2015年02月22日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : CAPSULE


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先日NEWアルバム『WAVE RUNNER』をリリースしたばかりの、
CAPSULE 中田ヤスタカさん、こしじまとしこさん二人揃っての登場!

クリス:3月14日に地元、石川県、金沢と東京を結ぶ、北陸新幹線が開通になりますが、この発着音を手がけられたということですが、どうですか?
中田:なんか普通に1曲作るのとやっぱり全然違って、一日何回も決まって流れる曲もないですし、新幹線の曲をやるチャンスなんてなかなか巡ってこないと思うのですごくやれてよかったですね、しかも地元なので。そんなに決まりはなかったんですけど、一応ベルとしての機能が必要なので、ふわっと始まってもだめだし、そういう事を色々考えながら。でも実際この前聴きに行ったんですけど、すごいよかったです。

クリス:そしてCAPSULEのNEWアルバム『WAVE RUNNER』が完成しましたが、このタイトルに込められた意味は?
中田:結構PCで曲を作っている時に、画面を見ているとずっと波形が出ているので、そっちの音の波の方で、疾走感を感じてもらえればいいかなと。まあそんなに深い意味はないんですけど、かっこいいかなみたいな。

クリス:今回ハードですよね、男性的な音がする感じ。中田さんのサウンドって乙女感が強い感じがするんだけど、今回は男っぽい。
中田:そうですね、きゃりーのプロデュースとかもあるので、自分の中で色々な音楽をやる場所が今充実しているというのもあるんですけど、だからCAPSULEはこういうタイミングが来たかなっていうところもあって、前作の時は、ものすごくインドアなリスニングアルバムだったんですけど、静かな部屋で良い音で聴いて下さいという感じでしたが、今回はどちらかというと外向けというか、フェスだったりとか、雑音の中で音をパワーに一緒に盛り上がってみたいな、そういうパワー感のある。

クリス:こしじまさん的には、今回のアルバム制作はどうでした?
こしじま:レコーディング全体を通して、どの曲も歌っていて気持ちよかったので、聴いている皆さんもすごい気持ちよくなると思います。
クリス:今までとは違う感じがしました?
こしじま:そうですね、外交的な感じにはなりましたよね。家の中よりも広い所で聴きたいなというのはありますね。

クリス:今回フロアを意識して作ったとのことですが、具体的にサウンドにこだわった部分はどんなところ?
中田:フロアというか人がいっぱい居るところなんですけど。普段DJやっていてもそうなんですけど、コンサートじゃないんで、みんな僕の事も知らない人が聴いてるかもしれないという事を考えた時に、どうやったら皆の盛り上がりのピントを合わせられるのかを考えるんですけど、そういうところが今回作っていてすごく楽しかったところなので、覚えてないと盛り上がれないとかじゃなくて、初見でも盛り上がれるような。今3秒聞いて「あ、いい曲!」みたいにしなきゃいけない感じ多いと思うんですが、もうちょっと、時間をかけてちゃんと聴くというか、長い流れがあって、くるぞくるぞってなって、弾けるっていう。そういう気持ちの良さは音楽を時間をかけて聴くから、味わえる体験だと思うので、そういうところが今回は多いので。一見激しいアルバムに思えるかもしれないけど、静かなところは本当に静かで、その緩急が一杯あって、同じテンポの中でも早く聞こえるところとゆっくり聞こえるところ色々あるので、長めに展開をつけているというか。

クリス:色々なプロジェクトを手がける中田さんですが、きゃりーとかPerfumeの楽曲を作る時とCAPSULEの時とは違う?
中田:あとはやっぱりCAPSULEの曲はボツにすることが出来るので、録ってから考えるという事が多いですね、だから色々実験しながら良いものだけを残して行くということが出来るので、スタジオに入った時が全部作曲みたいな、一番そういう割合が多いのがCAPSULEですね。あとはボーカリストプロデュースの場合はサビの所に歌がないとまずいので、そういう作り方になりますけどCAPSULEの場合僕もメンバーなので、すごく盛り上がる為にボーカル使ってもいいし、盛り上がった先に音だけでもいいので、そういう部分を含めて歌の入った音楽を作っているという感じなので自由度は高いですね。

クリス:こしじまさんのどういう所に触発されます?
中田:こしじまさん結構、ロングトーンで長くのばしたときの伸び方がすごくいいので、今回は特にそういう、この後来るなにかすごい盛り上がりを予感させるのにすごい向いているんですよね。そういう使い方を今回すごい沢山しているので。

クリス:さっき曲の間にお話していたのですが、お二人なんと結成して18年!こしじまさんから見てのCAPSULEの進化は?
こしじま:でもなんか18年もやっているんですけど、本当に変わらず、淡々とマイペースにやっていますね。

番組恒例★ピンポンボックス
◎最近、年下世代とギャップを感じた瞬間は?
こしじま:でも若い子が喋る言葉は難しくなってるなと思いますね。
クリス:例えば?
こしじま:”ホケミ”って何?
二人:何それ?
こしじま:ホットケーキミックスです!

◎他人には理解してもらえなさそうな些細な悩み事は?
中田:長時間トラックボールを触りすぎて、机に右手を置くとコロコロしている気持ちになってしまう。
クリス:ああ、トラックボール触ってるような感じに。
中田:だからいつもグラスを持つようにしている。

◎0歳からまったく違う人生をやり直せるなら何になる?
こしじま:グラビアアイドルの世界が気になるので、生まれ変わりたいです、0歳から!
クリス:好きなポーズは何ですか?
こしじま:女豹とかで。
クリス:いいですね!今までにない答えです!

◎タイムマシーンがあったら行ってみたい場所・時代は?
中田:2030年くらい?
クリス:なぜですか?
中田:今に持って帰って来ても使えそうだから。なんかもう少し先になるとコンセントの形とか変わってたりして、持って帰ってきても使えなかったりしそうだから。これすごいじゃんってなるリアルなのはこのぐらいかなと。

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Guest : Sam Smith


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全世界の音楽シーンで最も注目を集めるグラミーウィナー!
サム・スミスへのスペシャル・インタビューの模様をお届け!

クリス:まずはグラミー賞授賞おめでとうございます、今が人生最高の時なんじゃない?
サム:ありがとう。本当に最高だよ。
クリス:授賞式のアフターパーティーが大変だったみたいだね。
サム:ここ数年、色んなことがプレッシャーで、だから授賞式の夜は爆発したんだ。今風邪をこじらせているんだよ。
クリス:大丈夫?
サム:うん、今はよくなったから、大丈夫。
クリス:みんなが君の事を話題にして、今回の授賞を予想したりしていたけど、それどう感じていた?
サム:もちろん、嫌な気はしないよ。誰もが望むものだと思うし。でも自分が4つも賞をもらえるなんて思っていなかったよ。
クリス:グラミーのトロフィーはどこにあるの?暖炉とか?
サム:まだもらってないんだ。数ヶ月かかるみたい、名前を彫って送ってくれるんだ。
クリス:どこか特別な場所を用意しているの?
サム:たぶん、歯ブラシホルダーにでもするよ。

クリス:スピーチで言っていた失恋が今回のアルバム持ち味だったと思うんだけど、傷ついている時の方が、曲を書く時にはいいのかな?
サム:必ずしもそうじゃないよ。一番大事なのは、自分に正直でいることなんじゃないかな。だから僕はスタジオに入った時、いつも自分らしくいようとしていたんだ、キャラを作ることもしないで、それが今回のレコーディングで起きたんだ。
クリス:アデルもそうだけど、ソウルフルな歌声でUKのアーティストはグラミーの常連だけど、アメリカのアーティストはどう違うと思う?
サム:痛いほど正直なところ。これは失恋だけじゃなくて、Amy Winehouse の「Rehab」だってリハビリの歌だけど彼女は正直に自分をさらけ出している、すごくソウルフルなやり方で。Mary Jane BligeもJoni Mitchellそうだけど、シンガーは正直であるべきだし、僕はそれが一番大事なんことだって思ってる。
クリス:やっぱりサムのエモーショナルな歌い方だったりトーンも影響している?
サム:何回も録り直して完璧なものを求めるんじゃなくて、常にリアルなものを求めているんだ。だから今回のアルバムも実はスタジオで録ったものは少なくて、デモをそのまま使っているケースが多いんだ。

クリス:「Latch」で一緒にやっていたDisclosure のもそうだけど、最近は若いアーティスト達が渋い曲を作ったりしているけど、なんで今こんなにクオリティーの高い音楽を出してるんだと思う?
サム:それは、たぶん親達の影響なんじゃないかな?両親がクオリティーの高い音楽を聴いていて、だから僕は4歳の時に車の中でかかっていた、Chaka Khan、Stevie Wonder、Joni Mitchell、そういういい音楽を聴いていたから、今の自分たちがあるんじゃないかな?だから子供だからって子供向けの音楽を聴かせるんじゃなくて、小さくてもいいものは自ずとわかるはずだからね。
クリス:いつから歌手を目指していたの?
サム:9歳の時から。だからボイストレーニングもしていたよ。でも素質はあったんじゃないかな?
クリス:昔はバーテンだったんそうだね?得意なカクテルは何?
サム:いや、僕はパブで働いていだけたから、カクテルは作れないよ。ただビールを出してただけだよ、ダブルウォッカ、ソーダそれだけだよ。
クリス:パブでの日々はどうだった?楽しかった?
サム:・・・いや。でもいい経験ができたよ、バーには幸福な人も不幸な人も来るし、色々為になったよ。

番組恒例★ピンポンボックス
◎タイムマシーンがあったら行きたい場所・時代は?
サム:18世紀初頭。
クリス:なんで?
サム:女に生まれ変わって、イギリスの美しい洋服を着たい、ただしお金持ちね。

◎緊張した時のおまじないは?
サム:医療ドラマの「グレイズ・アナトミー」を観る。
クリス:なんで「グレイズ・アナトミー」なの?
サム:自分と全く別の世界にいるから、観ると自分の人生から抜け出せるんだ。

◎この世で一番苦手なものは何?
サム:空港のセキュリティー。とっても失礼で、不親切。
クリス:世界中どこでも?
サム:どこでも。
クリス:色んなところにフライトするけど、いいセキュリティーには2人くらいしか出会った事がないよ。

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