Guest : パスピエ
★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。
話題のバンド、パスピエがメンバー揃って初登場! 大胡田なつき さん(Vo./Gt.)成田ハネダ さん(Key./Vo.)三澤勝洸さん(Gt.) 露崎義邦さん(Ba)やおたくや さん(Dr.)にお越し頂きました!
クリス:ゴールデンウィークに開催された「TOKYO M.A.P.S」でトップバッターでの演奏でしたが、どうでしたか? 成田:すごい寒くて、お客さんとかもいるのかなと不安になったんですけど、皆さん暖かく迎えてくれて、しかも沢山集まってくれたので、とてもやりやすい状態でライブができましたね。
クリス:成田ハネダさんは、東京藝術大学でクラシック音楽を学んでいたんですよね?どんな風にバンドを結成したんですか? 成田:僕が大学1年の時に友達に誘われて、ロックフェスを観に行って、その時に自分でバンドをやりたいと。それまでクラシックピアノを学んでいてピアニストを目指していたんですけど、もうそこがきっかけでバンドやりたいってなって。そこからメンバーを誘って、まず最初に大胡田から誘って。 クリス:どこで知り合ったんですか? 成田:それは、パスピエの前に始めて組んだバンドがあって、その時に大胡田が別のバンドで活動していて、知り合ったんです。同じく他のメンバーもそれぞれ別の活動をしていて、ライブハウスとか知人の紹介で、みんなバラバラに繋がっていったという感じです。
クリス:このパスピエという名前はドビュッシーからきているとか?成田さんが好きなんですか? 成田:そうですね、好きですし、ドビュッシーと誕生日が同じなんですよ。8月22日なんですけど、勝手にそういう所でシンパシーを感じていまして、これはドビュッシーにあやかってということで。
クリス:ところで、顔出しはNGなんですか?なんで? 成田:顔を出したくないという所でスタートした訳ではなくて、大胡田がイラストを描くんですね、そういう流れで、アーティスト写真を全部イラストでやってみようということから始まって、顔が出しづらくなっていったという所はありますね。 クリス:このイラストすごいうまいなーと思って見ていたんですけど、これは何か勉強されたんですか? 大胡田:学校に通ったとかではないんですけど、好きで絵は描いていました。なのでほとんど独学ですね。教わったといっても親に教わったくらいで。父も母も絵を描くのが好きで、今でも父は描いているらしいですけど。 クリス:これはペンで描いてるの? 大胡田:これは全部パソコンで描いています。
クリス:今回リリースしたアルバム『幕の内ISM』、この名前の意味は?幕の内みたいに色んな物が入っているということ? 成田:そこも遠からず近からずという感じで。今回も過去のアルバムも曲が出そろってからタイトルを大胡田が考えるんですけど。今回のアルバムは、本当にバリエーション豊かな曲が揃ったなと思う作品で、そこからインスピレーションが浮かんでくることもあったのかなとは思いますね。あと、アルバムは12曲入りなんですけど、実は出来てる曲は、12曲どころじゃなくて20〜30曲毎年作っていて、今回はその中から選ばれた12曲です。
クリス:「トーキョーシティ・アンダーグラウンド」は名刺代わりの一曲? 成田:今回アルバムで表現したかったことが一番凝縮されている曲かなとは思っていて、ヴォーカルだけではなくて、それぞれの楽器の個性というのもちゃんと出せた曲かなとは思いますね。 クリス:この曲は、映画『APPLESEED ALPHA』の挿入歌にもなっているそうで、英語バージョンもあるそうですね。
クリス:パスピエの音楽性は色んな要素が入っていると思うのですが、メンバーみんな音楽のテイストはバラバラ?成田さんは誰が好きなんですか? 成田:僕は、矢野顕子さんの名前をよく挙げさせてもらっているんですけど、主にNew Waveのものとか、New OrderとかXTC、Talking Headsとか。クラシックとロックを繋いでくれたのが、これだったんですよね。 クリス:大胡田さんの声って矢野さんの声の成分がちょっと入っていますよね。 成田:僕もそれは感じるところがあって、そのシンパシーを感じるところはあったかなと、今思うとあるかもしれないです。 クリス:大胡田さんは誰が好きなんですか? 大胡田:私は、小川美潮さんという方です。小川さんの世界観が好きで、「おかしな午後」という曲があるんですけど、この曲は今でも一番好きな曲ですね。 クリス:で、三澤さんは、メタル全般とPat Methenyなんですか? 三澤:間違ってはいないですけど。僕はもともとメタルが大好きで、とにかく早弾きが好きだったんですよ。そういうテクニック的なものの流れでPat Methenyだったんです。自分のギタープレイの大本がそこなんですよね。 クリス:露崎さんは、三澤さんと同じ学校だったそうですね。ベーシストだけあってブラック・ミュージックやフュージョンが好きだそうで。 露崎:そうですね、単純に踊れる要素のあるものというのが昔から好きで、パスピエの中でも踊れる部分というのを、僕のベースで出していけたらいいなと。 クリス:一番好きなベーシストは? 露崎:Richard Bonaです。 クリス:やおさんは、どんな音楽が? やお:僕は、J-ROCKから始まりましたね、サザンオールスターズとか、BUMP OF CHICKEN、ASIAN KUNG-FU GENERATIONとかを中学の時に聴いてドラムを始めたというがスタートで。 クリス:ドラムは誰がお手本ですか? やお:師匠がいまして、東京事変の畑利樹さんが。実際に習っているというか、後ろでひたすら観ているという感じなんですけど。
番組恒例★ピンポンボックス
◎必ず守る自分だけのルール・鉄則は? やお:お風呂に入った時は、必ず頭から洗う。 クリス:それ普通じゃない? やお:あとお風呂で歯を磨く。
◎今一番気になる人は誰? 露崎:安田大サーカスの団長さんが気になります。 クリス:なんで団長なの? 露崎:僕、趣味で自転車とか乗ったりするんですけど、そういう大会に出たりしていて。団長は芸人というフィールドがあってそこはブレずに、色々挑戦しているので、すごいなと。
◎音楽意外に、自慢できる特技は? 三澤:僕、料理は結構得意です。 クリス:どんなもの作るんですか? 三澤:最近はドリアとかを作ります。ホワイトソースを最初から作ると美味しいんですよ。
◎タイムマシーンがあったら行ってみたい場所・時代は? 成田:5歳の時の自分に逢いに行きたいです。 クリス:それはなんで? 成田:5歳の時にピアノを始めたんですけど、もしその時ピアノを始めていなければ音楽をやっていなかったと思うんです。だからそれをあえて制止して、やらせなかったら違った未来になってるのかなと。
◎最初に観たライブ・コンサートは? 大胡田:東京に出てきて、ブルーノートでミッシェル・カミロのトリオを観ました。 クリス:渋いですね!どういう経緯で? 大胡田:ドラムをやっている友人がそのダフニス・プリエトのドラムを観たいと誘われて。それで、その日にすごく好きになって2日連続で観に行きました。2日目は一人で。
パスピエの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!
|