Guest : MONDO GROSSO
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14年ぶりの新曲を発表!MONDO GROSSOが登場!
クリス:大沢さんは頻繁にうちの持ち込みレコメンでオススメを紹介してもらっているんですが、今日は14年ぶりMONDO GROSSOとしての登場ということで、なんでそんなにスパンが空いたんですか? 大沢:明確な理由はなかったんですけど最後に出した時は前のレコード会社でSONYMUSICだったんですよ。avexに移ってなんとなく自分のDJのトラックを作るってことにシフトして、それからは個人名義を使うようになったんです。 クリス:MONDO GROSSOっていうのは打ち込みではなくっていうわけでなく、、、 大沢:というわけではないんです。やっぱり歴史があって、もともとはバンドから始まって、意識はしていないんですけどMONDO GROSSO特有のムードみたいなものが出てきて、変化もしつつここに至っているんですが。 クリス:そもそもMONDO GROSSOはどんなコンセプトで誕生したの? 大沢:もともとは京都でセッションバンドみたいな形で始まって、MONDOは世界でGROSSOは大きいという意味なんですけど、京都はその真逆ですごいミニマルでそんなところで大きい世界を思い描いて音楽を初めてるっていうのが皮肉で面白かったんですよ。なのでなんでも取り入れていこうっていう感じで。 クリス:セッションバンドってジャム系なの? 大沢:近かったですね!いろんな人がライブやるたびにメンバー変わったりとかしてましたし。
クリス:MONDO GROSSO6枚目のアルバム『何度でも新しく生まれる』がリリースになりますが直球ですね! 大沢:直球といえば直球ですね。 クリス:これにはどんな思いが? 大沢:アルバムを聴いていただければわかると思うんですけど、とにかくやったことないことをいっぱいやろうってことで、全曲日本語も新しいですし、タイトルに日本語をつけるのもアルバムとして初めてなので、そういった意味でやったことないこと全部やってみようってことですね。 クリス:今回はなんで日本語にこだわったの? 大沢:MONDO GROSSOが14年ぶりにやるって決まった時にいろんなことを考えたんですよ。本当は逃げに近いような形もあったんですけど、フィーチャリングボーカルはだいたいが外国語圏の方ばっかりだったので、日本の音楽シーン見回して日本語でちゃんとやってみたいなって思いがどんどん出てきて、悩んだあげく一曲目にできたのが日本語がはまると思って、だったら全部日本語でやるっていう新しい挑戦してみたいと思ったんですよね クリス:参加ボーカリストの方は現状三人の方が発表されていますね。満島ひかりさん、bird、INO hidefumiさん。満島さんは女優として大活躍ですが元々はボーカリストですもんね。birdは以前からやっていましたもんね、INO hidefumiさんはどうですか?キーボードプレイヤーではないんだよね。 大沢:キーボードプレイヤーって認識があるかと思うんですが、藤原ヒロシさんのライブでご一緒した時に何曲かベース弾かせてもらったんですが、その時に彼が歌われていたんですよ、その時の声がすごい印象的でお願いしました。
クリス:「ラビリンス」は満島ひかりさんがボーカルで歌詞を東京スカパラダイスオーケストラの谷中さんが書いているんですよね。この曲はどんな感じで生まれたんですか? 大沢:日本語でポップな曲って感じると思うんですが、メロディーが一種類しかないんですよ基本的にずっと同じなんですよ。歌詞だけ変わっていってるっていうミニマルなコンセプトでポップスをやってみたいっていうところから始まって、グッとくる歌詞が欲しいってことで、以前から谷中さんとは一緒にやろうって話をしていたんですけどなかなか上がってこなくて、結構待ちましたね、何ヶ月単位で。この曲が出来上がってアルバム全曲を日本語にしようって決めました。 クリス:ループハウス系って気持ちいいじゃないですか。すごい地中海っぽいです。 大沢:すごいい表現です。 クリス:今回のNEWアルバムでサウンド面のテーマはあるんですか? 大沢:思いついたこと取り入れたりとか、頭で考えずに思いついた直感を採用するっていうことに徹したので割と散らかるかなって思ったんですけど、トータルで聞いてみたらそうでもないのかなって。 クリス:湧いてきたものを並べた感じだね。 大沢:いろんな人の直感とかも信用したりとか採用したりしているので面白いです。
クリス:アルバム『何度でも新しく生まれる』から「迷子のアストゥルナウタ」を抜け駆け先駆けOAしましたが、ボーカルは、INO hidefumiさんなんだよね。作詞は、THE BOOMの宮沢和史さんが書いていますが、アストゥルナウタは? 大沢:ポルトガル語で宇宙飛行士です。 クリス:なんでアストゥルナウタなんですか? 大沢:宮沢さんが気を利かして、タイトルに反映させたんじゃないかなって。 クリス:宮沢さんとは昔から? 大沢:まだちゃんとお会いしたことなくて、今回もお会いしたかったんですけど、会えませんでした。 クリス:INOさんは本来はキーボーディストですもんね。 大沢:今、自分のボーカルをフィーチャーしたアルバムを予定しているみたいでこれからもしかしたらガンガン歌われるかもしれません。 クリス:透明感のある感じで男性ボーカルでは珍しいですね。 大沢:ちょっと日本っぽくないですよね。
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