2016年07月17日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : Suchmos


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3rd E.P.『MINT CONDITION』をリリース!
SuchmosからYONCEが登場!

クリス:今年2月以来ということで5ヶ月ぶりですね、最近忙しい?
YONCE:夏場に入ってからイベントの出演数が増えて土日大体どっかいってるみたいな。
クリス:去年と比べて忙しさは増した?
YONCE:去年ってアルバム出したばかりだったので、そんなんにイベントにバンバン出るって感じじゃなかったんですけよ。今年は2、3倍って感じですかね。
クリス:今年もフジロックでますけど、二年前はROOKIE A GO-GOだったんですよね。
YONCE:ちょうど今ぐらいの時期ですね。
クリス:Suchmosにとって7月ってやっぱり節目なのかな。
YONCE:そうですね。
クリス:正月みたいなもんだよね。そこか全てが始まるみたいな。
YONCE:そんな感じですね。
クリス:もう二年前なんだねROOKIE A GO-GOが。
YONCE:その頃CDなかったんで、ROOKIE A GO-GOの他の出演者はCD売ってるんですけど俺らステッカーしかなくて。
クリス:その時はライブ活動のみだったの?
YONCE:そうですね。
クリス:インディーズ自主盤も出してなかったの?
YONCE:あったんですけどフジロックの時に持ってくるの忘れて。
クリス:忘れちゃったのか!

クリス:昨日も”うれしたのし大好き2016 〜真夏のドリカムフェス〜”に出演して2万5千人を前にステージに立ったわけですけど、どうでしたか?
YONCE:すごい勉強になりましたね。やっぱり自分たちもそのぐらいの規模で自分たちだけでライブがやりたいって常々思ってるのでその味見というか、こんな景色を普段ドリカムの人たちは見ているんだっていうのを実感しました。
クリス:自分たちもいつかみたいな。
YONCE:ドリカムが大尊敬する人たちになりましたね。
クリス:2万5千人っていったらかなりの人数だけど、もう人数にはビビらなくなった?
YONCE:最初は圧倒されていたんですけど、感覚が麻痺してあまり2万5千人なのかどうかわからなくなりました。
クリス:よくいうのは、熟練の人たちって大箱よりも小箱の方が緊張するんですよ、お客さんの顔が見えたりとかリアクションがすぐわかって、ドキドキしちゃうんだって。多すぎるとわけわかんないみたいな。
YONCE:何も伺えないですもんね。

クリス:先日3枚目となるNEW EP『MINT CONDITION』がリリースされましたがどんな意味があるんですか?
YONCE:Suchmosというバンドが今までの過去のいろんな音楽の家系図の中にいるバンドだっていうことを示したくて、The BeatlesだったりThe Rolling Stonesも多分過去の音楽から自分たちなりに新しい解釈で自分たちの音楽を作り上げていったと思うんですけど、バンド音楽の歴史ってずっとそれの繰り返しなのかなって思ってて、なんか俺たちも自分たちが大好きな過去の音楽を元に新しい音楽を作っていくぞみたいな所信表明というか、俺たちは音楽の家系図にのるバンドだってことを宣言するみたいな。
クリス:過去があるから俺たちがいて、これがまた未来につながっていくみたいな事かな。
YONCE:そうですね。
クリス:MINT CONDITIONって言葉自体はどんな意味なの?
YONCE:新品同様みたいな意味合いで、ヴィンテージのギターとか状態のいい物に使われる言葉で、もともとヴィンテージのギターがすごい好きでよく楽器屋さんとかに見に行ったりネットで調べている時にMINT CONDITIONって書いてあってかっこいい言葉だなって思って、それって俺らがやってる音楽に近い言葉なのかなって思ってこのタイトルになりました。
クリス:リード曲の「MINT」の意味合いは何なの?
YONCE:バンド6人がこの先ずっと変わらずにいるってことはないと思ってて、人間だから日々思うことや食べることすらどんどん変わっていくと思うんですけど、その中に一個変わらないフレッシュな物っていうのがあったらきっと大丈夫だってことを歌っている内容というか、あの6人でどんどん行くぜみたいな。
クリス:ハーブのミントのことなんだ。

クリス:3枚目のEPということで前回のレコーディングと変わったところありますか?
YONCE:前回までが結構作り込み過ぎたみたいな感覚があって。アレンジングに一曲一曲時間かけすぎちゃっていて、今作はあんまり頭でっかちに作るというよりは、前のめりに荒削りでいいから録ろうみたいなことを頭に置いていました。
クリス:前回はオーバープロダクションしちゃったんだ。
YONCE:それはそれでもちろんかっこいい作品になったと思うんですけど、それを今のうちからやっちゃうのはちょっと違うかなって。雑味も楽しんでもらえる音源を作りたかったので。
クリス:曲のストックとかはかなりあるの?できたらすぐリリースしてるって感じなの?
YONCE:今んところは今作のレコーディングが3月末くらいに行われたんですけど、その頃にはもう3、4曲あって、今はそれから増えて5、6曲みたいな感じで。
クリス:改めて「MINT」って爽やかだね、ミント感がありますね。この曲は、新潟に免許合宿行った時に作ったの?
YONCE:そうなんですよ。俺とDJのKCが免許持ってなくて、そろそろ免許とらないとってなって、去年の9月にちょうどバンドとして一瞬暇になった瞬間があったのでそこでスケジュール空けてもらって2週間ほど新潟行ってたんですけど、その時にやることなさすぎたのでギターを持って行ってて、スタジアムでライブやってるバンドの映像ばかり見てギター弾いてたらメロディーが思いついてなんか歌詞もすぐ思いついて、そこでほとんどのパーツが完成しちゃいました。
クリス:合宿のおかげなんだ。
YONCE:いいリフレッシュになったというか、気分転換のつもりで曲作ってたんですけどやっぱりリラックスした状態で作ると面白いものが出てくるんだなって思いました。
クリス:免許は取れたんですか?
YONCE:無事取れました。

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◎自慢のお宝は?
YONCE:今日ちょうど付けてるんですけど、カート・コバーンがつけていた時計と同じモデルの時計を海外から買ったんですよ。カート・コバーンが好きすぎて身につけているものを調べていたんですよ。
クリス:そうなんだ。でも、カート・コバーンじゃなくて本当はカート・コベインなんだよね、誰かが誤訳したんだね。

◎最近買った素敵なものは?
YONCE:時計もそうなんですけど、プロテイン買いました。
クリス:なんでですか?
YONCE:最近ジムに行くようになって、3時間4時間の大きなライブやるにあたって、まだ決まってはいないんですけど、ただ将来のこと考えた時にがっつり3、4時間走ったり歌ったりできる体力つけないとなって思って体作りを始めました。
クリス:どんなメニューなの?
YONCE:ひたすらランニングマシーンやったり腹筋背筋とか歌に関係しそうな部分を重点的にやっています。
クリス:週にどれくらいやってるんですか?
YONCE:なんとか2、3回は行けるように時間作っています。
クリス:どのくらいやるの?
YONCE:大体2時間くらいですね。

◎長期休暇があったら?
YONCE:四国の道後温泉に行ってみたいです。
クリス:どんなとこですか?
YONCE:千と千尋の神隠しの舞台になったところらしくて、そういうところを頭空っぽにしてブラブラしたいです。
クリス:千と千尋のファンなの?
YONCE:好きですね。

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Guest : 藤井フミヤ


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先日、ロック54歳!(6×9=54)のお誕生日を迎えた藤井フミヤさんが、NEWアルバム『大人ロック』を持ってご登場!

クリス:この番組は10年ぶりですね。
藤井:この番組はそうみたいですね。
クリス:でもしょっちゅう会っていて、飲み始めてお互い状況はよく覚えてないですけどね。
藤井:顔をお見かけすると近づいていくようにしてますからね。

クリス:先日、7月11日がお誕生日!おめでとうございます!
藤井:6×9=54歳です(笑)。
クリス:もうじゃあ 50代も半ばに入ってどんな感じですか?
藤井:人生50歳過ぎると加速しますね。
クリス:速い、ジタバタするほど加速度が増していく感じ。
藤井:リアイアするとそんな事はないのかな?
クリス:なんか同じ事をやっていると、鮮度が落ちてくるので、印象に残らなくてそれであっという間に過ぎるのかも。だって新しい経験が少ないからね。
藤井:初めて食べるものとかほとんどないですもんね。新しい事をこれから見つけなきゃいけないんだ。そうするとIT系になっていっちゃうね。
クリス:あー俺苦手だ。俺デジタル原始人なんだよ。
藤井:僕もです、アナログでいいやって感じです。
クリス:SNSの進化に迷惑してます。なんか苦手で追いついていけないからもういいやと思って。
藤井:その文化も加速してますからね。

クリス:最近山登ってるの?いつから?
藤井:もうじゅう数年。
クリス:きっかけは?
藤井:きっかけは屋久島に行った時に、深いところに行って誰もいなくなって一人きりになった時に感じた孤独感が心地よくて、もともと実家が山のそばだったので、山には親しんでいて、一人で日帰りで山に行ってみたらそれがすごい気持ちよくて。なんかジムに行く感じで行ってますね。
クリス:最近は行ってます?
藤井:骨折とか靭帯切ったりで行けなかったですね。
クリス:やっぱり怪我を伴いますか?
藤井:いや、家の近所でやりました(笑)。
クリス:でも藤井さんが一人で山登りって意外!
藤井:意外と頂上でのんびりご飯食べるとかもないですよ。すっと登ってすっと帰ってくる。
クリス:それがまた楽しんだね。

クリス:そして先日4年ぶりのNEWアルバム『大人ロック』がリリースされましたが、なぜこのタイトルなんですか?
藤井:このタイトルにしたことによって大人ってなんだろう?ってよく聞かれるんですけど、まあ大人ってがっつかないイメージがあってそういう感じのロックかなと思って。
クリス:ちょっとバックビートな感じでいこうぜと。でもこのタイトルにしたことによって周りから”フミヤさんにとって大人とは?”って聞かれますよね?
藤井:必ず聞かれます(笑)。どうですか自分は大人になったと思いますか?
クリス:仕方なくなってる感じはしますけど、でも最近歳とって同窓会が楽しくなって、小学校から高校まで同じやつが多くて。でも同級生に会うと先祖返りする。おまえ相変わらず馬鹿だよなって言い合ってる感じ(笑)。フミヤさんはどうですか?
藤井:でも仕事に対する真面目さはあるのでそういう部分は大人かなと思います。

クリス:「GIRIGIRIナイト」は作詞はフミヤさんで、作曲が元THE HIGH-LOWS大島賢治さん!
藤井:今回ほとんどサウンドプロデュースですね。
クリス:きっかけはなんだったんですか?
藤井:もともと僕のディレクターが知り合いで、地元の久留米から女子7人のバンドがデビューして、曲を作ってくれって言われて、その曲のサウンドプロデュースが大島くんがやってて、ちょうどアルバムに入ってる「友よ」って曲を番組ように作らなくちゃいけなくなって、それでちょうどいたのでお願いしたら、かっこよくて、そのままもう一曲やってみてってずるずるアルバムやっちゃってってなりましたね、
クリス:相性的にどうですか?
藤井:すごく良かったですね。年代的にも聞いてきた洋楽も一緒だし。
クリス:あとは屋敷豪太さん、そしてちょっとびっくりしたのが、アコーディオニストのcobaさんとあとB’zの松本孝弘さんなんだけど、アルバム聴いた時に、cobaさんの曲、絶対あのcobaさんじゃないと思ったもん!昔よく遊んでたりしてて、あの人どっちかというとエキゾチック系というかワイルド系な感じっていう印象があったから。あまりボーカルものっていう印象もないし。
藤井:でもああいうマイナー系の歌謡曲の感じがcobaさんの中にあるんですかって聞いたら、イタリアにサンレモ音楽祭っていうのがあって、それが日本の歌謡曲と繋がるところがあるらしいです。だからイタリアの歌謡曲と日本の歌謡曲って似てるみたいですね。

クリス:あとは松本さんももっとギンギンかなと思ったら、バラードっぽい感じでしたね。
藤井:俺は松本さんの方が意外でしたね。こんなにメロウ?って。cobaさんは狙ってきたなというのがあったけど。
クリス:ディストーションがかかってる感じかと思ったら。
藤井:デモテープはディストーションかかってたんですけど、LOSで書いてくるって言ってたから、もっと乾いた感じかと思ったら、細かいコード展開と細かいメロで意外でしたね。俺をイメージするとこうなっちゃうのかなというのがありましたけどね。
クリス:あと今回は自主レーベルからリリースですがどうでした?
藤井:好きな事はできますね、リリースも好きな時にできるし、自分ではまだパワーのあるうちにインディーズになろうかなという感じもありましたし。

番組恒例★ピンポンボックス

◎今も昔も変わらない自分にとってのMYアイドルは?
藤井:エルヴィス・コステロとかファンでしたけど、ストレイ・キャッツが出てきたときは、ロックンロールの天使が舞い降りてきたと思いましたね。ビジュアルも含めてすごいなと思って。
クリス:あのギターの・・・ブライアン・セッツァー!
藤井:ブライアン・セッツァーよく渋谷に来ますよね。

◎最近見たオススメの映画はありますか?
藤井:僕本は読むんですけどね。でもあれ見に行きたい!ミック・ジャガーが総監督したジェームス・ブラウンのドキュメンタリー映画!
クリス:へぇー!
藤井:今東京の小さい映画館でやってて。
クリス:僕も最近、YouTubeでジェームス・ブラウンの若い頃の映像ばっかり見てますね!すごいよね。

藤井フミヤさんの最新情報は、オフィシャルサイトでチェック!



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