Guest : INABA/SALAS
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アルバム『Maximum Huavo』をリリースしたINABA/SALASが登場! クリス:今回で2回目のコラボですけど、元々旧知の親友なんですよね。 稲葉:そうですね。LAに行った時に会ったり、ソロアルバムでギター弾いてもらったりしましたね。 クリス:もう付き合いは20年以上? スティーヴィー:覚えてないね。多分、1992年からじゃないかな。 クリス:ちなみに、稲葉さんのソロでギターを弾いたのが最初ですか? 稲葉:仕事はそうですね。最初に知り合ったのは、ライブで来日した時に見に行ったりとか、LAに行った時に呑みに行って、ちょっとずつ交流を深めていった感じですね。 クリス:音的に二人の共通点はなんですか? 稲葉:INABA/SALASをやってみて分かったんですけど、パンクとかニューウェーブの頃のバンドとかグループをよく聞いてるっていう意外な共通点があって、そこが重要なファクターになりましたね。 クリス:稲葉さんの魅力はなんですか? スティーヴィー:とにかく偉大なシンガーだよ!全ての素晴らしいシンガーは、歌声でエモーションを伝えて、スピーカーから飛び出してくるような声なんだ。KOSHIの声は確固たるアイデンティティがあって、音楽のレンジが広いのも魅力だね。後は、音程を外さない!INABA・KOSHIにオートチューンは必要ないんだ! 稲葉:ハズしますけどね! クリス:前作の『CHUBBY GROOVE』に続くアルバムが3年ぶりにリリースされましたが、タイトルを教えてください! スティーヴィー:『Maximum Huavo』 クリス:なんでこのタイトルになったんですか? スティーヴィー:冗談でいろんな案を言い合っていたんだけど、KOSHIがこれがいいって。 稲葉:冗談でいろんな面白い言葉を出すんですけど、耳慣れないから引っかかるし、こういうのもいいかなって思いました。 スティーヴィー:どういう意味かわかる? クリス:ビックボール…ずっしり腰掛けてるって感じだよね。前作から進化したところはなんですか? 稲葉:1枚作ったのと、ツアーをやったので、そこで、気がつくところもありますし、もっとこうしたいって思うことも多いので、スティーヴィーは、前回のツアーが終わってからアイディアをずっと貯めていて、「こういうリズムどう?」とか、しょっちゅう連絡が来ていたんですけど、そこで前作の時はギターは控えめだったんですけど、もうちょっとってリクエストしたり、来たリクエストには前向きに応えたりしましたね。 クリス:無理難題はありましたか? 稲葉:無理じゃないんですけど、自分が歌ってると、勝手に自分らしさを感じるじゃないですか、そこに行かせないみたいな。 クリス:行かせない!?なるほど、コンフォートゾーンの外側にってことですね。 スティーヴィー:お互いにプッシュしている感じもあったけど、KOSHIは完璧主義者だからあんまりその必要も無くて、普通にやってればいいと思ったよ。 クリス:楽しく出来たって感じなんですかね。 稲葉:終わってみればそうですね。 クリス:「Demolition Girl」のストーリーはどんな感じなんですか? 稲葉:愛情が深い人はなんでも、ものの受け取り方っていうのが深くて、他人から見ると、ついていけない感じの人っていると思うんですけど、そんな破壊的だけど愛情深い人っていうのをイメージして作りました。 スティーヴィー:この曲は手こずったね。コーラスやエディットをやり直したりしたんだ。 稲葉:結構、時間はかかりましたね。 クリス:基本は、データでやりとりするの?それともジャムって作っていく感じ? 稲葉:今回は、割とスティーヴィーが、ラフな状態で作ったものをこっちに送ってくる感じで始まって、僕が東京で作ったものをスティーヴィーに送ってって感じでしたね。 クリス:二人の中のルールって何かあるんですか? スティーヴィー:お互いのプロジェクトに参加しているけど、今回は楽しもうって思ってて、INABA/SALASの音は、とにかくドラムの音がデカくないといけないし、ファンキーで、シンセベースもあるけど、ちゃんとスラップも入っていて、ギターはローファイで、メロディーは大きく覚えやすいものなんだ。 番組恒例★ピンポンボックス ○ライブ前にやるジンクスやルーティンはありますか? スティーヴィー:いいテキーラを、少しのレッドブルに足して飲むと気分が上がるんだ! ○ミュージシャンじゃなかったらやってみたかった職業はなんですか? 稲葉:数学の先生になる予定はあったんですけど、今思い返すと無理かな。先生大変そうだし。 クリス:数学なんですね。ミュージシャンっぽくない!僕の知ってるミュージシャンは、みんな数学出来ないですけどね。 稲葉:そんなこと無いと思いますよ!でも何にも使ってないです。 クリス:今後も定期的にINABA/SALASはやっていく予定ですか? 稲葉:神のみぞ知るって感じですね。 スティーヴィー:このままずっとKOSHIが成功の道を辿るならB’zでいいと思うけど、もし貧乏になってもいいならまたやると思うよ。 クリス:よくわかりません!
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