2013年12月15日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : Chara


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


セルフカバーアルバム、シングルと新作を持ってCHARAが5年半ぶりの登場!

クリス:今年はどんな年でしたか?
CHARA:まさかセルフカバーを出すと思わなかったです。ライブバージョンでも、アコースティックバージョンでもないものを作るということで、結構魂しぼり出しました。ライブでよく歌う曲もたくさん入っているけど、共同プロデュースで関わったTHE NOVEMBERSの小林祐介氏が選んでくれた曲は、CHARAのインディーズ時代の曲だったり、いろんな曲がミックスされていると思う。一緒にやる以上は革新的なことをしたいと思いました。
クリス:コラボレーションしてくれる人は客観で見てくれて新たな見方もあったりしますよね。
CHARA:その曲に対して想いがあって、参加している人も昔から聞いててくれた人ばかりなので、凄く愛があるアルバムになっています。
クリス:デビュー当時の歌い方とあんまり変わってないよね?
CHARA:変わってるよ。22年経ってるから、オールドギターのような感じ。こうやったらいい音が出るとか、このギターの良い部分とかが分かってきたかな。
クリス:アルバム作りで何が一番楽しかった?
CHARA:どんな状況でも自分らしくクリエイト出来たっていうのは楽しかったです。今回は子どもも参加してくれてるし。アルバムのタイトル『JEWEL』は最後に思いついたんですが、“あなたを愛することが私にとって最高傑作!”ということを言えるのがカッコいいなと思って、タイトルにも表現しました。
クリス:長女のSUMIREちゃんはジャケットとMVに出ていますが、大きくなったよね。
CHARA:大きくなったよ。もう18歳だから。
クリス:お母さん心配だ!
CHARA:でも楽しいよ。
クリス:息子さんは太鼓を叩いているんだ。
CHARA:スタジオに遊びによく来てるんだけど、ちょっと叩いてみなって感じで弾かせたの。家でもセッションしたりするけど、一人で地下室行って叩いたりしてる。
クリス:将来ミュージシャンになりたいって言ったら勧めますか?
CHARA:勧めるね。普通の子どもよりプレッシャーに感じてるみたいだから、言わないけど、良いものは持ってる。

クリス:シングル「恋文」もリリースされました。
CHARA:上戸彩さんが主役の春さんという女性を演じる映画「武士の献立」の主題歌として書き下ろした曲です。監督とお会いして話を聞いて、何で私なのかと聞いたの。そしたら、その女性が凄い謙虚で健気なんだけど強くて優しい女性像を表していると言われました。私に頼まれた意味がそこにあるのかしらと思ったし、監督とお話したその時にフレーズが浮かんだのでやるべきかなと思って、台本も読んで書き上げました。
クリス:時代劇だし「恋文」という和をイメージしたタイトルでもあるけど、曲はちょっとエスニックだよね。
CHARA:そうなの。日本の山々のイメージが浮かびました。
クリス:共同プロデューサーはmabanuaさん。彼との作業はどうでしたか?
CHARA:彼はドラマーではあるけど、プログラミングのセンスも凄くあるし、自分でも歌をやっているので歌心もある方。私が得意な鍵盤と、彼のグルーヴとを合わせて作りました。彼は宅録男子で器用なの。今、ライブでもサポートドラマーとして入ってもらってます。

番組恒例★ピンポンボックス

◎子どもたちが大人になったなと思う瞬間は?
CHARA:息子がこの間ポール・マッカートニーの来日公演で「やっぱりシンプルなメロディーで良い曲だな」とか、本当に分かっているなと思うことを言うようになったんです。
クリス:なるほどね。娘さんはもう18歳で大人でしょ?
CHARA:私が恋バナの相談してる。
クリス:アドバイスはどうですか?
CHARA:ママのことを思いながら客観視もしてくれるから、とてもいいアドバイザーだよ(笑)。

◎他人には理解されない些細な悩みを教えて!
CHARA:パーキングとか、写真撮っておかないと忘れちゃう。
クリス:分かります。B2FかB3F分からん時とかある。
CHARA:そんなキャラなんですね、クリスさん(笑)。この2人の組み合わせ危ないですね。

CHARAの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!



Photo Gallery

Guest : 中田ヤスタカ


★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。


ヒットチャートを賑わすトレンドセッター!
プロデューサー/DJの中田ヤスタカが番組初登場

クリス:渋い声していますね。
中田:イメージよりも低いって言われます。
クリス:中田ヤスタカさんを知らない人はいないですね。Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅの曲をはじめ、自身のユニットCAPSULE、さらに椎名林檎さんとのコラボ曲なども手がけていらっしゃいます。映画 「スタートレック イントゥダークネス」挿入曲も制作されたんですか?
中田:クラブのシーンで使われる曲を制作しました。
クリス:その他にもカイリー・ミノーグへのリミックス提供などもされたりと大人気です。お忙しい中、10月にCAPSULEの新作『CAPS LOCK』をリリース。こちら聞いてみたんですが、前作よりもインナーな世界なのかなと感じます。
中田:今までは盛り上がるような曲が多かったんですが、今回は家でじっくり聞きやすい曲になっているかなと思います。
クリス:自身が手がけていらっしゃるPerfumeとかきゃりーぱみゅぱみゅと比べても温度差を凄い感じます。
中田:これまでCAPSULEのアルバムでもメインに持ってこなかったものです。ステージ上で盛り上がるものは別の場所でやっているので、今回はいいスピーカー欲しくなるような曲をやろうかと(笑)。時間をかけるとだんだん聞こえ方が変わってくるアルバムになればいいかなと思っています。

クリス:他アーティストとCAPSULEとで楽曲作りに違いはありますか?
中田:CAPSULEはアマチュアの時からやっているので、今でも感覚的にはプロじゃなくて、頼まれずに好きな事をやっています。制作する上でバランスは大事で、プロデュースやサントラとか作っていなかったら色んな要素をCAPSULE一つでやっていたと思うんですが、今は作品を世に出していく形が様々あるので、凄く楽しいですしバランスよく制作出来ています。
クリス:Perfumeときゃりーぱみゅぱみゅの制作の違いはありますか?
中田:きゃりーの場合、本人の口から出てくる言葉をたくさん採用しています。最初は、一つの楽曲の中でそれしか言ってないと思われても良いぐらいのコンセプトで曲を作っていました。最近は少し変わって、サビではあるフレーズしか言ってないけど、通して聞くとストーリー性があるという曲が多いです。きゃりーはライブの演出がミュージカルのようだったりするので、それを意識して、舞台や衣装の世界観を広げやすい音をいっぱい使っています。

クリス:『CAPS LOCK』の2曲目に収録された「CONTROL」のボーカルはだいぶエフェクトがかかっていますね。
中田:この曲は部品を録りまくって組み合わせた曲です。これからずっとこういうことやっていく訳ではないんですが、やってみたかったことの一つでした。未だに曲を作るのは工作みたいな感じなんです。音楽制作は、工作や美術の時間の延長で作っているので、その感覚がこの曲では凄く出ています。
クリス:CAPSULEはこしじまとしこさんとのユニットですが、始めたきっかけは?
中田:もともと音楽が好きという前に機械が好きだったんです。録音するのも好きで、ピアノを弾けたので家にあったカセットデッキで録音したり、外の音を録ったりということをいっぱいやっていました。そういう事をやっている内に宅録が楽しくなっていきました。それから本格的に曲を作るようになったんですが、世の中にどういう曲があるのか知らないまま作っていて、高校まではライブもやったことがありませんでした。でもプロ目指そうと思った時にボーカル入ってないとプロになれなくない?と気づいて(笑)。ライブハウスに出入りするようになった時、歌は好きだけど曲作りに興味なかったこしじまと出会い、良い組み合わせだなと思って活動が始まりました。
クリス:元々ピアノを習っていたんですよね?
中田:でもピアノのレッスンは大っ嫌いでした。
クリス:(笑)でも今振り返ると良かったなと思いますか?
中田:そうですね。ピアノがなかったら始まってなかったと思います。演奏技術に関しては小学生の頃から上達していないと思います。プレイヤーではなく曲を作るための演奏をしている感じです。

クリス:人の音楽はあまり聞かないタイプですか?
中田:聞いていていいな、と思ったら途中で聞くのをやめて自分で曲作りたくなっちゃうんです。音楽の楽しみは聞く事よりも作る事の方が大きいです。

クリス:DJをされる時はどんな曲をかけますか?
中田:会場が生き物なので、お客さんに聞かせたいと思ってかける曲もあれば、盛り上がりに誘導されて選ぶ曲もあるので、イベント毎に選曲は変わってきます。

番組恒例★ピンポンボックス

◎ジャンルを問わず気になってる人は?
中田:何気にしてたっけ(笑)?
クリス:最後に検索したものとか。
中田:でっかいテレビを検索しました。65インチのテレビをこの前買ったんですが、そういうのを電気屋で探している時間が好きなんです。機材探しているのと同じ感覚です。
クリス:機材と家電は同じ感覚ですか?
中田:そうですね。画面とスピーカーとスイッチが付いているものは全部好きです(笑)。

◎最近むかついたことは?
中田:むかつかないな〜。あんまり怒らないんです。一人で仕事していることが多すぎて、腹立つことが少ないのかもしれない(笑)。

◎この世で一番苦手なものは?
中田:キュウリ。生で食べた時のキュウリ汁がダメです。でも、柴漬け凄い好きなんですけど、原材料キュウリだって知った時ショック受けました。付き合ってた彼女が昔凄いやんちゃしてたみたいな(笑)。

中田ヤスタカの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!



Photo Gallery