2019年09月29日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : MABEL


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デビューアルバム『High Expectations 』をリリースしたMabelが登場!

クリス:全員、音楽ファミリーということで、どうですか?
メイベル:自分にとっては自然なことだったわ。周りに楽器は多いし、ミュージシャンは多いし、自分の周りに音楽があふれていたわ。
クリス:『High Expectations 』はどういう思いでつけたの?
メイベル:家柄からかかる世間からの期待ということではなくて、自分や自分の身の周りの人も、常にハードルを高く持っていきたいという思いを込めたの。
クリス:どんなこだわりが詰まった1枚なんですか?
メイベル:ポジティブなメッセージを込めたわ。私自身もこのアルバムを通して自信を持つことができたの。ストーリーも込められてるから、そこも楽しんでほしいわ。

クリス:「Don’t Call Me Up」はイギリスの女性アーティストでもっとも売れた曲になりましたけど、どうですか?
メイベル:信じられないわ。でも本当に嬉しい!
クリス:失恋をポジティブに歌い上げる曲ですけど、どういう風に作ったんですか?フィクション?
メイベル:フィクションなんてありえないわ。私の曲は全て実体験から来ているものよ。
クリス:曲はどういう風に作ってるの?
メイベル:ストーリーを先に作るの。そして、スタジオに入ってそのストーリーをどういう風に組み立てればいいか考えながら時間をかけてゆっくり考えるわ。
クリス:どういう時にインスピレーションを受けるの?
メイベル:降りてくる時がその時よ。あとは、夜に作ることが多いわ。ピアノやケータイやパソコンでも作るわよ!

番組恒例★ピンポンボックス
○今も昔も変わらない自分にとってのアイドル、ヒロイン、ヒーローは誰ですか?
メイベル:ビヨンセね。小さい時からすごいファンだったわ!
クリス:どこが好きなの?
メイベル:常に新しい自分を見せているところね。世界でいちばんのパフォーマーだしね!

○初めて見に行ったライブは誰のライブですか?
メイベル:シュガーベイビズのライブに4、5歳の時に行ったわ。
クリス:誰と行ったの?
メイベル:お父さんが連れて行ってくれたの
クリス:お父さんと好きな音楽を共有したりするの?
メイベル:たまにするけど、やっぱりテイストは違うわ。

○生まれ変わるなら何になりたい?
メイベル:イルカね。海が大好きで運命を感じるの。
クリス:休みの日はビーチ?
メイベル:そうね。カリブ海のビーチが大好きなの。



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Guest : 松任谷由実


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「深海の街」を配信リリースした松任谷由実が登場!

クリス:もうデビューから47年目なんですね!
松任谷:あっと言う間にですね。
クリス:ずっと第一線で、すごいですね。
松任谷:たまに聞かれるんです。どうしたら続けられるんですか?って、それは続けることよね。一線にいるためには一線にいることなんですよね。
クリス:なるほど、常に全体を意識してるんですね。
松任谷:本能7、そこにいようとしたというのが3ですね。なぜかというと、その方が優秀なスタッフに会えるから。ヘアメイクにしても、エンジニアにしても。
クリス:結構、最新の音楽にアンテナを張り巡らせてる方ですか?
松任谷:そうですね。好奇心もあるし、自分ではきっとにやらないだろうな、でもかっこいいなってところには足を運びますよ。
クリス:ご自身の「松任谷由実 TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years」が大盛況だったわけですけど、これは過去45年間のオマージュというか。
松任谷:そうですね。オマージュとも言えるし、ベストシーンというか。いかにアトラクティブなことをしてきたかってことにもなるんですけど。
クリス:けど、ユーミンさんのライブって昔から一つのテーマパーク的な感じだったんですか?
松任谷:頭の中ではそうだったんですけど、初期の頃は学芸会的な感じだったかもしれないです。だんだんお金とかかけられるようになってきて、スペクトラムな感じになってきましたね。
クリス:コンサート以上というか
松任谷:私が、シンガーソングライターだからできるということに、お気づきにならない方が多いですね。
クリス:どういうことですか?
松任谷:人の歌を歌ってる人がショーアップしてるイメージがあるかもしれないですけど、私は自分の楽曲のデモンストレーターみたいな気分なんですよ。絢爛豪華なステージの上で、さぞかし気持ちいいだろうって観客の人は思うかもしれないですけど、F1ドライバーのように冷静です。衣装替えもピットインって言いますしね。
クリス:楽曲を作るのと、ライブはユーミンさんの中ではどうですか?
松任谷:全く違うキャラクターです。歌を作ってる時は風が吹くのにもビクビクしているような。ちっちゃいちっちゃいちっちゃい自分なんですよ。それもセンチメンタルだったりメランコリックだったり、落ちてる状態。でもステージは、どうだ!って、でかい自分になりますね。
クリス:そうかー。最新曲が配信になりました。タイトルを教えてください。
松任谷:「深海の街」です。
クリス:これは自身もファンだというワールドビジネスサテライトのEDテーマですけど、これはどういう気持ちで書き上げたんですか?
松任谷:仕事に疲れて帰ってきたサラリーマンの人たちが、テレビの前で、水割りかビールを飲みながら、頭の中は自由に、アーバンな夜景を泳いでいるような、脳内リゾートかな。
クリス:聞いたところによるとベルリンに訪れた時にイメージが湧いたと。
松任谷:アテンドしてくれた日本人のDJの男子が、車でチルアウトな音楽をかけてたんですよ。エレクトロでもあるんだけど、メロディアスで、でもビートは優しくって、それがなんとなく、フュージョンに通じるものがあると思って、これやったら新鮮だなって閃いたので、実行に移しました。

クリス:月並みな表現だけど、僕は車をよく運転するんで、バッチリな感じですよね。サウンド的にはいかがですか?やっぱりMORをオマージュしたって感じですか?
松任谷:そうですね。でも、機材とか、ミックスとか新しいですから。いつも思うんですけど、90年代前半で要素としては全部出尽くしたと思うんですよ。そのあとは、リメイクだったり、ハイブリットだったり、そこで新しいものを作り出してるんじゃないかなって。私が80年代半ばにやってるようなことを再編集してね。
クリス:一番こだわったところはどこですか?
松任谷:コンポーザーとしては、ザビのコード進行かな。そこで浮遊感、スピード感が出てると思うし、今時のミュージシャンを集めて、それぞれがプロデューサーみたいな人たちが水を得た魚みたいにイキイキやってくれてるから本当に気持ちいいです。
クリス:最近、刺激を受けた若手はいますか?
松任谷:この曲の歌詞にストロークって歌詞が出てくるんだけど、大坂なおみさんが全仏に出てて、ストロークって両方用語だなって思ってスポーツでも刺激は受けますし、音楽えこひいきが激しいから、Suchmos大好きだし、サカナクションの山口くん好きだし、GLIM SPANKYもすごいすき。ロックが第三世代、第四世代にもなると血となり、肉となり、こんな曲ができちゃうんだ!って嫉妬します。

番組恒例★ピンポンボックス
○最近涙を流したのはいつですか?
松任谷:Suchmosの横浜スタジアムに行ったんですけど、2箇所ぐらいめっちゃ泣いちゃいました。
クリス:どこで泣いたんですか?
松任谷:MINTやった時と、プログレみたいなところで、ビジョンに映った彼らの顔を見たときに、あー彼ら自身が感動してるんだなっていうのを感じて、感動している表情を見て感動した。
ずっとソロでやってきたから、バンドっていいなって思いますね。悪い意味じゃなくて儚いじゃないですか、バンドって。若い連中にとっては10年はすごい長く感じるかもしれないけど、過ぎてみるとあっという間なんですよね。その科学反応しているものを見るとね、その儚さに訳もなく泣ける。

○もしミュージシャンじゃなかったらやってみたかった職業はなんですか?
松任谷:カタギではいられなかったでしょうね!
クリス:銀行とかでは働いてないでしょうね!
松任谷:絵の学校に行っていて、家が呉服屋だったので日本画に行ったんですよ。なので、家を継ぐと親は思ってたと思うんですけど、ちょっと窮屈だったかもしれないです。
クリス:着物は好きですか?
松任谷:好きですよ!大好きです!



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