Guest : SCANDAL
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初のワールドツアーを終えたSCANDAL!HARUNAさん(Vo&Gt)、MAMIさん(Gt)、TOMOMIさん (Ba)、RINAさん(Dr)がメンバー全員そろって登場!
クリス:最近は、非常に調子いいですよね?世界に羽ばたけSCANDALって感じですけど。初のワールドツアーを敢行して、結構まわったんでしょ? HARUNA:そうですね、5ヶ月間くらいまわってきました! TOMOMI:41公演しましたね。 クリス:どこが印象に残ってますか? HARUNA:メキシコに初めて行ったんですけど、文化も含め、お客さんの雰囲気とかもすごくパッションが溢れていて、楽しかったですし、MAMIの誕生日だったので、お客さんにお祝いしてもらったりとかして。 クリス:HAPPY BIRTHDAY歌ってもらったの? MAMI:メキシコの「Las Mananitas」というバースデイソングを歌ってもらって。4分くらいあって、リズムが3拍子なんですよ、それでスタッフさんがケーキも用意してくださっていて、そのロウソクに火をつけて持ってきてくれたんですけど、その4分間のどの間に火を吹き消していいのかわからなくて、メキシコは2000人以上お客さんが来てくれたんですね、それで1分くらい聞いて、ここかなって思う所で火を吹き消したんですけど、タイミングが違ったみたいで…。 クリス:でも、それなんでわかるの? MAMI:あの、お客さんがだれも反応してくれないっていう…(笑)。 全員:(笑)。 MAMI:ちょっと先走っちゃったっていう。でもメキシコで誕生日を迎えるなんでことないですからね、すごく貴重な体験でした。
クリス:どうですか、日本でやるライブと海外でやるライブの違いって? HARUNA:あんまり、日本と海外の違いと言うか、それぞれの国の違いがあるなっていう雰囲気があって。イギリスで初めてライブをやったんですけど、自分たちのファン以外にもライブハウスの常連さんというか、年配のお客さんも来ていて、奥の方でお酒を飲みながらゆっくり見るっていう。 クリス:どうでした、そのお客さんは? HARUNA:なんかちょっとシビアな目で見られてるなって(笑)。日本のガールズバンドどうなの?っていう目で見られている気がしたんですけど、でもライブが終盤に向かうに連れて、みんな笑顔で楽しんでもらえてたのが、よかたなと思いました。 クリス:なんか海外に出ると日本がよく見えるとかよく言うじゃないですか、なんか日本のお客さんでこうなんだなみたいな印象って変わりました? HARUNA:あんまり変わらないような気がしますけど、日本のお客さんはシャイな感じはしますよね。最初っから上げていかないというか、徐々に曲によって上げていく。 RINA:ちゃんと自分たち自身で、曲の捉え方というものがしっかりあって、なんでもハイテンションでいかない、っていうのはあるのかなって思いました。じっくり静かに聴きたい・感じたい曲というのが自分たちの中にしっかりあるっていうのが、日本人のお客さんの素敵なところだなと思いますけどね。 クリス:ラテンの皆さんはもうど頭からヒューヒューみたいな? HARUNA:ちょっとバラードな曲でも一緒に歌うって言う。 TOMOMI:MCの一瞬の隙間を見て、オーレーオレオレオレ♪って歌ったりするんですよ、それは全く日本とは違いますね。
クリス:MCも向こうの言葉でやったとか? HARUNA:できるだけ、挨拶だったり、ちょっとした煽りなんかは、頑張って。 クリス:ちゃんと伝わってました? HARUNA:伝わってない部分も正直あったと思うんですけど、でも頑張りました(笑)!フランス語とかも難しいですね。 クリス:フランス語が一番苦戦したか。 HARUNA:ヨーロッパは難しかった。語尾がふって上がる感じとか、かと思いきや意外と置きにいったり…。 クリス:でもなにか言えばリアクションはあるよね?大体日本に来るアーティストの時はそうだよね。何言ってるかわからなくても「イェーイ」ってオーディエンスは言ってるっていう。
クリス:通算22枚目のシングル「Sisters」が完成しましたが、このタイトルに秘めた想いは? RINA:自由でハッピーな曲を作りたいという気持ちがあって、そういうものになったかなと。私は映画を観るのが好きで、最近は60年代のヨーロッパの映画をよく見ているんですけど、この曲を書いたきっかけも、チェコの「ひなぎく」という映画を観て歌詞から書いていったんですけど、その映画が66年の冷戦真っ只中にすごく自由に好きな事をして生きる姉妹の映画なんですけど、それを観た時にものすごくエネルギーをもらって、その当時と比べたら今は自由度が増してるかもしれないし、権利とか選択肢っていうのも増えてると思うんですね。そういうものをもっと活用して、毎日ハッピーに生きてもらいたいなという想いを込めて書きました。 クリス:政治がどんなに厳しくなっても自由を忘れないっていうね。 RINA:そうですね、自由に生きるってこんなにエネルギーがいるんだって。 クリス:なるほど、今に響きますね。
クリス:この曲は、女子力を歌った感じですか? RINA:まあ自分たちガールズバンドがこういう曲を歌う時にどういうワードを使えば一番伝わるかなと思った時に、”Sisters”っていうワードが浮かんできたんですけど、歌詞を書いたときの気分とか、演奏してみんなに届けている時の感覚としては、今の時代を生きてるすべての人達へ向けて、同士へ!みたいな。男性の方にも聞いてもらいたいし、私は、性別とか年齢関係なく、自由にハッピーに人生作っていって欲しいと思ってるので、みなさんに向けての応援歌ですね。
クリス:今回、エンジニアはグラミー賞を3回も受賞した、Tom Lord-Algeさんが担当したとか。 HARUNA:もともと私たちがトムの事を知っていた訳ではないんですが、今年に入って、この1年ぐらい曲を作っていて、洋楽の要素を取入れて曲を作っていきたいなという思いが強いので、そういうのをレコード会社の人に相談したら、このトムを紹介してもらって、そこからネットとかで調べたらGreen Dayだったり、Avril Lavigneとか自分たちが聞いてきたアルバムだったり音楽を作ってる方だったので、是非お願いしたいという事で。 クリス:サウンド的にはどう違いました? RINA:ボーカルが一番前にある訳じゃなくて、リズムが前にきているというか、ボーカルも楽器の一部として、トータルサウンド的には今までと全然違いましたね。
番組恒例★ピンポンボックス
◎最近ハマっていることは? HARUNA:家でのエクササイズというか、もちろんボイストレーニングとかも行ってやってるですけど、家でできる事と思って、最近は朝起きたら逆立ちとか、バランスボールに乗って体感のトレーニングをしてみたりとか、頑張って続けてます。あとはパワーブリーズっていう息を吐いて肺活量を鍛えるヤツとかを最近手に入れたので、朝晩に5分づつくらいやってますね。 クリス:あれ効きます?僕も昔すごい勧められて。 HARUNA:でもまだやり始めて1週間くらいなんですよ、効果がでるのが4週間くらいと書いてあったので、ちょっと4週間頑張らないと!
◎最近、涙を流したのはいつ? MAMI:家で圧力鍋を使って料理をしてて、その時火加減を誤って、やけどしそうになった時に、ちょっとうるっときました、流してはないですけど。 HARUNA:熱すぎて反射的にきちゃったんだね(笑)。 MAMI:熱いより先に痛いがきて、その刺激にはうるっときました(笑)。 クリス:なるほど、男ですね!
◎自分を動物に例えるなら何? TOMOMI:犬というのは、よく言われますね。 クリス:なんで? TOMOMI:色んな人に寄っていく?っていうと語弊があるけど(笑)。 クリス:人懐こいってことだね。 TOMOMI:でも、昔キリンに似てるねって言われた事が衝撃的でした。
◎初めて行ったライブ・コンサートは? RINA:小学生の時に母親に連れられて、大阪でKinKi Kidsさんのドームのライブが人生初体験。 クリス:おお、堂本ドーム! RINA:その時に剛さんが体調を崩されていて、「点滴をすごい打ってライブしてるんだ」ってMCを20分くらいしてて、こんなにアーティストのライブって喋るんだって思った記憶があります。でもそれから他のアーティストのライブに行くように鳴ってKinKiさんは特別長いんだって事に気づきました(笑)。
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