Guest : クリープハイプ
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クリープハイプ、1年2ヶ月ぶりのご登場! Vo&Gt. 尾崎世界観さんと、Ba. 長谷川カオナシさんにお越し頂きました!
クリス:前回の出演から約1年。この4月には日本武道館公演2DAYSをやって、5月にレコード会社移籍もあり。 尾崎:はい、色々ありました。 クリス:でもデビュー3年目だけど、バンド結成してもう長いんだよね? 尾崎:そうですね、もう13年以上やっています。 クリス:だからクリープハイプっていうと最近注目という感じはあるけど、皆さんからしてみるとやっとこさっとこって感じでしょ? 尾崎:そうですね、最近出てきたって感じで見られてますけど。 クリス:今のメンバーになったのは何年前なんですか? 尾崎:5年前ですね。 クリス:その時は、もう長谷川さんも? 長谷川:そうですね、2009年に。 クリス:5年前に、眉毛も半分落としたって感じ? 長谷川:それは2年くらい前ですね。 クリス:なんで眉毛は半分にしてるんですか? 長谷川:これすると、自分の目が調子よく見えるかなって。 クリス:なるほど、確かにパッチリしているように見えますね。 長谷川:はい、その効果は得られます。
クリス:ここにきて、自分たちは、たくましくなった気はしていますか? 尾崎:そうですね。色々経験したし。武道館もすごい大きかったですね。やっとやりたい事をやれているように感じますね。去年の今頃とかは、もう時間がなくてとりあえずやっているって感じだったんですけど。今はやっと手応えがあるというか。 クリス:じゃあ、去年とかは余裕なかったみたいな? 尾崎:なかったですね。目の前にあるものをやることで精一杯で大変でしたね。 クリス:バンド家業も大変ですよね。でもバンドって人生の縮図ですよね。
クリス:そして、前作からわずか2か月で、ニューシングル「エロ/二十九、三十」が完成しました。「エロ」の方はもうTOKIOにもチャートインしていますが。「二十九、三十」、これはどんな意味でタイトルをつけたんですか? 尾崎:これは僕が今年30歳になるんですけど、ちょうど29歳から30歳という間で、もともと「十九、二十」という好きな小説があって、それと掛けてつけました。 クリス:そして「エロ」は「ラブホテル」に次ぐ直球ですけど。やっぱりエロい感じがクリープハイプの持ち味なんですかね? 尾崎:なんか、そうなってますね。 クリス:それは嬉しい事ですか? 尾崎:嬉しくはないですけど。しょうがないですよね、作ってるからそういう歌を。 クリス:この「エロ」というタイトルはNGにならないように直前までレコード会社に言わなかったの? 尾崎:言わなかったですね。言った時も2つタイトルを出して、「どっちでもいんですけどね」という言い方をして、本当はもう決めていたんですけど。それで様子を伺って、試しましたね、どう出てくるのかを。 クリス:なるほど。どう出てきたんですか? 尾崎:「エロでいこうよ」と。 クリス:ちなみにもう一つのボツ案は? 尾崎:もう一個は、なんでもないサビの「だって」というタイトルにして。絶対そんなタイトルにするつもりなかったんですけど。
クリス:タイトルは直球なんだけど、歌詞は変化球で含みがあるよね。 尾崎:そうですね。それだけで最後までいこうというテーマでしたね。最初は歌詞を書き終わっていいなと思ったんですけど、これでも気づいてもらえない可能性もあるなと思って、タイトルで示すしかないなと思いましたね。 クリス:歌詞の色んな細かいところに含んでますよね。これは皆さん吟味して楽しんで聴いてもらいたいですね。 尾崎:はい、聴いてもらいたいです。
クリス:そして「二十九、三十」は、同世代に向けての曲? 尾崎:そうですね、今まであんまりなかったんですけど。やってみました。 クリス:クリス:これは真面目な歌だよね。 尾崎:はい、真面目に。
クリス:あとシングルの通常盤に収録されている「ベランダの外」は、カオナシさんの作詞・作曲ということですが、これは結構やっているの? 長谷川:半年に1度アルバムに1曲みたいな感じで。 クリス:どのように出来た曲なんですか? 長谷川:レコーディングでドラムだけ残っている状態があって、8ビートを何小節か叩いて下さいと頼んで、それを持ち帰って、レコーディングスタジオで、ヴァイオリンとピアノとギターを順番に録って、一つづつ組み立てていって。 クリス:それは、誰が演奏されたんですか? 長谷川:これは大体 僕がやっていて。 クリス:へぇ〜、ヴァイオリンもやるの? 長谷川:やりますね。それで欲しい楽器だけメンバーに弾いてもらって、クリープらしさを出してもらいました。 クリス:なるほど、カオナシさんは、マルチインストゥルメンタリストなんだ? 長谷川:あの、そういうと聞こえはいいですけど、友達には”器用貧乏だねっ”て言われてます。 クリス:どうですか、尾崎さん? 長谷川:色んな事出来るから、いいと思いますけどね。僕はギターちょっと弾けるだけなんで。 クリス:もともとはヴァイオリンだったんですか? 長谷川:最初に触ったのはそうでした。 クリス:尾崎さんから見て「ベランダの外」はどうですか? 尾崎:僕が作らないような曲なので、なんか助かりますね。でも歌詞とかは似てきているなと思います。 長谷川:影響は受けていると思います。 クリス:そりゃ、仲間だもんね、気づかない所で似てくるよね。
番組恒例★ピンポンボックス
◎最近、ムカついたことは? 尾崎:昨日、野球を観に行ったんですけど、負けました。 クリス:結構、野球は好きなんですか? 尾崎:好きですね。 クリス:自分でもやっていたんですか? 尾崎:やってなかったですね、観るのが昔から好きで。
◎ジャンルレスで一番気に入っている人物は? 長谷川:以前TVを観た時に、バナナマンの日村さんが”松見坂さん”という強烈なキャラクターを演じられていて。 クリス:どんなキャラクターだったんですか? 長谷川:ふんどしの格好をして、踊ったりするような”照れない”をテーマにしたキャラクターだったんですけど。カッコイイなって思いました。 クリス:カオナシさんは、照れ屋さんですか? 長谷川:そうですね。なのでちょっと師匠と思っていますね。
◎音楽以外に、自慢できる特技は? 尾崎:ないですね…。なんかありますか僕の特技? 長谷川:食べる順番? 尾崎:ああ、チョコレートを食べてからご飯を食べるという変な癖があって。甘いもの食べた後にしょっぱいものを食べたくなるんで、レコーディングとかでご飯食べる時も、差し入れのお菓子とかを食べてから弁当を食べたりしますね。
◎他人には理解できない些細な悩みは? 長谷川:階段を下りるのがすごい速いんですよ。 クリス:それはなぜですか? 長谷川:足が一つの段を降りたら、その勢いを殺さずにその次ぎの段に降ろしたいんですけど。そうすると絶対に前の人に突っかかっちゃうんですね。自分のペースで歩きたいじゃないですか、それにすごい悩んでいてます。
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