 クリス:ロビンさんは、曲を書く時はピアノなんですか? Robin:そうだね。11歳の頃からやってる。2回レッスンを受けたけど、同じことの繰り返しでつまらなかった。だから自己流で、耳で聞いて弾いていたよ。 クリス:譜面は読めるんですか? Robin:いや読めない。だからスピークランゲージを使うんだ(笑)。バンドのメンバーとはコードを言葉で伝えることで素早くコミュニケーションを取ってる。
クリス:ロビンさんのご両親も俳優兼ミュージシャンということですけど、今回の成功はどう思っていらっしゃいますか? Robin:誇りに思ってくれているし、アドバイスもくれるよ。父親は、「音楽をやるなら自分の曲は自分で書いて、プロデュースをするように」と言ってくれた。他の人を頼らなくちゃいけないミュージシャンにはなるなとね。母はパフォーマンスについてアドバイスをくれたんだ。最初にテレビに出る時、どうやってカメラの向こうの人とコミュニケーションを取るかとか、曲のエンディングの盛り上がりが大事だとかいうことを教えてくれたね。
クリス:次なる目標は何ですか? Robin:全世界的なツアーをすること。アフリカ、アジア、南米など、世界に自分の音楽を届けられることは嬉しいことだよ。
番組恒例★ピンポンボックス
◎ミュージシャンじゃなかったら何をやってる? Robin:ホームレスかな(笑)。でも、音楽を作るために生まれて来たと思うから、ミュージシャン以外考えられないよ。あ、ネイリストがあったかな(笑)。 クリス:マニキュアやったことあるの(笑)? Robin:あるよ、凄くリラックスできるんだよ。 クリス:ペディキュアは? Robin:ある。妻が家でやってもらっている時に、気持ち良さそうだったからたまにやってもらうようになったんだ。あと、二人で寝てる時、足の爪が伸びてると「痛いから切りなさい」って言われてついでに(笑)。
◎タイムマシーンがあったらどこに行きたい? Robin: The Beatlesが一番輝いていた『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』を作ってくらいの時代に行って、制作過程をみてみたい。
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