Guest : 冨田ラボ
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2013年10月以来のTOKIO HOT 100ゲスト登場となる、冨田ラボこと冨田恵一さん。
カウントダウンにお付き合いいただきながら、ニューアルバム「7+」に関するお話など、伺いました。
音楽活動を始めたとき、ヒット曲を作りたい・ヒットに執着するよりは、自分が納得できる楽曲を作りたい。
《30位〜21位の中でセレクトいただいたのは、、》
No.30:『The Heart Part 5』/ Kendrick Lamer
ラッパーの中では、色々なジャンルの方から評価されているアーティスト。 アルバム「To Pimp A Butterfly」ではジャズミュージシャンを多数起用。それ以来ジャズ界隈からの注目も高くなったのでは。 アンビエントな雰囲気やチルな雰囲気には、それほどマッシブじゃないというケンドリックの声質が影響しているのでは、とのこと。
Marvin Gaye「I Want You」をサンプリングしているが、まんま使いではなく弾き直しをしている点が興味深い。 (今までのサンプリングは、オリジナル音源の雑味()を活かす手法レコードの質感を生かす、手法が多かった) これによって、くっきりしたサウンドが実現している。
《30位〜21位の中で気になったのは、、》 No.17:『声よ』 / 坂東祐太 feat. 塩塚モエカ(羊文学)
音像がかっこよかった。コラージュ感というか、ヒップホップによくある、 普通の演奏の中に全く違う音色のシンセがパッと出てきて消えるような、 様々な音色でストーリを作り上げるようなアレンジが、「声よ」にもあり、かっこよく感じた
若い方でも音大出身のアーティストが増えてきた。 いわゆるクラシックの教育を受けてきた方が、ポップミュージックやジャズの方にいらっしゃる方が増えた。
我流のポップス、ロックが多くチャートインしていた時代もあったが、最近はテクニカルな楽曲、理論をベースにした楽曲が多くチャートインしている。と、クリスさん。
《ニューアルバム「7+」をリリースする冨田さん》
アルバムを作るにあたり、どういったところからインスピレーションを得ているのか?
必ず、週に2~3日ほど、サブスクでニューリリース、R&Bジャズヒップホップなどジャンル問わず聞くようにしている。 自分の製作ばかりで聴く時間がないと、インプットが無くなってしまうので、時間をとって聴くようにしている。 気に入った曲は、自分のプレイリストに入れ、聴く。そして自分の作品にはそれらの影響を受けている。
(タイトルの意味は?) シンプルに7枚目という意味と、よくある「数字をアルバムタイトルにする」ということをやったことがなかったので、7という数字の特別感もあり、ここでやりたい、と。
全部で12曲、前作から引き続き参加しているアーティストもいるが新たに参加しているアーティストもいる。
(特に若いアーティストについては、どのような部分を見てコラボレーションしたいと思うのか?)
まずは基本的に声や歌が好き、というのがある。 一度仕事や対バンをして、関係があった人と、改めてコラボレーションして関係を深めてみたいなーというケースも。
(細野晴臣さんに関しては、?) それほど、以前から親交があったわけではないが、冨田ラボのアルバム「M-P-C」を細野さんが気に入っているという情報を聴き、ライブにいったりラジオ番組にお邪魔したりする中で、トータルな音楽家としてリスペクトしているのは当然だが、声が素敵だということを改めて感じ、手紙を書いてお願いして実現。
この夏には音楽イベントも控えており、ニューアルバム「7+」に関連したイベントも考えているそうなので、冨田ラボさんの今後について、是非チェックしてみてください!
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