2018年04月01日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : NakamuraEmi


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NakamuraEmiさんが登場!生演奏も披露してくれました!

クリス:2年2ヶ月ぶりですが、2年経ってどうですか?
NakamuraEmi:時間の使い方がだいぶ変わりました、前は、朝6時ごろに起きて会社に行ったりしてたんですけど、今は、夜中作業して朝方寝ることが増えました。
クリス:不規則になってますね。
NakamuraEmi:でも会社勤めの時は、1日のほとんどは会社のことを考えて余ったところで音楽について考える時間だったので、今は、音楽のみになったので、すごい充実してます。
クリス:両方やってたのはどのくらいの期間?
NakamuraEmi:13年くらいですね。
クリス:ミュージシャンとしては遅咲きですよね。
NakamuraEmi:完全に遅いと思います。
クリス:周りの友達や家族はなんて言ってるの?
NakamuraEmi:本当にびっくりしてました。でも喜んでくれてて今日の放送も親が聞いてます。
クリス:本当に色々やってますよね、幼稚園の先生やったり、ネジ屋さん家具屋さん、空調機の工場、自動車メーカーのエンジン開発だったり、、、、こういった経験は、音楽に活かされてますか?
NakamuraEmi:それが土台で今の音楽ができていますね。

クリス:最新アルバム『NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.5』がリリースされましたが、一貫してこのタイトルですよね。
NakamuraEmi:自主制作してるときから、いつか日本人らしい女性になれますようにと願いを込めて作ってます。
クリス:日本人らしい女性になれました?
NakamuraEmi:そろそろなりたいんですけどまだ慣れてなくて、ずっとこのタイトルでいくと思います。
クリス:人間は未完ですからね。
NakamuraEmi:そうですね。
クリス:今回のアルバムでこだわったポイントは?
NakamuraEmi:テーマとしては、コミュニケーションだったり五感を感じるっていうのを設けて、言葉を大事にしたり、いろんな音を自分の中で想像してもらえるように隙間を多く作りました。
クリス:どんな意識を持ったら余白が生まれるんですか?
NakamuraEmi:隙間を音で埋めて表現しちゃおうとするんですけど、そこを音というよりは、歌詞の中に鳥が出てきたら、本当に鳥の鳴き声を入れたりとかそういう形で隙間を少し埋めていったというか、音で弾き倒すというよりは。
クリス:SEが多めなのかな?
NakamuraEmi:入ってますね。あとは、今までセッションとかでやってたんですけど、機械がどんどん進んでいく中でどれだけ人間らしさを出せるかがテーマだったので、クリックを使って全部曲をとって、メトロノームの音を聞きながらどれだけ人間臭く音を取れるか考えながらやってます。
クリス:前はクリック使わなかったの?
NakamuraEmi:あまり使ってなかったですね。

クリス:「かかってこいよ」はどんなテーマで書いたんですか?
NakamuraEmi:ボクシングのアニメのエンディングという形でお話をいただいか書いたんですが、自分が今の時代でいろんな言葉とかに惑わされちゃうけど結局は自分自身と戦うんだなと思った時に、ボクサーが立ち上がる姿とリンクして自分もそういう風に戦いなと。
クリス:結構ファイターですか?
NakamuraEmi:そうですね、高校の時バレーボール部だったんですけど、その時に根性を叩きつけられたんで。
クリス:セッターですか?
NakamuraEmi:なりたかったんですけど、リベロやってました。
クリス:この曲では、ラップもやってますね。
NakamuraEmi:自分は、全くラップができないと思っているので、でも喋るように歌えばたくさんの歌詞が入るとhip-hopの方から教わって、それからこのスタイルでやってますね。
クリス:アルバムには、TOKIOで毎週流れている朝日新聞のラジオCM「新聞」も収録されていますが、この曲ものすごく気に入ってるんですよ。これは、TOKIOで流す用の曲を作って欲しいとオファーがあったんですよね?
NakamuraEmi:そうですね。今、実家に戻って暮らしているんですが、ちょうど朝日新聞をとっていて、一人暮らしの時は味わえなかったんですけど、新聞を見て感じることがいっぱいあって、たまたまそういう歌詞を書こうと思っていたので書かせていただきました。
クリス:どんなメッセージが込めれているんですか?
NakamuraEmi:機械が進んでいく中でも、新聞が雨に濡れないようにビニールに包んで配達してもらったり、webのNEWSではわからないレイアウトとか、誰かがここに位置を決めたんだなって、いろんなことが人の温度を感じてそういうものをこれからも残していくのは、自分たちが最後の世代かなって思って書いた曲です。
クリス:電子書籍では、わからない事ありますもんね。

〜「新聞」生演奏〜

クリス:久々にグッときました。
NakamuraEmi:ありがとうございます。
クリス:歌詞がいいですね、すごい響きました、ありがとうございます。



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Guest : TOKIO HOT 100 FESTIVAL (KICK THE CAN CREW、在日ファンク、Ovall、CHAI)


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