2015年09月06日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 米津玄師


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米津玄師さんが、昨年5月以来、1年4ヶ月ぶりのご登場!

クリス:前回、来てくれた時は、始めてのライブが控えてるって言ってたじゃないですか、あれから結構こなしてる?
米津:もうあれから、10何本とかですかね。
クリス:あの時は一回もやったことなかったんだもんね。
米津:やったことなかったですね。
クリス:どうでした?ライブは気楽でした?
米津:一番最初から楽しむことが一番大事だなって思っていたので、一番最初っから楽しかったは楽しかったんですけど、でも段々やっていくうちに、徐々に上手くなってきたのかなって感じはしますけど。
クリス:つい今朝、いい格言を見つけまして、「練習している時は自分が最低だと思え。ただ、本番は自分が最高だと思え」って。いい言葉だよね。まあそんな感じだよね?
米津:そんな感じですね。
クリス:みんなが本番楽しむっていうのはそういう事だと思いますけれども。そしてこの夏は夏フェスにも出て、これも大量で4本も出たとか?総なめですね!
米津:大きい所も出させてもらって、ありがたいですけど。
クリス:前回番組に来た時に、初めて観たのが「ROCK IN JAPAN」と言ってましたけど、そのフェスにも出演してみてどうですか?!
米津:やっぱり一番最初に観に行ったフェスだし、それが18歳とかの頃だったので、結構な感慨深さがあって、その時出たのも、今までに出た中でも人数が多くて、野外でやるのも初めてだったし、だからものすごい体験だったなと思って。
クリス:でも背が高いからライブではお得だよね、羨ましいもん。視界を妨げる人はいないでしょ?
米津:でもめしゃちゃ後ろの人とかが気になっちゃうんですよ。
クリス:逆に気を使っちゃうみたいな。

クリス:米津さん通算4枚目のシングル「アンビリーバーズ」がリリースされましたが、これはどういう意味?
米津:これは”信じない人達”みたいな意味なんですけど、否定による肯定というのがやりたくて、何かを信じない事によって、反対側にあるものを信じるっていう。
クリス:エレクトロサウンドが印象的な曲ですが、今回打ち込みにしたのはどうして?
米津:今回はギターを使わないっていう制約のもと作ったんですけど、同じ事をやっててもしょうがない、どんどん変わって行かなきゃいけないなっていうのが第一にあって、だからそういう事を考えてましたね。
クリス:まだ行ったことのない道に行ってみようって事ですよね。

クリス:この曲を演奏する時はギターは持たないんだ?
米津:ギターを持たずにハンドマイクで、フロアタムを叩きながら。
クリス:今回ルールを設けたわけだけど、その時のテーマは最初につけるの?
米津:テーマありきみたいなのは結構多くて、ちょっと前だったら”いかに変な音を作るか”ってのをやってたんですけど、最近は、ちゃんと人に伝わるものを作ろうかなっていうのはありますね。
クリス:イメージが沸いてきたものに、これはアコギかな、打ち込みかなとかって思うんじゃなくて、とりあえずテーマというかプランみたいなものを、立てるタイプなんだよね?
米津:タイトルから曲作るとかが多くて、そういう一番最初にそういう制約とかがあって、制約から生まれるタイトルがあって。
クリス:逆はあんまりない?
米津:逆もありますけどね。

クリス:でも音楽だけではなく絵がすごい上手いんですよ。CDのジャケットも描いていて、絵の勉強もちょっとやられていたとか?
米津:そうですね、そんなに真面目にはやってなかったんですけど。一応一年くらいは。
クリス:でも好きな事をやってきた感じがするよね。
米津:好きな事だけやってきたらこうなってしまった。
クリス:いいじゃないですか、どっかのCMみたいで。でも今の時代ってそうなのかな、クリエイターの先輩として若い人達に「今の時代は好きな事できるぜ」って言える感じなのかな?
米津:でも自分の身の回りに好きなものばっかり置ける時代ではあるなって思っていて、それがいいのか悪いのかっていうのは別として、そういう環境で自分は育ってきて幸せではあったなとは思いますね。
クリス:だって「そろそろいい感じだ」って思ったら動画サイトにあげればいいんだもんね。クリエイティブな人にとってはすごい時代ですよね。

番組恒例★ピンポンボックス

◎他人には理解してもらえない些細な悩み事は?
米津:自分は音楽も作って絵も描くじゃないですか、だから毎回レコーディングが終わった後にジェケットとかその中の絵とかを描いたりするんですけど、それがすごい辛いんですよ。
クリス:なんで?
米津:音を作ってる時は音の事ばっかり考えてるから、絵の事全然考えてないんですよ、だから音を精根尽き果てるくらいかっちり作って、よしできたって思った瞬間から、また真っ新な部屋に放り込まれるみたいな、また俺やんなきゃいけないんだって。
クリス:じゃあ今度のテーマは最初っからビジュアルありきでいったらどうですか?
米津:それいいですね。

◎尊敬している人は?
米津:宮沢賢治とかになるかな。昔からすごい影響を受けていて、詩集とかよく読んでて。
クリス:どういう所が一番彼の好きなところですか?
米津:すごい言葉使いとかも美しいし、人として誠実な部分があったり、自分とオーバーラップする部分もあるし、だから自分もこういう人になれるのかなっていう希望も込めて好きだったりしますね。
クリス:じゃあ自分が求めてる感性は、ピュアな部分だったりするの?
米津:そうですね、純粋でありたいとは思ってますけど。

◎よく使っている携帯アプリは何?
米津:なんだろ…。Twitterくらいしかやらないっすね。
クリス:Facebookとかは?
米津:やらないですね。
クリス:ゲームとかはやりますか?
米津:ゲームはやりますね。
クリス:どんなゲーム?
米津:最近は「Splatoon」っていうゲームがあって、イカがインクを塗り合って陣取り合戦するっていう。5分くらいでできるんですけど、それが手軽で作業の合間とかにやってます。

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