2016年12月18日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : ASIAN KUNG-FU GENERATION


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新録盤『ソルファ』をリリースしたアジカンが登場!

クリス:今年は早かったですか?
後藤:20周年ということでいろいろあって年末が来ました。
クリス:どんな一年だった?
後藤:僕はレコーディングから始まってソロのツアーがあって、そうこうしている間にASIAN KUNG-FU GENERATIONのスタジオワークが始まってずっと仕事でした。
喜多:Gotchがソロの時はそんなに忙しくないんですけど、後半の『ソルファ』のレコーディングは大変でした。始まってしまえばあっという間でしたが。
クリス:先日最新アルバムがリリースされましたがタイトルは一緒なんだよね?
後藤:そうです。
クリス:どうやって区別するんですか?
後藤:一応2016って数字がつくので。
クリス:2004年にリリースされたアジカンを代表する名盤『ソルファ』なんですが、後輩に影響を与えましたね。アジカンを聴いて育ったジェネレーションはこれでバンドを始めたっていう人多いですからね。でも、アルバム一枚丸ごと再レコーディングって禁じ手じゃないですか?
後藤:そうですね、誰もやっていないし、当時すごく忙しくて楽曲はいいのに自分たちの技術が足りていないような気持ちに年を重ねるごとになってきて、心残りのあるアルバムの一つだったので。
クリス:普通やらないですよね。
喜多:最初聞いた時は戸惑いましたね。
クリス:大幅に変えたとかBPM変えたとかはないですもんね?
後藤:変えても2とか少しで、なるべく原曲に忠実でただ音が良くなっているだけでも作品としてのアップデートなんだってみんなで話しして、そういった少しの変化でも今の体のままこのアラフォーの経験値だけで作ればきっといいものができるから大丈夫って話しして。
クリス:今回は繊細というか研ぎ澄まされた感じがして、皆さんも上手くなっているのが如実に出ますね。
後藤:去年とかフー・ファイターズのスタジオ使わせてもらったりとかして、アレンジも広がって自分としても今年やれて本当に良かった。
クリス:メリハリ感すごいですよね。
後藤:ありがとうございます。
クリス:後藤さん曰くTwitterで”このアルバムは紛れもなく新譜”と!
後藤:サウンドが違えば新作って思ってもいいんじゃないかなって。歌っていることは一緒ですけどサウンドのプロダクションが違っていたりとか音響が違うっていうのも作品性として大事なところだと思っているので自分で聞いても全く新しいものだと思いました。
クリス:喜多さんはどう思いますか?
喜多:そんなにアレンジとか変えないで今の音でやればいいんだよって言ってくれた時から気持ちが前向きになってレコーディング自体は楽しんでできました。

クリス:新録された「ループ&ループ」はFOR THE NEXTキャンペーンソングになっています。通常バージョンに加えアジカンに憧れてバンドを始めたKANA-BOONの鮪くんとBLUE ENCOUNTの田邊くんが参加したFOR THE NEXTエディションもあるということですが、後輩とやるってどうですか?
後藤:凄い好いてくれて持ち上げてくれるんですよ。
クリス:先輩だからね。
後藤:特にBLUE ENCOUNTの田邊くんは先輩の持ち上げ方が気持ちいんですよ。サラリーマンだったら出世するだろうなって。
クリス:たまにイマイチな時ありますもんね。
喜多:絶妙ですね。
クリス:鮪くんは?
後藤:あいつは純朴にいろんなこと聞いてくれて可愛らしい感じですね。田邊くんとはタッチの違う感じで。
クリス:「ループ&ループ」だけが曲順が違うんだよね?
後藤:そうですね。
クリス:意図はあるんですか?
後藤:当時はボーナストラックみたいなエンドロールだったんですけど、今回録ってみたら最後の曲の「海岸通り」が壮大になって、「ループ&ループ」の居心地が悪そうだったので直しました。

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◎小さい頃の夢は?
喜多:プロサッカー選手になりたかったです。小学校の時やっていたので。
クリス:ポジションは?
喜多:センターバックというか守りでしたね。
クリス:誰に憧れていたんですか?
喜多:キャプテン翼の日向小次郎さんに憧れていました。
クリス:今でもやっているんですか?
喜多:やっていないです。
クリス:なにやってみたいですか?
喜多:テニスです。高校の時テニスやっていて、ラケットを買ったんですけどまだやっていないです。

◎メンバーに治してほしいことは?
後藤:喜多くんが僕の話スルーするんですよ。普段の日常会話でも例えばギターの演奏の話している時も流されて、、、
喜多:そんなつもりないんですけどね。
クリス:右から入って左から流れるみたいな。
喜多:聞いてるんですけど返事しない時があるみたいで。
クリス:ちゃんと覚えているんですか?
喜多:多分覚えています。

◎カラオケの十八番は?
喜多:あまり行かないですけどたまに地元の友達と行く流れになったらボーカルじゃないのにアジカンの曲を歌わされるんですよ。
クリス:何を歌うんですか?
喜多:だいたい「リライト」たまに「ループ&ループ」とかも、友達が歌ってる時にハモったりすると喜ばれますね。
後藤:僕は行かないです。
喜多:一回ツアーで行ったことがあってその時はみんなで「君という花」歌いました。

◎自分にとってのヒーローは?
後藤:ノエル・ギャラガーがヒーローです。
クリス:なぜ?
後藤:自分の作曲もそうだし歌詞の書き方もそうなんですけどロックの曲の書き方はノエル・ギャラガーのインタビューとかで覚えたので勝手に師匠だと思っています。
クリス:あったことはあるの?
後藤:あります。2回くらいインタビューして一回オアシスの前座をやらせて頂いた時に打ち上げにも呼んでもらって凄い幸せな時間でした。
クリス:ノエルはいい人でした?
後藤:ノエルはいい人とは言いづらいかなって。皮肉屋っぽい感じで。弟のリアムは来いよって感じでハグしてくれたり。
クリス:そうなんだ!イメージ的にはリアムの方が問題児な感じするじゃん。
後藤:面倒見のいい町のヤンキーみたいな感じで。

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Guest : 久保田利伸


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今年 デビュー30周年を迎えた、R&B界のレジェンド! 久保田利伸さんが久々の登場。

クリス:先日行われた「J-WAVE LIVE AUTUMN」は、見た人みんな、もう久保田さんが持って行った話ですごいですよ!
久保田:キャリアももちろんあるでしょうけど、でもこの前は俺はずるかった!
クリス:なんで?
久保田:出る順番も割と温めてもらった位置だし、あとはあのLIVEを仕切っていた人が、スティーヴィー・ワンダーメドレーをやりましょうと!これは俺大得意だから、スティーヴィーの曲を全曲と言っていいほど歌えるわけじゃないですか、しかもその数ある中から1曲選んでみんな歌うので、その中で一番得意な曲を歌うわけだし、キャリア的にもスティーヴィーの入り込み方も俺が一番強いから、一番得意なことをやらせてもらったから、あれはずるかったね!
クリス:いや!それはないでしょ!
久保田:だって俺歌いながら、俺すごいなと思っちゃったもん(笑)。
クリス:曲はなんだったんですか?
久保田:俺は「ANOTHER STAR」中学の時から聴いてる曲で、最近ファレル・ウィリアムスとかナイル・ロジャースがあの曲をネタで入れたりして、同じ曲が好きなんだって嬉しくなっちゃう。

クリス:でもそういった歌声をキープする為になにかやってます?
久保田:あまりやるタイプではないんですが、今年は「塩うがい」!
クリス:知らない!貝ですか?
久保田:貝でもいいですね!でも塩でうがいする方!
クリス:ああ!塩水でうがいするんだ!
久保田:これ、この秋くらいからある先輩が新聞で塩うがいするって書いてて、風邪ひきそうな時に試しにやってみたの、そしたら本当に治っちゃって。
クリス:それは出かけた時に?
久保田:朝の体調によってやることもあるし、ちなみに今日もやった。まあ俺もそうだけど、クリスペプラー氏の場合は、毎日仕事で喋るわけでしょ?俺より風邪をひくポイントがないね!
クリス:だからそれはもうものすごい気をつけて、こんな商売してて気管支も弱いから、だから過敏になってるんですよね、だからスタジオにものど飴、ミニ加湿器と、龍角散もあるし。
久保田:もう一個いいのを教えてあげようか?あのね、足の裏をにぎにぎするの。これを10回3セットくらいやると足の土踏まずの部分が鍛えられて、ずっと元気でいられる。足の裏は体調のすべてに関わるらしいので、これはいいです!実はこれあんまり誰にも言ってないんだけど、これを今日から是非!

クリス:
先月、初のコラボレーション・ベストアルバム、『THE BADDEST 〜Collaboration〜』をリリースされましたが、もう参加アーティストはすごいメンツですが、「SUKIYAKI 〜UE WO MUITE ARUKOU〜」は、ミュージック・ソウルチャイルドをフィーチャー!レコーディングはどうでした?
久保田:一緒にやりたくないくらい歌がうまいんですよ。TODAY’Sソウルシンガーの中で最も好きと言ってもいいし、最も歌が上手いと思っているシンガーなので、やりたくないなと思ったんだけど、やるしかねえなと。で、彼がこの時アトランタにいたので、俺が行くから一緒にやろうって言って。それであいつに負けないようにやらなきゃなんて思ってたんだけど、まあ「SUKIYAKI」という大きな歌もあって上手い下手というよりも音楽をシェアする感じのセッションになったので、もうどっちが上手いとか気にならなかった。だから結局いい歌を歌えましたね。
クリス:やっぱりスタジオ一緒に入ると違いますよね?最近は別録りするケースが多いじゃん、でも現地に行って顔を見て、肉声を聴いて反応し合ってやるのが本物かなと。
久保田:でも面と向かって同じ空間の中でやっちゃえば、もうすぐにできると思ったのね、でもデータのやりとりしてると、どこかに妥協が生まれるし、でも同じ空間でやっちゃえばそういうのは一切ないので、逆に時間もかからない。その場で生まれるものだけでやりたいっていうのは理想です。

クリス:あと、AIと「Soul 2 Soul」でコラボしてますが、どうでした?
久保田:AIは素晴らしいね!歌も存在も。このタイミングで AIというのは本当に正解だなと。存在自体がめでたいというか、前向きなバイブスしかないっていうか、なんだろうねあいつね!
クリス:シンガーって自分の声帯で自分の経験だったり感情を伝えるから、本当に人間性って出ますよね!
久保田:30年で色んなやつに会ってきて、いいやつもいるし明るいやつもいるけど、その中でもAIがトップだなって。多分AIに会ったことがあるやつはみんな同じことを思うと思うんだけど、本当に太陽ですね。
クリス:あの人曲がってないですもんね。
久保田:嘘つかないし構えないね!

クリス:でも改めて見るとすごい参加アーティストがずらりですよね!
久保田:本当は演奏家を含めてのコラボ曲だったら50曲近くあるから、その中からソロディールがある人に限って選んだんだよね、そうしなかったら、憧れのミュージシャンなんて他にもいっぱいいるから。
クリス:だってベースのミシェル・ンデゲオチェロ、大好きですもん!
久保田:ミシェルは、キャロン・ウィーラーがすごいベースプレイヤーがいるわよ、でも小っちゃい女の子よって教えてくれて、本当かなと思ったらもう驚きですね!ブンっていった瞬間に全員スタジオではねちゃって。その3年後くらいにミシェルがデビューして。
クリス:本当にすごいアルバムですよ。

番組恒例☆ピンポンボックス

◎好きな擬音語を教えてください!
久保田:これは「ンアッ!」、ファンキーJBな感じ。
クリス:やっぱりJBですか?
久保田:歌う時のが癖になっちゃってて、例えばマッサージに行って、押されていたい時に「ンアッ!」ってなっちゃって。そのマッサージ師の人が素敵なお姉さんで素敵な声ですねとか言われちゃうと、またついつい出ちゃうの(笑)。
クリス:今度のMVにいいアイデアかもしれませんね!

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