Guest : 平井堅
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今年5月に、デビュー20周年に突入した平井堅さん! 昨年の12月以来、約8ヶ月ぶりのご登場です。
クリス:どうですか、今年の夏は? 平井:来月から全国ツアーでそのリハーサルとレコーディングでほぼ埋まってしまうという、悲しい夏です。 クリス:あと、先日は「「J-WAVE LIVE SUMMER JAM」にも出演して頂きましたし、もうライブ、レコーディング、そしてツアーの準備でお休みがないと。だって白いですもんね? 平井:白い(笑)、そうですね、まあ太陽あんまり見てない…。 クリス:もともと白いですか? 平井:僕ね、小ちゃい頃黒かったんです!一番黒い子をプールで選ぶというので、それで兄貴が優勝で僕が準優勝だったんです。だから黒かったんですけどね。 クリス:けっこうメラニンボーイだったと。 平井:メラニンボーイでしたね(笑)。でも好きなんですけどね、夏の海。 クリス:だってすごい黒いイメージあるもん、『楽園』の時、黒くなかったですか? 平井:ぶっちゃけね、黒く塗ってました。なんかR&B的な、ドレッドにもしてましたし、だからJ-WAVEで昔「日に焼けた、ワイルドな…」的な事を言われてて、なんか申し訳ないなって。 クリス:でも、今日は本当に白いですね。 平井:いや、それはね、クリスさんが夏を楽しみすぎてるんだと思います。そんな足の親指骨折するくらい…。
クリス:あと、飼っていたメダカ4匹が、40匹になったらいしいですね。 平井:そう、もうメダカを飼って2年くらい経つんですけど、僕の不手際で、4匹くらいになっちゃって、6月に産卵して今60匹くらいに増えました。 クリス:それどこに飼ってるんですか? 平井:ベランダに大きな睡蓮鉢を置いてるんですけど、そこに。ただね、スズメとかカラスが寄ってくるんですよね。だから、それ見つけた時は一目散に走ってってカーっていかくして、もうメダカが何より大事なんで今。 クリス:でもメダカ同士もお互いが大好物だからそこも困っちゃうよね。 平井:だから産まれると稚魚は移し替えて、大きくなるまで別で育てて返すっていう。それを夏くらいまで毎日やってます。
クリス:今年5月には、デビュー20周年に突入しましたが、どうですか20年やってきた実感はありますか? 平井:実感はないですね。まあ色々いい事も悪い事もありましたが、なんか20年というのはピンとこなくて、すごい自分にとって大スターみたいな方が、25周年とかって言われると、5年しか違わないのかって思うと、なんかいまいち実感がわかないっていうか、後は、音楽ばっかりしてきたから、なんか他のことが全く機能してないというか成長してない、なんか社会人としてどんどん破綻してるような気がして…それがちゃんとしないとなって思います。 クリス:私もこの番組今度の10月で27年になるんですけど、毎週100位から1位までカウントダウンしてるじゃないですか、だから当時学生のインターンのADの子が今制作会社の社長ですからね、それを考えると俺全く成長してないなと…。 平井:いやそれを通して成長してらっしゃるんだと思いますが、でもふと思いますよね、同じ事ばっかりやってると。なんか公共料金とか光熱費とかあんまりちゃんと知らないし、社会人としてこう、適合出来てるのか…。
クリス:先日、NEWシングル「君の鼓動は君にしか鳴らせない」がリリースされましたが。 平井:長くてすみません。 クリス:いえいえ。これは唐沢寿明さん主演の連続ドラマ「ナポレオンの村」の主題歌の書下ろしソングですが、これは先方から曲に関するオーダーみたいなものはあったんですか? 平井:ありました。脚本も読みましたし、プロデューサーの方から、「普段のセンチメンタルな平井さんはいりません」って言われました。あえてそれを封印して、由々しく熱くっていう僕が一番苦手な…。最近ずっと卑屈な曲ばっかり書いてきたので、自分の中の闘志みたいなものを無理くり引っ張り出して、頑張って書きました。
クリス:この曲のプロデューサーは亀田誠治さん!もう何回もお仕事されてますが、何回目ですか? 平井:ちょっともう、uncountableな。 クリス:数えきれないくらい! 平井:まあ、数えきれない事はないですけど、もういつもよくして下さってます。 クリス:今回、サウンド的にこだわったポイントはなんでしょう? 平井:タイトルに「鼓動を鳴らす」という言葉が入ってるので、鳴りものということで、心臓の音やティンパニーや、チューブラベルとか、とにかく鳴りものを印象的に鳴らしてくださいっていうのを亀田さんに申し上げて、いつもは何も言わないで丸投げなんですけど、そこだけお願いしました。 クリス:これは心臓の音は太鼓かなにか? 平井:これは本当の心臓の音ですね、僕の心臓の音ではないんですけど。心臓の音をBPMに合って入れてるから、キックに聞こえたりして、まあ聞こえなくてもいいんですけど。心臓の音ってどんなんだろうって色んな音を検証して、どっちが心臓っぽいかなとかって亀田さんと音中で聴いて、結局実際の心音をサンプリングして、音に落として入れています。 クリス:じゃあ最初は心臓の音らしい物を選んでいたんだけど、やっぱり違うなという事で本物に。
クリス:デビュー当時から変わったことってありますか? 平井:それはやっぱり当時の23歳の天真爛漫な平井堅はどこにもいないですよね。 クリス:今、形容詞を付けるとしたらどんなものになりますか? 平井:「卑屈」「ネガティブ」「意固地」。でも自分で言うのも難ですけど、真面目だなと思います、それは変わってないかな、もう嫌なくらい真面目。 クリス:それは私生活も?仕事だけ? 平井:真面目ですね。だから破綻しない、枠から出ない、つまんないですよね。だから野蛮な人に憧れますよね、勝新太郎さんみたいな。
番組恒例★ピンポンボックス
◎一番好きな食べ物は何? 平井:エビ! クリス:どんな風に食べるのが好き? 平井:生で車海老とかの刺身も好きですし、ソテーも好きですし、あの美味しさって他に代えようがない。 クリス:私もサマソニの会場でバターシュリンプばっかり食べてました。
◎大好きな映画をひとつ教えて下さい。 平井:生涯で一番観たのは、「レナードの朝」、もう15回は観てるかな。 クリス:今言われて、ロバート・デニーロがベッドからひょっこり起き上がって笑うシーンを思い出しました。 平井:もうやめてください。涙が出るんで本当にやめてください。
◎一番好きな香りは何? 平井:のりの”Pritt”。小ちゃい頃、文房具でよくあったんですけど。 クリス:ああ、のりね、食べものじゃなくて。 平井:その匂いがすっごい好きで、小ちゃい頃からずっと香りを嗅いでて、すごい地味な香りなんですけど、あの匂いは忘れられない。
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