2015年07月19日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : TOWA TEI


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今年、デビュー25周年!8枚目のNEWアルバム『CUTE』をリリース!
TOWA TEIさんが、約2年ぶりのご登場!

クリス:最近調子はどうですか?
TEI:梅雨が長かったので、ちょっと眠かったりとか、低気圧が…ただでさえ”TEI” TOWAなのにね。
クリス:ぁああ(笑)。TEIさんだからね!ところで、軽井沢に移住してもう15年くらい?
TEI:ちょうど15年経ちました。
クリス:さっきちょっとお話していたんですけど温泉好きが高じて、軽井沢では物足りなくて別府の方によく行かれていると?
TEI:そうですね、この間も「そうだ、お参りしてないな!」と思って、夏に行くもんじゃないですけど神宮にお参りして、鳥羽っていう温泉街が近いんで、そこもよく結構よく行ってますね。
クリス:なんでそんなに温泉にハマっているんですか?
TEI:トータルアートとして食事とか部屋とか、お湯があればいいという人もいるんですけど、僕はやっぱり露天がベターだし、美味しいお魚とか綺麗な女将さんとかいた方が、さらにいいかなと。
クリス:じゃあもう本を出せるくらい?
TEI:いや、本を出すには、バスタオル巻いて自分で浸かったりしなきゃでしょ?そういう画は無理かなと、グラドルじゃないんだから。でも、温泉は鼻歌で曲作ってます。貸し切りだと”ババンババン♪”みたいな。
クリス:ですよね、反響でナチュラルエコーもかかってね。
TEI:今回の曲で、”パンパンパン”というのも最初は”バンバンバン”だったんですけど、”パンパンパン”にして。

クリス:去年はソロデビュー20周年イヤーで、今年は「Deee-Lite」のメンバーとして、デビューしてから25周年!
TEI:四半世紀!たまに「TEIさん若かった」とか言われるけど、そりゃ25年前は若いわ!って。息子に似てますよ、昔の僕は。

クリス:TEIさんの2年ぶり、通算8枚目となるNEWアルバム『CUTE』が完成しましたが、なんで"CUTE"なんですか?
TEI:50歳にもなって音楽だとか言ってるのは可愛いじゃないですか?想像してなかった未来というか、50歳になって音楽やってるとも思ってなかったですからね。もうその場しのぎで銀行残高10万円みたいな(笑)!
クリス:25年間音楽をやっていて、今自分をぱっと見ると音楽をやっているのはちょっと"CUTE"という。
TEI:滑稽というか、FUNNYとも言うけれども、音楽を越えるもの、まあ温泉とかアートとかも好きなんですけど、音楽をやっていたのは25年以上ですから、業界入って25年なんで、まだ全然飽きないなっていう。
クリス:もし音楽家じゃなかったら、グラッフィックとかデザイナーをやっていたでしょうね。
TEI:でもジャケットとかは好きなので、それをやる為に美大に行って、まあ代理店に行こうと思ってました(笑)!
クリス:まあ別の番組でその話しましたね(笑)!で、今回のジャケットは画家の五木田智央さんの書き下ろしという事ですが、ちょっと不条理といいますか、ちょっと感性をいい感じに逆なでる部分があるような。
TEI:そうですね、ツイステッドなキュートというか、これね、パーツがそれぞれ違う女優さんのもので、目だったり鼻だったり、右を向いているのに、あごが左側向いていたり、だからジャケットを角度を変えて見たり写真撮ったりすると、違う。
クリス:これを斜めにすることによって小顔になったりとか、目が大きくなったりとか、なるほどねー!ああ、こう見ると美人だなー。この角度ですね、私。という風に色々楽しめるという。やっぱりTEIさんは、音楽もそうですけど、グラフィックの方も、含みというか、深みがないとつまらないんじゃないですか?見てすぐわかるより、だんだん奥行きが見えていくような。
TEI:だから25歳のグラビアアイドルの人が言う"CUTE"とは全然違うと思います。そういうものを表現したいと思います。
クリス:半世紀生きた親父の"CUTE"を聴けと!
TEI:そうですね、初老の"CUTE"を聴けと!

クリス:「LUV PANDEMIC」は、水原佑果さんがボーカルで参加していますが、以前、ボーカルをとっていたお姉さん、モデルで女優の水原希子さんの妹さん!で、豪華なサウンドですが、細野晴臣さん、高橋幸宏さんも参加していて、もうYMOに入っちゃったみたいな感じですかね?
TEI:そうですね、乗っかりという事で(笑)。

クリス:他にもUAさんだたりNOKKOさんだたり、すごい豪華ですよね?UAさんとは「SOUND OF MUSIC」という曲で。
TEI:UAとは15年ぶりに仕事したんですけど、途中ちょこちょこ会ってたんですけど。
クリス:UAさんは、なんか人里離れた所にお住まいなんですよね?
TEI:そうなんですよ、離島で、水上飛行機乗って行きました!
クリス:え!なに?じゃあ水の上から離陸するわけ?すごいカッコイイ!それは音を録りに行ったんですか?
TEI:この歌を録りに行ったんですけど、僕ともう一人、いつも乗ってるおばちゃんと搭乗が二人だったんですよ、で操縦者の方に、「どれぐらいやってるの?」って聞いたら「今日が初日なんだよ」って言われて、もうなんか普通のアメリカンジョークだったんだけど真に受けるちゃって僕、ビビっちゃったんですけど。でもかなり乗り物としてはエクストリームでした。
クリス:じゃあ録音機材を持って離島に?
TEI:でもその離島に2つくらいスタジオがあってその内のひとつを借りて。商業用じゃないんですけど、個人的にやってるやつを貸してもらって。
クリス:彼女は元気でしたか?
TEI:元気でしたね。生命力があるというかタフで、もう実行するタイプというか。
クリス:でもあの人は顔に生命力がみなぎってるもんね。古代日本にこんな女性がいたんだろうなみたいな。
TEI:奄美の方のルーツみたいですね。

番組恒例★ピンポンボックス

◎昨今のEDMシーンについてどう思いますか?
TEI:クラブは最近もう歳なんで…。EDMってすごい隙間がないので、だから逆に僕は自分が作るものは、すごい隙間を意識して、「こんなにスカスカでどうよ!」みたいな。
クリス:今回のアルバム自体もやっぱり隙間というか、まあ音のなさというか音圧のない部分も音楽だけど、そういう所を意識したという感じ?
TEI:そうですね、歳とともにやれる事とやりたい事が減っていったりするので、それは引き算をプラスに考えてやってますけど。
クリス:どういう状況でこのアルバムを聴いてもらいたいですか?
TEI:曲によってはクラブでも全然かかると思うんですけど、先入観を抜いて。まあ聴かなくてもいいですよ。買ってくれれば(笑)!

◎タイムマシーンがあったら行ってみたい場所・時代は?
TEI:過去には基本的に戻りたくないですね。だから孫の結婚式とか?
クリス:あぁ、いいですね。TEIさんも言う事が熟してきましたね。
TEI:最初の頃はJ-WAVE来て「イエーイ!」とか言ってたからね。
クリス:そうか、孫の結婚式とはね。

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