2021年04月04日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : ハナレグミ


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通算8枚目のオリジナルアルバム『発光帯』が完成したハナレグミが登場!

クリス:以前、番組で紹介したんですけど、酵素風呂にハマってるって?
永積:そうなんです。この前も行ったんですけど、気持ちよかったですね。
クリス:どこにあるの?
永積:三茶にあるんです。
クリス:何がいいんですか?
永積:体の汚れが出ていく感じがするんです。20分ぐらいしか入ってないのに、2日間ぐらい汗が止まらないですよ。
クリス:そして、フィルム写真にもハマってるの?
永積:そうですね。
クリス:そんな写真が影響を与えてるアルバムがリリースになったそうで、タイトルを教えてください。
永積:『発光帯』です。普通は発光体なんですけど、写真を撮ってる中で閃いたんです。写真を撮ってると、コロナなのに、街はとても輝いていて、それを宇宙から俯瞰してみたときに、天の川みたいに見えてるのかなって思ってこのタイトルにしました。
クリス:なんでフィルムカメラにハマったんですか?
永積:なんか、時間を切り取る脳が緩まってるのか、そんな中で、一眼レフのガシャンって音が日常を切り取ってる感じがして、自粛生活の中で、音楽の制作意欲もそんなにわかなかったんですけど、写真を撮ることで、目の前の景色を切り取ることで、音楽制作の道を作る感じはありますね。
クリス:アナログの写真は切り取る感じがしますもんね。初回限定版には永積さんが撮った写真が載ってますけど、いい昭和感がありますね。
永積:わかります!やっぱりフィルムで撮ったほうがしつこさがありますよね。

クリス:「発光帯」には、”発酵”の意味も隠れてるんですか?
永積:そうですね。やっぱり、こっからどんな音楽を作って行こうか思ったときに、発酵って古くなっていくことじゃなくて、次の状態になることじゃないですか。きっと音楽の世界もそうなっていくのかなって思って、裏テーマとしてつけましたね。
クリス:レキシの池ちゃんが参加してますけど、仲間も発酵してく感じなんですかね?
永積:そうなんですかね。
クリス:若手からしたらそうですよ。そして、今回のアルバムは歌に徹したいってことだけど、なんで?
永積:以前、松本隆さんと対談したときに、ギリギリまで歌詞を渡さないほうがいい人もいて、そのほうが初々しさが出てくるとかおっしゃっていて、面白いなって。池ちゃんとレコーディングするときに、ハナレグミの永積ではなくて、ストーリーテラーとして歌ってほしいって言われて。いろんな歌を歌うために、そういうことを大切にしたいと思いましたね。
クリス:自分の思ってものとは違うものができた?
永積:やっぱり自分の思っていたものとは、違うんですけど、次はこんな風にできるなとか、自分でも作れるかなとか、発送は広がりましたね。かなり細かく言ってくれたので、そこまで言ってもらって見えてくる景色がありましたね。
クリス:これは、自分のプロデューサー業にも役に立つ?
永積:そうですね。いろんなボーカルの引き出し方があるなと思いました。



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