2018年03月11日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : MONKEY MAJIK


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仙台在住のMONKEY MAJIKが登場!

クリス:およそ4年半ぶりの登場ですね。
tax:そんな経つんですね。
クリス:今日で、東日本大震災からちょうど7年経ちますが、 地元仙台の様子はどうですか?
tax:仙台市内は、中心部は元気を取り戻してはいるんですが、沿岸部は同じ悲しみを繰り返さないために、堤防などをしっかり作ってそこから街づくりをしていかなきゃいけないということで、長く時間のかかるプロジェクトだと思います。沿岸部のあたりを通ると毎回毎回景色が変わるんですよ。今まで見えていた景色が見えなくなったりとか、その先に安心とか安全があるんだなって思ってまだまだ時間がかかりそうだなと感じています。この前、気仙沼に行って何人かの人たちに会ってきたんです、そこでタクシー会社の方が言っていたのは、防潮堤ができちゃうと海が見えなくなっちゃう、自分たちは海を見て育ってきたのに、子供達は、海を見て育てないっていう町にはしたくないということで、何かできることはないかなって言っていたんですよ。そしてら子供達に、タクシーに魚を書いてもらって街の中で魚を走らせうようってことを言っていて、悲しいことだけじゃなくて、その中で何か楽しいことを見いだせないかと努力していて、僕らも小さなことでいいから何かできることを探していこうと思いました。
クリス:魚がタクシーになるっていいね、それが気仙沼の名物になりそうですね。
tax:そうですね。
クリス:お二人は、ずっとボランティア活動をしていましたが、まだ必要とされているんですかね?
Maynard:必要ないとは言えないんですが、何かが必要な時に僕らが手伝いに行けるように心がけています。
tax:技術的なものは、必要とされているとは思うんですが、一般的には需要は足りてると思います。
クリス:街の中心地は復興していて他の町とほぼ同じ状態になっているけど、一番被害の多かったエリアは、何もなくて、人がいない状況なんでしょうね。
Maynard:そこに町があったかわからないような感じになっています。
クリス:本当に3月11日が来るとまだ終わってないなって意識は必要ですよね。

クリス:2年ぶりとなるNEWアルバム『enigma』をリリースしますが、どういう意味なんですか?
Maynard:神秘的とか謎、解き明かせないものですね。
クリス:このタイトルに込めた想いは?
Maynard:今回のアルバムは、本当に神秘的なアルバムになっていて、使った楽器とかジャンルだったり、気づいたらみんなが”日本”という裏テーマを持っていたり。その辺が不思議だなって話を4人でしたりして。
tax:一言で言うと何かなって考えた時に『enigma』が出てきて。
クリス:そうなんだ。ちなみに昨年は、バンド初の47都道府県ツアーを開催しましたが、大変でしたね。
Maynard:大変でしたけど、すごい楽しかったです。
クリス:47都道府県周ったからアルバムの”日本”というテーマにつながったのかもね。

クリス:「Tokyo lights」はどんな曲なんですか?
tax:東京を光の森にたとえてそこを行き交う感情だったりそれが光となって折り重なっていく様子をダンサブルな部分もあったりメロウな部分もあったり曲的にもリズム的にも構成で重なり合ってく面白さを楽しんでもらいたいなと。



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