2014年06月29日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : パスピエ


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話題のバンド、パスピエがメンバー揃って初登場!
大胡田なつき さん(Vo./Gt.)成田ハネダ さん(Key./Vo.)三澤勝洸さん(Gt.)
露崎義邦さん(Ba)やおたくや さん(Dr.)にお越し頂きました!

クリス:ゴールデンウィークに開催された「TOKYO M.A.P.S」でトップバッターでの演奏でしたが、どうでしたか?
成田:すごい寒くて、お客さんとかもいるのかなと不安になったんですけど、皆さん暖かく迎えてくれて、しかも沢山集まってくれたので、とてもやりやすい状態でライブができましたね。

クリス:成田ハネダさんは、東京藝術大学でクラシック音楽を学んでいたんですよね?どんな風にバンドを結成したんですか?
成田:僕が大学1年の時に友達に誘われて、ロックフェスを観に行って、その時に自分でバンドをやりたいと。それまでクラシックピアノを学んでいてピアニストを目指していたんですけど、もうそこがきっかけでバンドやりたいってなって。そこからメンバーを誘って、まず最初に大胡田から誘って。
クリス:どこで知り合ったんですか?
成田:それは、パスピエの前に始めて組んだバンドがあって、その時に大胡田が別のバンドで活動していて、知り合ったんです。同じく他のメンバーもそれぞれ別の活動をしていて、ライブハウスとか知人の紹介で、みんなバラバラに繋がっていったという感じです。

クリス:このパスピエという名前はドビュッシーからきているとか?成田さんが好きなんですか?
成田:そうですね、好きですし、ドビュッシーと誕生日が同じなんですよ。8月22日なんですけど、勝手にそういう所でシンパシーを感じていまして、これはドビュッシーにあやかってということで。

クリス:ところで、顔出しはNGなんですか?なんで?
成田:顔を出したくないという所でスタートした訳ではなくて、大胡田がイラストを描くんですね、そういう流れで、アーティスト写真を全部イラストでやってみようということから始まって、顔が出しづらくなっていったという所はありますね。
クリス:このイラストすごいうまいなーと思って見ていたんですけど、これは何か勉強されたんですか?
大胡田:学校に通ったとかではないんですけど、好きで絵は描いていました。なのでほとんど独学ですね。教わったといっても親に教わったくらいで。父も母も絵を描くのが好きで、今でも父は描いているらしいですけど。
クリス:これはペンで描いてるの?
大胡田:これは全部パソコンで描いています。

クリス:今回リリースしたアルバム『幕の内ISM』、この名前の意味は?幕の内みたいに色んな物が入っているということ?
成田:そこも遠からず近からずという感じで。今回も過去のアルバムも曲が出そろってからタイトルを大胡田が考えるんですけど。今回のアルバムは、本当にバリエーション豊かな曲が揃ったなと思う作品で、そこからインスピレーションが浮かんでくることもあったのかなとは思いますね。あと、アルバムは12曲入りなんですけど、実は出来てる曲は、12曲どころじゃなくて20〜30曲毎年作っていて、今回はその中から選ばれた12曲です。

クリス:「トーキョーシティ・アンダーグラウンド」は名刺代わりの一曲?
成田:今回アルバムで表現したかったことが一番凝縮されている曲かなとは思っていて、ヴォーカルだけではなくて、それぞれの楽器の個性というのもちゃんと出せた曲かなとは思いますね。
クリス:この曲は、映画『APPLESEED ALPHA』の挿入歌にもなっているそうで、英語バージョンもあるそうですね。

クリス:パスピエの音楽性は色んな要素が入っていると思うのですが、メンバーみんな音楽のテイストはバラバラ?成田さんは誰が好きなんですか?
成田:僕は、矢野顕子さんの名前をよく挙げさせてもらっているんですけど、主にNew Waveのものとか、New OrderとかXTC、Talking Headsとか。クラシックとロックを繋いでくれたのが、これだったんですよね。
クリス:大胡田さんの声って矢野さんの声の成分がちょっと入っていますよね。
成田:僕もそれは感じるところがあって、そのシンパシーを感じるところはあったかなと、今思うとあるかもしれないです。
クリス:大胡田さんは誰が好きなんですか?
大胡田:私は、小川美潮さんという方です。小川さんの世界観が好きで、「おかしな午後」という曲があるんですけど、この曲は今でも一番好きな曲ですね。
クリス:で、三澤さんは、メタル全般とPat Methenyなんですか?
三澤:間違ってはいないですけど。僕はもともとメタルが大好きで、とにかく早弾きが好きだったんですよ。そういうテクニック的なものの流れでPat Methenyだったんです。自分のギタープレイの大本がそこなんですよね。
クリス:露崎さんは、三澤さんと同じ学校だったそうですね。ベーシストだけあってブラック・ミュージックやフュージョンが好きだそうで。
露崎:そうですね、単純に踊れる要素のあるものというのが昔から好きで、パスピエの中でも踊れる部分というのを、僕のベースで出していけたらいいなと。
クリス:一番好きなベーシストは?
露崎:Richard Bonaです。
クリス:やおさんは、どんな音楽が?
やお:僕は、J-ROCKから始まりましたね、サザンオールスターズとか、BUMP OF CHICKEN、ASIAN KUNG-FU GENERATIONとかを中学の時に聴いてドラムを始めたというがスタートで。
クリス:ドラムは誰がお手本ですか?
やお:師匠がいまして、東京事変の畑利樹さんが。実際に習っているというか、後ろでひたすら観ているという感じなんですけど。

番組恒例★ピンポンボックス

◎必ず守る自分だけのルール・鉄則は?
やお:お風呂に入った時は、必ず頭から洗う。
クリス:それ普通じゃない?
やお:あとお風呂で歯を磨く。

◎今一番気になる人は誰?
露崎:安田大サーカスの団長さんが気になります。
クリス:なんで団長なの?
露崎:僕、趣味で自転車とか乗ったりするんですけど、そういう大会に出たりしていて。団長は芸人というフィールドがあってそこはブレずに、色々挑戦しているので、すごいなと。

◎音楽意外に、自慢できる特技は?
三澤:僕、料理は結構得意です。
クリス:どんなもの作るんですか?
三澤:最近はドリアとかを作ります。ホワイトソースを最初から作ると美味しいんですよ。

◎タイムマシーンがあったら行ってみたい場所・時代は?
成田:5歳の時の自分に逢いに行きたいです。
クリス:それはなんで?
成田:5歳の時にピアノを始めたんですけど、もしその時ピアノを始めていなければ音楽をやっていなかったと思うんです。だからそれをあえて制止して、やらせなかったら違った未来になってるのかなと。

◎最初に観たライブ・コンサートは?
大胡田:東京に出てきて、ブルーノートでミッシェル・カミロのトリオを観ました。
クリス:渋いですね!どういう経緯で?
大胡田:ドラムをやっている友人がそのダフニス・プリエトのドラムを観たいと誘われて。それで、その日にすごく好きになって2日連続で観に行きました。2日目は一人で。

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Guest : Charisma.com


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ごきげんよう!先日1stフルアルバムをリリースした
現役OL エレクトロヒップホップユニット、Charisma.comが登場!

クリス:お二人ともまだ現役のOLさん!どうですか二足の草鞋は?
いつか:なかなか時間がなくなってまいりました。
クリス:大変ですか?
いつか:そうですね、体力の回復がだいぶ遅くなってきています。
クリス:基本的に、夜か週末だけですもんね。遠征とか出来ないでしょ?
いつか:そうですね。ただ今年はちょっとあったりします。有給を頂いて。
クリス:どちらに行かれるんですか?
いつか:大阪と名古屋。あと熊本と福岡も。

クリス:以前、チボ・マットの本田ゆかさんが、お二人の事を非常に評価されていました。そうすると、チボ・マットはNYがベースですから、「来れば?」なんて事にもなるかも。そうなったら有給で行ける?
いつか:もう有給はないので、そうするとクビですね!
クリス:クビですか!契約社員とかに変わるとかはなしですか?
いつか:ちょっと要相談ですね。

クリス:先日はチボ・マットの来日公演も参加して、盛り上がったらしいですね。
いつか:まあもともと盛り上がっていて、そこに飛び入り参加して。
クリス:そういう時は、盛り上がりに乗っかっちゃう感じですか?
いつか:テンション的にはそのつもりでいったんですけど、お客さんの熱気に包まれて、押し返せなかった感じがあります。

クリス:チボ・マット監修コンピレーションアルバム『Women in Music selected by Cibo Matto』に参加したそうですが、これはどんなコンピ盤?
いつか:チボ・マットのお二人が最近気になっているアーティストをセレクトした2枚組になっているんですけど、そこに私たちの曲「GEORGE」も入れてもらって。

クリス:チボ・マットのお二人とは仲いいんですか?
いつか:そうですね、そこに出させて頂いてからメールとかするようになって、「いつかちゃん、遊んだ方がいいよ!」ってメールが着ました。
クリス:気楽にというという意味ですかね。真面目なタイプなんですか?
いつか:いや、結構一生懸命やっちゃうタイプです。自分で言うのもなんですが。
クリス:ゴンチさんんは何かアドバイスもらいました?
ゴンチ:楽しくやっていこう!と言ってくれました、私緊張するので。ライブでもいっつも緊張してるんです。
いつか:ネタでしょ(笑)?
クリス:え!ネタなんですか?
ゴンチ:ネタじゃないですよ(笑)。

クリス:先日6月4日にリリースした、ファーストフルアルバム『DIStopping』。これは、“DIS”を“STOP“?造語? 
いつか、“DIS”をストップするか、“DIS”をトッピングするかという逆の意味を。
クリス:“DIS”をトッピングするというのは、もっと“DIS”をのせるという事?
いつか:そうです。
クリス:どういう理由でこれが出来上がったんですか?
いつか:今回のアルバムは、私の中にも迷いが出ていて、1枚目は完全に毒づいたアルバムになっていたんですけど。今回は、このまま毒づいていてもいいものかという、考えが浮かんで。それを“DIS”をストップするか、“DIS”をトッピングするかというタイトルにしたんです。
クリス:結論が出ない場合は、その悶々としている状態を表す、というのが、正直で好きです。別のテーマとしては、”社会VS自分”という?
いつか:私が考える事、対、会社での生活。
クリス:今、会社って言葉が出てきましたね。でもリアルですよね!本当に狭間にいる感じが出ていますね。

クリス:この「イイナヅケブルー」は”マリッジブルー”に近いものがある?
いつか:そうですね。これは、自分で選んだ会社を、許嫁に見立てているんです。自分で選んだのに、なんか悶々としてくるという。
クリス:ゴンチさんはこの曲どんな感じですか?
ゴンチ:この曲に、「なんもしないつっ立って見てるだけ 威張るマジでクズ」という歌詞があるんですけど。それを聴いた時に、いっちゃんまた毒を言っているなと思ったんですけど、共感してくれる方もいるんじゃないかなと。

クリス:普段はどういう時に曲を作っているんですか?
いつか:私は、普段から歌詞を書き溜めているので、曲を作ろうとなった時にそれを引き出してくるんですけど。
クリス:今回のアルバムで制作面で変わった部分はあった?
いつか:今回は、ゴンチがよく歌いました。
ゴンチ:そうですね、コーラスなんですけど。それは、前作とは違うところですね、私に関しては。
クリス:ライブやってどんどん楽しくなってきます?
ゴンチ:そうですね、自分が歌うところがあるので、緊張はするんですけど(笑)。

番組恒例★ピンポンボックス

◎思わず言ってしまう口癖は?
ゴンチ:私は口癖がなくて。言葉を発する前に、ニヤついてしまう。
クリス:ニヤついてしまう!どんな風にニヤついてしまうんですか?
ゴンチ:「ひひっ」て。そうすると、「何笑ってんの」って突っ込まれるんです。
いつか:学生の頃からそうでした。先生に怒られてもニヤニヤしてる。
クリス:二人が知り合ったのはいつなんですか?
いつか:中学です。中高校一緒です。

◎東京でお気に入りの街はどこ?
いつか:私は人形町が好きですね。
クリス:なぜ人形町?
いつか:あのお昼に、ランチのお店がいっぱいあって。
クリス:他に、人形町の魅力って?
いつか:人形焼き。よく手土産で頂くんですよ。

◎自分の性格で直したい所は?
ゴンチ:緊張す…するところ。
いつか:え!今も。
ゴンチ:こんな感じになっちゃうので。
クリス:でも場慣れしないというのは、いいことじゃない?
いつか:手が震える時があるらしくて。そしたらDJできないじゃないですか(笑)。
クリス:その震えをDJの技として使っちゃえばいいじゃん!
二人:そうしましょう!

◎今、一番気になっている人は?
いつか:男の子のラップユニットの電波ガールさんが気になっています。
クリス:どこが好きなんですか?
いつか:3人組なんですけど、ラップがすごいかっこいいです。
クリス:どういうところが?
いつか:歌詞の内容もそうなんですけど。私は曲を書く時に、ラップミュージックを聴くと書きたい!ってかき立てられるので。今、電波ガールさんの曲を聴くとそれが強いですね。

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