Guest : MONOEYES
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細美武士の新バンド!MONOEYESから細美武士さんとScott Murphyさんが登場!
クリス:スコットさんは日本語が上手いですよね。 スコット:どうですかね、まあ頑張ります。 クリス:でも細美さんいわく、スコットは日本語がすごく簡単だと。 細美:MONOEYESでグループラインをやってるんですけど、おとといくらいに日本に戻って来た時にスコットから「あざーす」ってきて。 スコット:逆に汚い言葉しか書けない、敬語はあんまり上手くないです。 クリス:バッチリじゃないですか、第二のマーティーフリードマンみたいじゃないですか。多分耳が良いんでしょうね? スコット:恐縮です。
クリス:MONOEYESはどういう風に組んだんですか? 細美:スコットと俺は、今活動休止しているELLEGARDENっていうバンドと、シカゴで今もやってるパンクバンドが日本で40箇所くらいのツアーを一緒に回った時から仲が良くて、いつか一緒に音出したいねっていうのはずっと言っていて、それで、HIATUSが去年の年末に武道館公演をやって、次のアルバムを作る前に、ちょっと俺ソロで1枚作りたいというところから始まって、声をかけていってだんだんバンドになっていったっていう感じですね。
クリス:バンド名のMONOEYESってどこからきたの? 細美:これはガンダムのジオン軍のピンク色のビヨーンって光る目があるじゃないですか、あれがモノアイって言うんですけど、俺ガンダム世代なんで、悪役の象徴みたいな「モノアイ」がかっこいいなって思って。 クリス:「モノ」って単数を意味するけど、そこでアイズの複数を合わせてるって感じなのかな? 細美:いや、そこまで考えてなかったです。「モノアイ」だとイントネーションで呼び方がわからなそうだなって。 スコット:最初「MONOEYE」で、いまいちかなと思ったけど「MONOEYES」が出た瞬間、あ、それだ!って。 細美:もうバンド名が全然決まらなかったですね。で、最後まで俺は「We Need Talk About Kevin」ていう映画のタイトルから「Talk About Kevin」っていうバンド名を付けたいって言ってたんだけど、スコットがそれはもう絶対にダサイからやめたほうがいいって。 クリス:なんでダサイの? スコット:なんか響きが…アメリカの友達にもいっぱい相談してきたんだけど、みんな同じ反応だった。
クリス:MONOEYESの1st EP「My Instant Song E.P.」が完成しましたが、今回はどんな方向性を目指してる感じなんでしょう? 細美:なんか楽しいのがやりたかったですね。もともと東北に弾語りで一人で行ってたのをバンドでも行きたいなって思って作ったバンドでもあるので、やっぱり、ばか騒ぎできる音にはしたかったですね。直球というか、あんまり変化球じゃなくて。
クリス:曲作りは結構すんなりいきましたか? 細美:いや、曲は正直あんまりすんなりいかなかったですね。結局6ヶ月かかったんで、14曲作るのに、歌詞と歌入れはすぐできるだろうと思っていたら、それすごい大変で、まだ今朝まで歌ってて、明日も歌入れなんですよ。今40時間ぐらい起きてますね。 クリス:曲は、英語で考えるの? 細美:英語で考えていくんですけど、俺はネイティブじゃないので、今回はスコットがバンドにいてくれるから書きかけの詞とかをすぐ見てもらって、「これはちょっと変な言い方だな」とか直してもらいながらやってますね。 クリス:どうですか細美さんの英語は? スコット:かっこいいです。歌詞とメロディーセンスはすごいあるから直すところはそんなにない。 細美:テキトーな鼻歌にデタラメ英語がのってるので、それを元にしてちゃんと書き直すっていう。でも今回は、スコットがいるから、シカゴでスコットが友達に「こんなバンドやってるんだよ」って言った時に恥ずかしいCDだったら絶対いやだなって、思ってたから、それは頑張れてる感じがします。
クリス:「Instant Song」だけど曲作りは時間かかったっていう感じですか? 細美:この曲は、作曲終わりって時に、ウィークリーのラジオがあってそれに向かって車で高速を走ってる時に出てきた曲。だから1曲1曲はたいしてかかってないんですけど、あんまり作った曲が全部よかったりしないので、ボツがいっぱいできて、それで時間がかかりました。
クリス:スコットさんは正式に日本人とバンドを組むのは初めてですが、どうですか? スコット:あんまり変わらない。ただ言葉が違うだけ。 クリス:でもボディーランゲージは日本の方っぽいですよね。 スコット:んん・・・。どうですかね。でもこのバンドで一番辛かったのが、サビとかAメロとかBメロとかが最初あんまりわからなかったから、メンバーと、このパートって時にすごく言いづらかった。 細美:レコーディング用語が全然違うから。 スコット:でもひとつひとつ聞いたら、すごい時間かかるから申し訳ない気分。 クリス:性格が日本人っぽいですよね。 スコット:たぶん日本語で話しているから日本のマナーになるけど、アメリカで見たらたぶん、全然違うキャラ。 クリス:それはありますね、言葉を話すとボディランゲージも変わりますもんね。
番組恒例★ピンポンボックス
◎これから達成したいBIGな夢は? スコット:とりあえず、このバンドでライブがしたい。 クリス:このバンドでビッグになりたい? スコット:ビッグにならなくても、楽しければいい。
◎一番好きな香りは? 細美:お酒の匂いは好きですね。 クリス:例えばどんな? 細美:ウィスキーとかワインとか、焼酎も日本酒も好きですね。 クリス:じゃあ結構いける方ですか? 細美:弱いですけど、長時間飲むのは好きです。
◎この世で一番苦手なものは? スコット:正直じゃない人。 クリス:過去にそういう苦い経験はありますか? スコット:結構いっぱいあります。あと、日本食はなんでもいけるけど、いっぱい噛まないといけないものは苦手、タコとかイカとか、蒟蒻、ホルモンとか。 細美:サザエとかもだよね? スコット:サザエはいける!アワビもいける!
◎緊張した時にするジンクス・おまじないって? 細美:緊張って、これから戦いの場に出て行く前に、身体が戦闘モードに入って身体が心拍数を上げてるだけだから、ほっとけばおさまるって気づいてからは、ライブ前に、「あ、きたきた」って思って抵抗しなくなったら、本番前には消えるようになりましたね。 クリス:それはどういうきっかけで気づいたんですか? 細美:メンタルの状態に関係なくライブの40分くらい前にだんだん緊張してるなって思うんですけど、それを緊張しないようにってやると、どんどんおかしくなる、だけどこれは身体が勝手にスイッチ入れてるだけだから、ほっとけば収まるだろって思ったら収まるようになってました。
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