Guest : YKIKI BEAT
★[Photo GALLERY]ボタンをクリックするとその他の写真が見れます。
2015年、期待の新星バンド!YKIKI BEAT!から、 Vo.秋山信樹さんとSynth.野末光希さんの2人が登場!
クリス:YKIKI BEATは、5人組で、他にはGt.嘉本さん、Ba.加地さん、Dr.関口さん、というメンバーなんですが、平均年齢が23歳なんですか? 秋山:そうなんですよね、あちこちで21歳とか言われちゃってるんですけど、実のところ、2歳さばよんでました。 クリス:なるほど。あの…秋山さんは「キッチンが走る!」の杉浦太陽さんに似てますよね? 秋山:3年くらい前にも誰かに言われました。 クリス:料理は上手いんですか? 秋山:料理は全然できないです。
クリス:ちなみにどうやって、このYKIKI BEATは結成されたんですか? 秋山:もともとメンバー全員大学が一緒なんですけど、僕と野末と、僕と嘉本がそれぞれ高校時代から面識があって、それで大学入ってみたら、同じ大学だったって事に気がついたので、まあそれならバンドやってみようかって話になって、それぞれのサークルから加地と関口を連れてきて5人になったって感じですね。
クリス:このバンド名はどうやって付いたんですか? 秋山:もともと僕とギターの嘉本とベースの加地でコピーバンドを遊びで大学の最初にやった事があったんですけど、そのバンド名を考える時に、色々な単語が出て、「ワイキキ」って単語を加地が出していて、結局そのバンド名は採用されず、そのバンドは「カンガルーフィットネスクラブ」っていうバンド名になったんですけど、それは一回で終わって。その時でた単語が自分の中で面白い響きだなって思って頭の中にストックしてあったので、その後しばらく彼らとはバンドやってなかったんですけど、大学2年くらいにまたやろうってなってバンド名を決める時に、またその単語が出てきて、それで面白い響きだから使ってみようかなって感じで、その時に別でストックしてあった”ビート”って単語を組み合わせたら面白いんじゃないかなと思って、「YKIKI BEAT」になったんですけど。それで後で、すごい皆に「ワイキキ・ビーチ」にすごい間違われて、よく考えたらこれ言葉遊びみたいになってて面白いなって後から気づいたんですけど。 クリス:じゃあハワイの「ワイキキ」って意識ではまったくなかったわけだ。でも音をぱっと聴いた時、「THE CURE」っぽい感じがして、サウンドは80年代のUKロックな感じがすごいするんで、全然”ワイキキビート”な感じがしなくて。でもやっぱりそのミスマッチが面白いのかもしれませんよね? 二人:ありがとうございます。
クリス:そんなYKIKI BEATの1stアルバム『When the World is Wide』が、7月22日にリリースされましたが、なぜこのタイトルになったの? 秋山:これは、何かの曲の歌詞を書いている時に、色んなフレーズを頭の中で練ったり浮かんだりしてきたものをストックしてあったんですけど、このフレーズをストックした時に、かなり解釈の幅もあるし、まあ完結に言うと、これは”WWW”の略で、インターネットを比喩したフレーズのつもりで作ったんですね。 クリス:” World Wide Web”ってところで世界は広いぜって事で。 秋本:そういう捉え方で言うと、インターネットのおかげで世界が広がっていったという捉え方もできると思うんですけど、僕が3・4歳の時にはすでにWindows 95があったりして、インターネットの影響も逃れられないで育ってきたと思うんですけど、インターネットがあるせいで、例えばイタリアのベネチアの街だったりとかアジアの文化だとか、そういうものを全部簡単に観れちゃう分、自分の中にミステリーがなくなってきて、逆にどんな新しい話を聞いても新鮮に感じられないような事がよくあって、逆にインターネットのせいで、世界が狭くなっちゃったんじゃないかなって感じることがあったので、そこに対するアンチじゃないですけど、そこに象徴的な疑問を投げかけるつもりで、このフレーズを作って。”When the World is Wide”なので、過去と限定しているわけではないんですけど、インターネット広がるの前の方が広かったかもしれないし。でもそれはこの後、今から10年後広くなっていくかもしれないし。
クリス:なるほどね。あとは、全曲英語で歌詞を書いていて、英語で歌っていますけど、これは五感的なこだわり? 秋山:そうですね。単純にバンドを始めた頃に、海外の音楽ばかり聴いていたので、逆に日本語でやるのが難しくて、それだったら自然に英語で聴いてきた音楽を英語で消化して英語で出した方がいいなと。 クリス:学生時代どんなカバーバンドをやっていたんですか? 秋山:高校の時とかは、僕も野末も別のバンドをやっていて、メンバーもそれぞれ別のバンドをやっていたんですけど、僕は、The CribsとかRazorlightとかThe Strokesやってましたね。 クリス:野末くんは? 野末:僕は、けっこうごちゃごちゃにやってましたね、Rage Against the Machineとかやってましたね。 クリス:当時はギターだったんですか? 野末:高校の時はギター&ボーカルでバンドをやっていて、このバンドに入ってからシンセを始めました。
クリス:大学は英文科で詩を専攻してるんだ? 秋山:そうですね。 クリス:それは詩を書いたりする勉強? 秋山:書く勉強ではなく、歴史だったり、話の読み取りだったりです。 クリス:発音とか歌詞も本格的なんですけど、決してネイティブではないんでしょ? 秋山:そうですね、自分は日本で育ってきたので、あとから英語は勉強したって感じですね。
クリス:「FOREVER」という曲は永遠について歌っているの? 秋山:まあ、永遠というか、具体的に言うと時間そのものに対してのテーマなんですけど、時間とか若さとか。時間が毎日過ぎている時に、自分がそれを感じている感覚と色々照らし合わせながら。 クリス:今が永遠な感じがしたわけだ? 秋山:逆に終わりも感じたから書いたと思うんですけど。
クリス:曲はどんな風に作ってるの? 秋山:このアルバム以前は、ギターの嘉本が持ってきたフレーズをループさせて自分が足して、曲に広げていくっていう事もよくやっていたんですけど、今回のアルバムに関して言えば自分が曲の伴奏とコードと歌、その自分のパートの筋を持ってきて、なんとなく持っているイメージは付け足しながらデモを皆に渡して、で、スタジオの中で考える作業もかなりあったので、このアルバムに関しては、かなりみんなで作っていったっていう印象がありますね。
クリス:アルバムは、バリエーションがある曲が多くて、さっきも言ったけど、80年代のUKのロックの感じがしたんだけど、今回このバンドを始めた時に音の方向性みたいなものはみんなで決めたの?それとも自然発生だったの? 秋山:最初はなんとなくあったと思うんですけど、シンセを使いながら広いイメージを想起させる曲を作りたいなっていう感じで最初は作っていったと思うんですけど、やっていくうちにやりたい事がどんどん変わっていって、最終的に今回のアルバムを聴いた方はわかると思うんですけど、実際、色々な要素が入っていて、次の一手をどう打つか、イメージは既に色々あるんですけど、次は違う感じになるかもしれない。
番組恒例★ピンポンボックス
◎一日だけ動物になれるとしたら何になりたい? 野末:深海魚がいいですね。 クリス:なぜですか? 野末:深海すごい好きで、絶対今いる人間が知らない事が多そうだなと。 クリス:真っ暗ですよ。 野末:でも深海魚だったら見えるかなって。空だったら人間も行けるけど、本当に深い所って行った人いるのかなって。 クリス:深海はまだ未知数ですもんね。
◎初対面の異性で思わず見ちゃう所は? 秋山:髪がけっこう好きで、後ろ姿が好きで。髪ってその人がでない?トリートメントしてるかとか(笑)。 クリス:ロングヘアが好きなんですか? 秋山:ロングヘアのが全然好きです。 クリス:後ろ姿の髪にそそられると。 秋山:後ろ姿は曲できますよね。ミステリーがあるから。
YKIKI BEATの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!
|