Guest : moumoon
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moumoonのVo.ユカさんとGt.マサキさんが2人そろって3年ぶり、2回目の登場!
クリス:今年でmoumoon結成10周年で、メジャーデビューして8年ですけど、もう業界の重鎮というか、新人さんって意識ではないよね? ユカ:そうですね、いつもフレッシュな気持ちではいたいですけどね。 マサキ:新人じゃない事が嫌ですけどね、新人でいたいですね。 ユカ:だいぶ大人になりましたからね。
クリス:今年3月からは日本、フランス、台湾の3ヶ国、合計8箇所を2人だけでまわるツアーを敢行したとか? ユカ:いつも5〜6人の編成で回っていたんですけど、2人だけというのはすごく難しかったですね、でもその分すごく楽しかったです。 クリス:これの言い出しっぺは誰だったんですか? ユカ:言い出しっぺは・・・まあ二人ともですかね? マサキ:でもたぶん僕だった気がする・・・。 ユカ:ああ、本当? マサキ:まあ、今年は2回ツアーをやろうって言って、春はどうしようって言った時に「もう2人だけでいいんじゃない?」って、2人だけでライブを完結させようってことをずっと考えていたんですよ。それをいつかやりたいなって話していて、これはこのタイミングでやった方がいいかもしれないと思って。 クリス:それはなぜ2人だけの方がよかったんですか? ユカ:というのが、アコースティックで2人だけで演奏することって多いんですけど、でもバンドメンバーと一緒にやる時に、支えてもらってる感がすごくあったし、もっともっと2人での演奏がまとまったり、2人のコミュニケーションがすごく高まった状態でバンドで演奏したらもっとよくなるんじゃないかっていうところから。 マサキ:単純に2人組で2時間とかのライブを完結したいという願望があったんですね、ずっと。 ユカ:そうだね。 クリス:どうでした、どんな風にそれを成し遂げたんですか? ユカ:すごい長い道のりだったんですけど、アコースティックだけじゃなくて、色んな楽器を使ったりとか、小物の楽器だったり。 マサキ:でも一番不安だったのが、ずっと同じ音だと飽きるんじゃないかなって心配はしてて、だから色んな工夫を。ユカちゃんがパーカッションでベルの音を叩いたのをその場でサンプリングして、それを僕が足の鍵盤で弾いたりとか、あとは、よくあるルーバー的なものをギターとかに色々使って、ユカちゃんもアコースティックのカホーンとか。 ユカ:楽器が増えていくんですよね、やっぱり。 マサキ:バイオリンの音を2オクターブ下げて、ベースの音にして、ユカちゃんが弾きながら歌ったりとか。 クリス:ユカさんは楽器はギターなんですか? ユカ:ギターを叩いたり、弾いたり、ベースとしてエレキバイオリンを使ったりとか、カホーンでリズム叩くとか。フロアタムって大っきい太鼓とスネアだけで疾走感のある曲を演奏したりとか、色んな試行錯誤でしたね。 クリス:実験はどこでやってたんですか? ユカ:マサキくんのスタジオですね。 マサキ:色んな事を試していた段階は家でした。
クリス:フランスのリオンでは船の上でライブをしたそうですね。 ユカ:リオンって船が、川沿いにたくさん停泊していて、そこはお昼はカフェとかになっていて、夜はクラブとかライブハウスになるんですよ、だから向こうではそれが普通の事らしく。 クリス:じゃあ海の上を航海するわけではなく停泊している船の上でという事ですね。 ユカ:そうです、綱で繋がっていて、お店として使っている船です。おしゃれでしたね、すごく揺れましたけど(笑)。 クリス:それは盛り上がり過ぎないようにしないとですね。
クリス:先日、通算6枚目のNEWアルバム『It's Our Time』がリリースされましたが、これはどういう思いを込めたタイトルなんでしょう? ユカ:これは私たちが楽しむ番だよっていう意味で、「我らの番がやってきたぞ!」と。 クリス:今までは我らの番じゃなかったの? ユカ:我らの番っていうのが、もっと伝えたくなったていうことですかね。まだちょっと出し切れてなかったんじゃないですか、”我らの番感”というのが(笑)。 クリス:目にもの見せてやるぞと。 ユカ:それをちょっとゆるーい感じにポジティブに楽しい音を詰めて届けようという感じでしたね。 クリス:そしてこれを「もうひとつのデビューアルバム」と言っているそうですが、これはどういう意味? ユカ:これはリリースする時に、インディーズで始めてCDを作った時のような感覚になったんですよ。どういう風に受け止められるんだろうというのもわからないし。 クリス:初心に戻ったという感じ? ユカ:それに近いと思いますね。
クリス:さっき、台湾とフランスをまわった話をしましたが、台湾とフランスはmoumoonのファンが多いという事ですが、なんかサウンドがフランスっぽいよね。 ユカ:ありがとうございます。 クリス:ジャケットのイラストもイタリアのアーティスト、マルゲリータさん担当したそうですが、マルゲリータさんらしく不要なものはのっていない感じですね、トマトとモッツアレラだけみたいな。
クリス:あとはCDの工場にも行ったらしいですね。 ユカ:結成10年なんですけど、始めてCDが目の前でプレスされるのを見る事ができたので、非常に感動しました。 マサキ:パッカーンってなる瞬間に「あ、今音が記録された!」みたいな。 クリス:あの盤は固形なの?それとも溶けてるの? マサキ:最初はチップみたいな、樹脂みたいなものが流込んできて、溶かされてキュってなったらもうプレスされてるんです。あとは、保護膜とかをつけるだけで。 ユカ:そのジャケットのCDにビニールがかけられる前の状態の1ページ目に、数枚限定でサインというか、いたずら書きというか、メッセージを書いているんです。 クリス:工場で出来立てほやほやの、出荷前のものに!それは何枚サインしたんですか? マサキ:正確に言えないみたいなんですけど、まあ40枚前後という感じですね。 ユカ:だから「出た!」って言う人は写真撮って送ってくれたりするので。 マサキ:Twitterで送ってくれるので、僕らも1号2号とか書いていたので、「あ、8号が見つかった」とか言いながら。
番組恒例★ピンポンボックス
◎初対面の異性で思わず見ちゃうところは? マサキ:えー、ちょっとなんすか。 ユカ:はやくはやく、生放送だよ! クリス:これはもうとっさに閃いたものを。 マサキ:顔ですけど。あれ・・・違う? クリス:いえ、別にいいんですよ、何を動揺してるんですか?じゃあ、どんな顔がいいの? マサキ:え、全体的な、なんか…。タイプかどうかですよ。終わりでいいですか?
◎この世で一番苦手なものは? ユカ:ミスターGです。 クリス:ミスターGってなに? ユカ:cockroachさんです、もう発声するのも怖いくらい嫌いですね。他の虫は大丈夫なんですけど。 クリス:ゴキブリに隣接したことありますか? ユカ:ありましたよ、地下鉄に乗っていたら電光掲示板の所にいて、私のおでこから、すり抜けて肩に触ってからの、どなたかのバックに着地されて。その瞬間に携帯持っていたんですけど、携帯飛んでっちゃって。でも満員電車だったので、モッシュ&ダイブみたいな感じで戻ってきました(笑)。
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