Guest : MIYAVI
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これまでに、4度のワールドツアーを決行! 世界を舞台に活躍するサムライギタリストのMIYAVI、1年3ヶ月ぶりの登場!
クリス:そう、今年はフジロック初参戦ね! MIYAVI:いやいや本当にいい環境でやらせてもらって。 クリス:やっぱり野外は気持ちいいよね? MIYAVI:そうですね、本当に日本を代表するフェスに、やっとこうやってアーティストとして出れて、本当に嬉しかったです。 クリス:でももう昔から世界の色んなフェスを渡り歩いているけど、今年はモントルー・ジャズ・フェスティバルという由緒あるフェスに出ましたが、どうでした? MIYAVI:日本のアーティストもたくさん来ていて、布袋さんとか、上原ひろみちゃんとか。それこそ格式あるフェスティバルで街全体が音楽を楽しみながらやっている感じを体感できたのもすごいよかったし。自分のステージも、やることはいつもと一緒でジャズでもなんでもないんですけど、やっぱりその会場の空気とか雰囲気からその歴史をすごく感じましたね。 クリス:モントルーって色んな会場があるの? MIYAVI:一箇所にまとまってるんだけど、沢山ヴェニューがあって、デカいアリーナみたいなところもあれば、俺が行っていたところは「Rock Cave」っていうロックのアーティストがやる場所なんだけど、まあライブハウスに近いような。あとはちょっと広場的なところがあったりとか。 クリス:サウス・バイ・サウスウエストみないな感じ? MIYAVI:そんな感じかな。 クリス:サウス・バイ・サウスウエストというと、一つの街に大きい会場があったりライブハウスがあったり、そこで何日間かかけてやるけど、そんな感じ? MIYAVI:まあ、もっとシュッとしてるけど、お祭りって感じ。音楽興味ない人もその期間は、遊びに来て楽しむみたいな。 クリス:でもそのジャンルレスになるっていうのも21世紀系だよね?JAZZもあればROCKもあるし、ジャンルだけで決めないっていうのはすごい面白いよね。
クリス:そして今、ロサンゼルスを拠点に活動をしていますが、どうですか? MIYAVI:いや、まあいいですよ、気候もいいし。ただ自分は東京にも拠点もあるので変わらずなんですけど。プロデューサーとか映画のこともそうだけど、向こうでの活動も増えてくるので。あとはキッズが学校行ったりとか。 クリス:そうだ、映画もね。アンジェリーナ・ジョリー監督の映画だよね。これもすごい抜擢じゃん! MIYAVI:まさかね、8年前、英語も喋れなかった自分が、こうやってハリウッドの映画に出るなんて思ってもなかったんですけど。まあこれもひとつの自分の役目なのかなと思って、やってきました。まあクリスマスに全米で公開になって、そこから順次公開になっていくとは思うんですけど。 クリス:他に映画の話は来てるの? MIYAVI:まあ、それは・・・。聞くね色々!突っ込むね! クリス:いいじゃん、いいお話なんだから!まあ、いそれは追々ね。 MIYAVI:その分音楽家としても、どんどん挑戦したいから、そういう意味で一つ向こうに拠点を作って、色んなプロデューサー達とバトって。 クリス:まあこれからもMIYAVIが狙うのは世界だろ? MIYAVI:そうっすね。日本も世界の中の一つなので、良い音楽は良い音楽として。 クリス:日本と世界を別にするんじゃなくて、世界の中に日本がある、そういう事だもんね!
クリス:NEWシングルが完成して、9月10日に「Real?」リリースされますが、これは語尾は上げなくていいのね? MIYAVI:ああ、「リアル?」。でも、なんか言いにくいんで普通に「リアル」でいいです。 クリス:今回はどんな曲ですか? MIYAVI:これもロスで制作したんですけど、Jam & Lewisとやってきました。 クリス:Jam & Lewisといえばジャネット・ジャクソンをはじめ、プリンスともやってたよね! MIYAVI:その時の逸話とかも色々聞かせてもらいましたね。 クリス:なるほど、でもどういう流れで一緒に仕事をするようになったの? MIYAVI:テリー・ルイスの方が、インターネットを通じて自分の音楽を知ってくれて、たまたま縁があってロスのライブにも来てくれて、そっからちょっとやろうぜみたいな感じで。正直、自分の中では音楽性も含めてどんなのになるんだろうってすごい不安もあったんですけど、グラミーを含めて、世界の歴史を作ってきた人達なんで、一度、胸借りてやらしてもらいたいなと思って、飛び込んできました。
クリス:Jam & Lewis、すごいコンビですが、どうでした? MIYAVI:もうグルーヴが半端なくブラックミュージックのノリだったし。何よりテリーのスタジオに、ジャネット・ジャクソンのパンティーが飾ってあったっていう。 クリス:それは彼女がスリムな時のパンティー?それともデカい時? MIYAVI:スリムな時のでしたね(笑)。”困ったら、これを使って”って書いてありました。で、ジミーのスタジオにはグラミーのトロフィーが、ずらー並んでて、蓄音機のラッパの部分を「これ取れるんだよ!」なんて言って。でも俺たちからしたらグラミーすげー!みたいな感じだけど、彼らの中では生活の一部というか、それこそリアルなものであって、その距離感というか、肌感覚をすごく感じましたね。 クリス:ビッグミュージックシーンの中に生きている、彼らは血なんだと。 MIYAVI:そうです。音楽に向き合う姿勢もそうだし。でもそんな彼らが俺の動画観てくれて、ワオ!一緒にやろうぜって言ってくれたのは、本当にすごく嬉しかったし、今回色んなことを学んだし、そこでの化学変化というか、グルーヴがとにかくよかった。テリーは特にベーシストでもあるので、厳しかったですね。英語の発音も含めてですけど。
クリス:でもMIYAVIはもともとファンクの部分があるからね。そのあたりがうまくマッチしたんだなと。 MIYAVI:そう、だからそういうところで共鳴したんだなと思うんですけど。 クリス:だからか、音の粒の作り方がいい感じがする。
クリス:そしてカップリング曲の「Set It On Fire」のプロデューサーもこれもまたすごい!リンキンパークを成功に導いた Jeff Blue !どんな人でしたか? MIYAVI:彼もすごいパッション溢れる人でしたね!彼も知り合いを通じで自分の音楽を知っていてくれて、やろうぜみたいな感じで。やっぱりアメリカでの売り方だったり、打ち出しかたも含めて、スタジオセッション入って色々やろうって言った中で出来たのがこの曲で。デカいですね、やっぱり、色々。 クリス:デカい?どういうことですか? MIYAVI:土地もデカければ空もデカいんだけど、音符がデカいというか。基本16じゃないですか?だけど大体、四分〜二分音符で、ドーンみたいな。どれだけビール片手に踊れるかみたいな。そのスケール感みたいなものは自分になかったし、これもやっぱり彼から学びましたね。 クリス:アメリカの音楽界の中でも、実際に血と肉となっている人達と絡むというのは、その組織になった感じだよね。 MIYAVI:映画もそうだし音楽もそうだけど、結構スモールワールドというか、みんな繋がってるし。今回セッションして、「このセッションよかったみたいだね」とか話しが出たりとか、そういう業界のリズムをすごい感じましたね。 クリス:音楽・映画を営む人達には最高の空間なのかもしれないね。
番組恒例★ピンポンボックス
◎ロサンゼルスのおすすめスポット教えてください。 MIYAVI:マリナ・デル・レイじゃないすか? クリス:なぜですか? MIYAVI:マリブもいいですけど、その海との距離感とか。正月には花火も上がったりするし。あと昔よくベニスとかサンタモニカとかでもストリートパフォーマンスしてたんで、発電機とか持って。
◎タイムマシーンがあったら行ってみたい場所・時代は? MIYAVI:江戸時代の江戸ですかね。 クリス:なんで江戸ですか? MIYAVI:その今も生きいて色んな人と会うじゃないですか?なんか、幕末に生きていたらこんな感じだったんじゃないかなとか、イメージするのが好きで。クリスもそういうイメージによく出てくる、江戸の町にいる伊達男的な。
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