2016年09月25日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : Nulbarich


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NEWアルバム『Guess Who?』をリリース!
NulbarichからJQさんが初登場!

クリス:謎が多いバンドのNulbarichですが結成の経緯は?
JQ:僕が元々シンガーソングライターでやってたんですけど、今年の頭にバンドを組みたいと思って、尊敬しているミュージシャンに声をかけてそれが現実になったのが結成の経緯です。
クリス:今年の頭なんだ!
JQ:ど新人です。
クリス:JQさん自体は音楽業界にそこそこいるんでしょ?
JQ:僕のこと知らない人の方が多いんじゃないかな。
クリス:JQさんはいつから音楽活動を?
JQ:音楽活動ってなると難しくなるんですけど、音楽は小さい頃からずっとプレイヤーとしてピアノを習ったり吹奏楽をやったりバンドやったりしていたので、いつからプロになったのって言われるとこの2016年なのかなって。
クリス:メインの楽器って何ですか?
JQ:最初はピアノやってました。そのあとはマーチングバンドをやりまして、そこではスネアドラムをやってました。
クリス:鍵盤と太鼓をやっていたんだ。
JQ:そうなんですよ。
クリス:ギターとかもやるの?
JQ:弾けるってレベルじゃないですね。
クリス:Nulbarichって今まで顔を隠していたじゃないですか、今初めてJQさんお顔を拝見しているんですが、他のメンバーも秘密なんですか?
JQ:ライブでは全然隠していないので。
クリス:メンバーは何人いらっしゃるんですか?
JQ:5人ですね。
クリス:バンドメンバーはプロフィール見ると固定されていないみたいなことが書いてあったんですが、そういうことでもなくNulbarichはバンドとして。
JQ:僕はそう思ってます。
クリス:じゃあメンバーもフィックス。
JQ:もう固まってますね。
クリス:バンド名のNulbarichってどんな意味?
JQ:これは造語なんですけど、nullとbutとrichの単語をぎゅっと凝縮した造語で、何もにけど僕たちはリッチだぜみたいな。
クリス:お金いっぱい持ってるとかじゃなくて心が豊と、深いですね。
JQ:深くしたかったんですよ。

クリス:Nulbarichの1stアルバム『Guess Who?』がリリースになりますが、どれだと思う?というタイトルですが、これはNulbarichの個性のミステリーというか、全部は見せないということなのかな?
JQ:このアルバムが1stアルバムなので僕たちを知らない人がほとんどなので、逆の意味だとこれが俺たちなんだぜってことなんですけど、だーれだって感じですね。
クリス:このキャラクター”ナルバリくん”っていうんだよね?
JQ:そうですね。
クリス:これは誰が考えたんですか?
JQ:僕とデザイナーが一緒に話して、もともとバンドが固定じゃなかったりビジュアルを出さないようにしようかって話もあったので一個キャラクターを立てた方が面白いんじゃないかってのが始まりです。
クリス:ライブだとナルバリくんのお面かぶってやったりしないの?
JQ:普通にやっていますね。
クリス:面白いと思うからやればいいのに!
JQ:ちょっとスタッフと話してみます。
クリス:面白いと思うよ顔出しもあるば顔無しもあるみたいな。

クリス:Nulbarichとしてはどのように曲作りをしているんですか?
JQ:お風呂の鼻歌レベルからボイスレコーダーで録ってそこからピアノとかギター乗せて、作曲自体は僕がほとんどやってそこからバンドで肉付けしていきます。
クリス:コード付け、トラックにするプロセスはJQさんがやるんですか?
JQ:僕とメンバーでやっています。
クリス:作品って作曲する楽器で変わっちゃうじゃん、特に鍵盤とギターだと全然違ってくるじゃないですか、やっぱりメロディー重視なのかな?それとも歌?
JQ:トラックベースから作る時もありますね。
クリス:トラックとメロディーどっちがいい?
JQ:作って楽しいのはトラックですね。メロディーから生まれてくる、このメロディー絶対いいってのを広げていくのが楽しいです。

クリス:今回の1stアルバムですがコンセプトとかあるんですか?
JQ:僕の中でワールドワイドに聴いてもらいたいってのが一番だったので、バンドって言ってもトラックスタイルを聴く人にも聴いてもらいたかったし、いろんな人に聴いてもらいたいのもコンセプトだし、パンチのあるアルバムってのもコンセプトです。いろんなジャンルを並べてるので曲順とかを意識して、いい意味で聞き流せるアルバムにしたいなって思いで作りました。
クリス:音楽的なルーツは?
JQ:ブラックミュージックがすごい好きで、その中で一番好きとかはないんですけどやっぱブラックミュージックがベースになっていると思います。
クリス:USのポップス感がありますね。
JQ:USのポップス感が好きなので意識しているかもしれなです。

番組恒例★ピンポンボックス

◎一番好きな匂いは?
JQ:ハーブティーすごく好きで、一番好きなのはカモミールティーですね。
クリス:優しい匂いですよね!
JQ:落ち着くんですよね。

◎最近買った素敵なものは?
JQ:耳型のイヤホンです。
クリス:どう?
JQ:まだ届いていないんですよ、明日とか明後日に着くんじゃないのかなー?
リハーサルで初めて使うんですけど今からワクワクしてます。

◎最近涙を流したのは?
JQ:先月くらいにお風呂でこけまして、お風呂で上がる時に踏み外して脛をどーんとぶつけました。
クリス:脛は痛いですね。
JQ:泣いてましたね。
クリス:私も三日くらい前にロサンゼルスのホテルでベットの角にぶつけました。
JQ:涙出ますよね?
クリス:でなかったんですよ。パッキングしていたんで早くチェックアウトしなきゃいけなかったんでそれどころじゃなかったです。
JQ:そうなんですか。
クリス:キックボクサーって脛ビール瓶で叩くらしいですよ。
JQ:叩くと脛の前に筋肉が出てくるんですよ。
クリス:キックボクシングやってるの?
JQ:高校の時にちょっとやってました。
クリス:ビール瓶で叩くの痛くないんですか?
JQ:耐えられなかったです。すぐ辞めました。

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Guest : Rei


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ギターを持ち込んで、スタジオで生演奏も披露!ブルース女子のReiちゃんが登場!

クリス:2015年4月以来の登場ですが、痩せたよね、なんか女性っぽくなった。
Rei:本当ですか?嬉しいですね。
クリス:痩せた?
Rei:そうなんですかね?測ってはいないけど、近頃雰囲気が変わったって言われますね。
クリス:自分で変わった自覚はある?
Rei:もうシャカリキにやってるので、自分の変化に気がつく事はないんですけど、音楽的にちょっと心のゆとりというか心を大きく持ってできるようになったのかなっていうのは思いますね。
クリス:音楽はゆとりがないとせわしなくなっちゃうもんね!あと経験も積んでるからじゃない?海外も色々行ったって聞いてるけど。
Rei:そうですね、今年は3月には、ジャカルタのJAVA JAZZ fesに行って、スカパラさんと一緒にやって、ホテルにStingとかChris Bottiとかが泊まってて、Chris Bottiにサインもらいました!
クリス:Chris Bottiファンなの?
Rei:そんなに詳しくはなかったんですけど、ステージを見て感動して。あとはNYとか、テキサスのSXSWとか行ったりして本当に鍛えられました。
クリス:やっぱり海外だと緊張する?
Rei:一応帰国子女でアメリカに住んでいた経験があるんですけど、そういう意味で再びミュージシャンになってアメリカでLIVEするという意味では緊張しましたけど、LIVEをやってる時の感覚は変わらなくて、歌詞が日本語の曲とかあるじゃないですか、でもステージの上で音楽に真摯に向き合う、その真剣な姿とか姿勢を、オーディエンスは見て興奮するんだなと思ったから、やっぱり音楽は世界共通言語だなと改めて感じて、国内でも音楽の届け方を改めて考えましたね。
クリス:その部分は同じですもんね、表現する側が主導権を握って、そちら側がしっかり伝えれば、お客さんからも戻ってくるっていうことですもんね。
Rei:はい。

クリス:先日3rdミニアルバム『ORB』をリリースしましたが、これはどういう意味が?
Rei:これは球体とか輪とか、円という意味があります。色んな意味が含められてるんですけど、作品作りだったりLIVEで色んな場所に行ったりして、音楽仲間とかが増えたので、そういう音楽友達とかに、いっぱい参加してもらって演奏したり、エンジニアさんとかにもお手伝いいただいたりとかして、円を感じた制作だったので、そういうことも引っ掛けて”ORB”という。
クリス:あと1stが『BLU』で2ndが『UNO』で、3文字にこだわってるよね?
Rei:そうですね、統一性を出したかったというのもあるんですけど大文字アルファベット3文字って造形美的にも美しいなと思って好きなんですね。

クリス:今回のアルバムで新しい発見とかありました?
Rei:かっこつけたいとか、こういう風に自分を見せたいというのが少なからず音楽をやる中であって、そこでさらけ出せてる部分もあったけど、さらけ出せてない部分もあったんで、自分がこれまで音楽にしたことのなかった感情も言葉にして音にして、より感情的にエモーショナルに作るアルバムにしようと心がけていました。

クリス:「COCOA」という曲で、ココアって飲み物の事だと思ってましたけど、違うんですね。「ここは、、、」=「今、この瞬間!」という事なんですね。ココアは今この瞬間に飲まないと膜張っちゃうし、そういう訳じゃないよね?
Rei:そうですね、”ここはHeaven、この瞬間をEnjoy"という歌詞が出てくるんですけど、ここは私がいるべき場所だ、今この瞬間は見逃してしまったら2度と来ないから、逃さないように味わうべきたという意味が込もってます。
クリス:人生は一回しかないからやり直しはきかないんだという、この瞬間を掴めということですよね。でもココアは膜を張る前に飲め!というのもあるかもしれないよね?閉ざされる前に飲まないと、ココアは膜張っちゃうぞ!という。
Rei:・・・ああ、それもキャッチの一つとして使いましょうか(笑)。
クリス:それで将来的には幕張メッセでね。
Rei:いいですね、そこまで派生して(笑)。

クリス:あとこの前、中村達也とKENKENとの緊急セッションを行ったそうですけど、すごいね!だってあの二人野獣ですよ!
Rei:そうですよ。
クリス:どうだった?
Rei:エキサイティングでしたね。
クリス:Jamだったのそれとも曲をやったの?
Rei:その場でリハなしでぶっつけ本番で、キーだけ決めて。
クリス:E?
Rei:Dですね。
クリス:どんな感じでした?
Rei:すごいアドレナリンが出まくりな感じで、ワンコードでやってみたり、リズムを途中で変えてみたり、私もアドリブで歌詞を変えてみたりとかして。
クリス:歌も歌ったの?アドリブで?
Rei:自分が元々カバーしてた曲の歌詞を引用したり、自分の曲の歌詞も引用しました。
クリス:その音源ってあるの?
Rei:ないんですよね。
クリス:それはね、今この瞬間で、まさに「COCOA」ですね。もうその場にいなかったら2度と聞けないぞと。
Rei:貴重な体験でした。

クリス:今日はスタジオで生演奏をしてくれるということで、ギターを持ってきてくれましたが、そのギターはおいくつぐらいですか?
Rei:1956年ですね。
クリス:じゃあ60年!還暦で、私よりちょっと上だ。Gibsonの渋いギターですが、何を弾いていただけますでしょうか?
Rei:Big Bill Broonzyってご存知ですか?ブルーズマンなんですけど、Eric Clapton『Unplugged』というアルバムの中でカバーしている「Hey Hey」という曲を。

♪スタジオ生演奏「Hey Hey / Rei」♪

クリス:かっこいいじゃないの!レイドがいいですね、出してるトーンが。23歳のReiちゃんだけど、ギター弾いてる魂は、70歳過ぎのミシシッピーの黒人のブルーズマンみたいな感じが出てましたね。
Rei:ありがとうございます。
クリス:そのギターは今お気に入りなの?
Rei:そうですね、アコースティックギターを弾くときはこのギターですね。
クリス:エレキだと何を弾くんですか?
Rei:今回のアルバムではJazzmasterをいっぱい弾いたりしましたし、あとは、DanelectroとかRickenbackerを使ったりしてますね。
クリス:じゃあ結構癖のあるギターの方が好きなんだね。
Rei:そうですね、バランスをとるように心がけていて、リズムギターだったらTelecasterとか正統派な音色がするもので、リードギターでちょっと個性出したい時にトゲトゲしい音を出したかったらブリッチピックアップでJazzmasterで弾くとか、個性のあるものとフラットなもので弾くようにしています。
クリス:Danelectroも渋いじゃないですか!あの軽い感じがまたいいよね、悪く言っちゃうとチープな感じなんだけど、あの独特な感じがあるよね。結構ギターは練習する方なの?
Rei:毎日触ってますね、自分の表現したいことの自分の技術力が妨げになったらいけないというのがあるので、表現したいものが自由に表現できるように、練習するようにはしています。
クリス:どういう練習するの?スケールとか?
Rei:指鳴らしでスケールもしますね、あとはカッティングの練習とか裏拍でアクセントをつけたりとかもしますし。
クリス:メトロノームは使わない?
Rei:使います!弾き語りをやることが多いので、グルーヴを見失ったりすると、お客さんも体がノれない感じがあったりするので、乱れないようにメトロノームで練習します。

クリス:あとReiちゃんはDIY女子ということでアンプやエフェクターも全部自分で作っちゃうの?
Rei:いや、アンプはキャビネットまでは作らないですけど、既製品のアンプとスピーカーを入れ替えたりとか、10インチのものが入ってたら12インチを入れてみたり、あとは真空管のアンプが好きなので、真空管を替えてみたりしてます。
クリス:じゃあ半田ごてとか得意なの?
Rei:まだ勉強中ですね、難しい。

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