Guest : KREVA
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ソロ10周年YEARに突入したKREVAの登場!
クリス:最近は、舞台「最高はひとつじゃない2014」の千秋楽を迎えたそうですね。 KREVA:この舞台は、僕の歌を使い、それを元にうちの社長と演出の町田さんが書いてくれた劇です。声優や俳優、ミュージカル専門にやっている役者さんが出演し、みんなラップをやります。僕の書いた歌詞通りのストーリーではなく、歌詞に沿ったストーリーが展開されていく形です。見方によれば、全篇話の繋がったMVのようなものだと思います。 クリス:会話が全てラップなの? KREVA:セリフの部分もあります。 クリス:音楽監修としても携わってどうでした? KREVA:最初、ラップが全く出来ない演者もいたんです。歌が上手に歌えるから、「この音はどの音ですか」と一音一音聞いてきてくれたり。ラップはそういうものじゃないよと一つ一つ教えていくと形になる過程はやりがいがありました。でも、一番面白かったのは、「音程はなくてもいいから普段言っているセリフの口調でリズム感だけ保ってみて」とアドバイスしたら、独自のラップになっていったことですね。 クリス:結構みなさん早くものにしていきました? KREVA:出演者の増田有華さんは、自分から歌とセリフとラップが混じったものを作り出していました。それぞれ差はありましたが、出来ない子でも自分の好きな歌を見つけたことをきっかけに上手くなっていきました。 クリス:バリバリ指導するというよりは本人の力を引き出すという感じですか? KREVA:全くその通りです。自分が教えて、何となくKREVAに近づこうとしているのをファンの方が見た時に、それは違和感でしかないかなと思いました。なので、本人の味を出したかったです。最終的にみんないい仲間になれてとても良かったし、またやりたいです。
クリス:2月5日にリリースされた、ソロデビュー10周年のアニバーサリーイヤーの幕開けとなるニューシングルのタイトルが「トランキライザー」!ヒーローものみたいですね。(笑)意味は精神安定剤。なんでこのタイトルにしたんですか? KREVA:タイトルなしで曲が完成しました。一番言いたかったことは何かなと考えた時に、「君がいてくれる それが安定剤」という歌詞があったので、これに決めました。 クリス:トラック自体は去年の9月、「908FESTIVAL」の直後に完成していたんですか? KREVA:フェスの後からスタジオ入ってトラックばんばん作っていく中で出来ました。ライブで色んな人と交わった後に、自分一人だったら何が出来るかなという部分をスタジオで出してみたかったという感じです。
クリス:湧いて出てきたネガティブな言葉もあえて生かして曲作りを進めていったって聞いたけど? KREVA:トラック、メロディー、言葉の順で出来た珍しいタイプの曲でした。サビの一行目「誰も理解できないかも」という言葉からインスピレーションを受けて最初書いていた曲は“世の中が悪い”という定義に落ち着いてしまいそうな悲観的な感じだったんです。その言葉を生かしたままプラスに転換させるにはどうしたらいいかと考えて、歌詞を練りました。
クリス:ソロと、キック・ザ・カンクルー時代と比べるとどうですか? KREVA:リリックは相当変わりました。ヒップホップは言葉遊びのゲームという気持ちがあったので、3人の中でもその競い合いが強かったんです。でも、ソロになると自分が考えていることを出そうという気持ちが強くなりました。個人的には、結婚したり子どもが出来たりという大きな変化がありましたが、変わらないのはとにかく曲作っていることがずっと楽しい。曲作り始めてから15~6年経ってはいますが、やりたい事をどういう風に表現出来るかが分かって来たのでそれが楽しくてしょうがないです。
番組恒例★ピンポンボックス
◎初対面の異性で目がいくところは? KREVA:気がきくかどうかを見ちゃいます。自己中心的なのはイヤですね。
◎今狙っているものは? KREVA:新しいMacBook Pro。 クリス:前回はオーディオインターフェイスのApogee ONEって言ってたよね? KREVA:そうだ(笑)!誰も買ってくれなかったですよ!
◎最近オススメの本は? KREVA:「心配事の9割は起こらない」という禅の本が超絶良かったです。世の中に自己啓発本のまとめは禅にあるんだなということを気づかせてくれました。
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