2014年11月02日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 椎名林檎


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5年半ぶりとなるオリジナル・アルバム『日出処』が完成!
椎名林檎嬢が5ヶ月ぶりにご登場!

クリス:11月5日にリリースとなるNEWアルバム、これはなぜ「日出処」という名前を付けたんですか?
椎名:お天道様の下で堂々と闊歩するような模様というか、そんな曲が増えてきたと思ったので、アルバムを作る時もそういう13曲になるといいなという願いを込めて。
クリス:ジャケットにはあけぼのがあったりとか、「NIPPON」という曲があったりと、なんとなく「日出ずる国」もかかっている感じ?
椎名:そうですよね、たぶんそうだと思います。
クリス:その割には椎名さんはマリリンモンローみたいな容姿でアルバムジャケットを飾っていますけど。
椎名:なんでしょうかね?まあ和洋折衷みたいな、そのアルバムの内容の事をぱっと見で感じて頂く為に全部入れたかったんだと思います。
クリス:毎回アルバムジャケットには気合いが入っている感じがするんですが、どうですか?
椎名:そうなんですね、テケトーですよ、テケトー。もういい加減で不謹慎ですよ。ただ曲に合っている感じがすればいいくらいな。

クリス:アルバム制作は大変だったんじゃないですか?
椎名:すごい納期が迫ってたんですよ。それだけが大変でした。いつもよりちょっと時間がなかったんですよ。
クリス:すごい椎名節全開って感じがします。東京事変の感じもするし、デビュー当時の数枚な香りもするし、あと演奏には色々な方が参加していますが、それもなんか濃密感を与えていますね。
椎名:だと嬉しいです。

クリス:「走れゎナンバー」という曲は、レンタカー?
椎名:そうです、よくご存知で。
クリス:私もレンタカーと遭遇すると、優しく見てあげますよね。
椎名:あら、どうして?それなんでですか(笑)?
クリス:レンタカーっていうとそんなに運転慣れてないでしょ?
椎名:サンデードライバーなのかなというそういう意味の優しさですか?
クリス:今日も車に乗っていて、随分安全運転で車間をあけてるやつがいて、慣れてないんだろうなと思って横に行ったら、日本の青年が、外人の女の子を連れてて、その女の子を彼のことずっと見ていて、一生懸命運転している姿を見ましたよ。
椎名:デーティング?
クリス:デートでしたね、あれは。だから、なんとなく私は、「わナンバー」を見るとね。
椎名:それも”わナンバー”だったんですか?
クリス:わナンバーです。
椎名:いじわるー。もうクリスさん、いじわるだな。
クリス:なんでなんで?
椎名:そんな勝ち組めいた発言なさっちゃって。
クリス:え!上から目線ですか?そんなことはないですよ!
椎名:だってそうじゃん!
クリス:だって遅いんだもん。
椎名:それで横に並んで、「どんな奴が運転してんねん」って見てやろうと思ったんでしょ?
クリス:そうそう。でも微笑ましかったんですよ。それよくないですか?
椎名:いや、良いですよ、お優しい。
クリス:わナンバーを見ると絶対慣れてないんだろうなーと思って。
椎名;そうですよね、そんないじわるなクリスさんを、私も更にいじわるな目で見てますよ。
クリス:詰ってますもんね、もう慣れました私は。

クリス:NEWアルバム『日出処』ですが、書き貯めていた以前リリースしたシングル曲も含まれていますが、新たに今回アルバムで書いた曲はどのくらいですか?
椎名:半分以上は新曲なんですけど。
クリス:6曲がタイアップナンバーということですが、これは書き下ろしですか?
椎名:その当時のという感じで、その都度。 
クリス:セルフカバーや東京事変に比べてこだわりの違いは?
椎名:やっていることは全く同じなんですけどね、曲ありきなので。ただ、あの時はメンバーが固定されていて、籍が入っていただけって感じ。今は色んな人と。
クリス:そう、それがすごいですよね。曲ごとに違うのが、更に濃密感を出している印象がしましたけど。
椎名:そうですね、曲に合わせて好き放題・やり放題。
クリス:SOIL&"PIMP"SESSIONSのメンバーもいれば、Dragon AshからGOING UNDER GROUNDからまで。
椎名:そう、それちょっと遊んじゃったの。2曲目ね、ちょっと前に録ったんですけど、同い年で仲良しな感じで。
クリス:1枚のアルバムにまとめる時に気をつけるポイントとかってありましたか?
椎名:もちろん13曲で1曲みたいに聴かせたいという、すごく強い思いはありましたね。

番組恒例★ピンポンボックス

◎最近、よく見る夢は?
椎名:録っても録っても、録り終えない”職業夢”はよく見ますよ。
クリス:OKテイクがでないの?
椎名:毎日同じ事をやってない?こないだもこれ録ってなかったっけ?と思ってる夢。だから時間がすごく夢の中で経っていってるようなやつ。
クリス:録音地獄みないな?
椎名:亀田さんもあるみたいで、アンプのつまみに手が届かなくて、どんどん高くなっていっちゃうとか、ミュージシャンならではの。

◎何度も読み返す、心の一冊は?
椎名:読み返したいのは、西加奈子先生の「さらば」という最新刊。
クリス:これはどんな本?
椎名:西加奈子先生、ご自身が人生の全てを詰め込んだとおっしゃっていたくらいで。それに読み終わった時に合点がいくような素晴らしい大作でした。

◎思わず引いてしまう男の言動は?
椎名:「やっぱ、けっこう〇〇なの?」って感じの語調かな。
クリス:決めつけられるのが嫌だ?
椎名:そういう訳じゃないけど、何を材料にそう決めているのかがわからない。男の人のそういうのは嫌いだし、その場で「なんだそれ?」って切っちゃいます。

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Guest : MAGIC!


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今年の夏、「RUDE」が全世界で大ヒット!
カナダの4人組バンドMagic!がメンバー4人そろって初登場!

クリス:Vo.のナスリ・アトウェさん、Gt.のマーク・ペリッザーさん、Ba.のベン・スピヴァクさん、Dr.のアレックス・タナスさん、メンバー揃って起こし頂きましたが、日本は初めて?
ナスリ:僕は初めてだけど、彼らは前にも来たことがあるんだ。
クリス:前に日本に来たのは誰?
マーク:これで3度目。違うグループで来たんだ。
クリス:先日、東京と大阪でライブが行われたんですけど、日本のファンの反響はどうでした?
ナスリ:素晴らしかったよ、チケットがSOLDOUTになったのも驚きだったし、お客さんもすごいワイルドで熱狂的で僕らもベストを尽くせた。

クリス:Magic!は2012年にカナダで結成された4人組バンド。2013年、デビュー・シングル、「RUDE」を発表するや、世界のミュージック・シーンで人気に!2014年に入っても勢い衰えず、全米・全英シングル・チャート1 位!この番組でもナンバーワンを獲得しましたが、この曲はいつできたんですか?
ナスリ:「RUDE」は去年できた曲なんだ、でもいつでも新鮮な気持ちでプレイしてるんだ、この曲のプロモーションはここ日本が最後なんだけど、ラストを迎えるには素晴らしい場所だよ。

クリス:バンドはどうやって始まったの?
ナスリ:2年半前にマークと僕がよくスタジオで会っていたんだけど、僕はもともとソングライターとしてアーティストに曲を提供してて、マークはスタジオミュージシャンだったんだけど、もっと真剣にソングライティングをしていきたいなって時で、僕はマークのギタープレイのやり方が大好きで、そんなある日Chris Brownに曲を提供する事になって、その時マークがレゲエのリフを弾いてて、そこからレゲエポップのアイデアを得てスタートしたんだ。そしてマークがアレックスを呼んで、その少し後にベースのベンが加わって。

クリス:「RUDE」は人生を変えた?それもと以前とあまり変わらない?
マーク:当然、人生が変わったよ。あまり実感はなかったんだけど、ツアーで色んなところと飛び回っているし、この曲で色んな扉が開かれたよ。人々はこの曲を愛してくれてるし、僕らは超ハッピーだよ。これから僕らのミッションは、この曲以外の事をもっと知ってもらって、この1曲だけのバンドじゃないってわかってもらうことだね。

クリス:アルバム『Don't Kill The Magic』このタイトルの意味は?
ナスリ:アルバムにこのタイトルトラックがあるんだけど、人生の中にある”マジック”・自分が信じること感じることを諦めるなって事、”愛”だったり”友情”だったり、音楽も深く繋がっていると思うんだ、だからずごくこの言葉がしっくりきたんだ。僕らは子供頃の夢とかを捨てたくない、成長して色んな事がわかるようにになって、何かを失っている感じるからね。

クリス:「RUDE」の大ヒットの理由はなんだと思う?
アレックス:すごく新鮮だんたんじゃないかな、ライブ感のあるサウンドだったり、歌詞のひねりだったり。
クリス:この曲の歌詞の世界観はどのように生まれたんでしょうか?
ナスリ:もともとは、元カノとのケンカからきてるんだ。ただ、バンドの曲にするのにもっと面白くしようと思って、彼女を”RUDE”と呼ぶよりも、彼女の父親へ歌う方が面白いだろうと思って、父親を”RUDE”と呼ぶことにして、そしたらどんどん面白くなって。いつもそんなに風に曲を書いてるから、そんなにインパクトがあるが事だとは思ってなかったけど、この曲をみんなが面白がって、好きになってくれたんだ。

番組恒例★ピンポンボックス

◎もしミュージシャンじゃなかったら何の仕事をしていた?
アレックス:多分スポーツ選手になってたね。野球選手かバスケットボール選手、もしくは、ゴルファーとか。Magic!な時間が終わったら、たぶんシニアゴルファーになるんじゃないかな?

◎最近涙を流したのはいつ・なぜ?
ベン:映画の「オズの魔法使い」を観た時。週間に3回は観てるよ(笑)。
クリス:どこで泣くの?
ベン:みんなで戻ってきて、家で再会するところ。

◎一日、動物になれるなら何になる?
マーク:ドラゴン。
クリス:何で?
マーク:火をふいたりして怖いけど、実在しないところがいい。

◎誰かに日本のお土産を買いますか?
ナスリ:友達に日本酒と、あと母親のクリスマスプレゼントも探してる。
クリス:まだショッピングはしてないの?
ナスリ:ちょっとだけしたけど、ライブの衣装は買いに行っただけ。だから今日か明日お土産とかを買いにいきたいね。

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