今週のゲストは楽曲「紡ぐ」がチャートを上昇中のベッドルームアーティスト、
とたさん！
２０００年代生まれのベッドルームアーティストで、ＰＣによる楽曲制作に加え、アートワークや映像制作まで、セルフプロデュースとのことですが…

＜なぜセルフプロデュースを？＞
→自分の作りたいイメージが湧き上がってきた時に、「自由にできる」ということが一人でやっている・セルフプロデュースの魅力だと思う。今のところ、このスタイルで続けていくつもり。とのこと。

＜現在ヒット中の「紡ぐ」について＞
　→サビだけのショートバーションは以前からあったが、これをSNSに投稿した際に大きな反響があったので、聞いてくださった方が自分と重ねあわせて解釈できるよう、歌詞に余白を持たせて、フルバージョンを制作した。それがこの楽曲「紡ぐ」。
大変に感じた部分もあったが、日頃から楽曲制作の際にはダブルミーニング的な歌詞をよく作るという”とた”さんにとっては、ある意味で得意なことだったのかもしれない、とのこと。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＜アーティスト名「とた」の由来は？＞
任天堂の「あつまれ どうぶつの森」というゲームの中で”とたけけ”というキャラクターがいて、このキャラクターは一人で自由に音楽を制作している。自分も、自由に楽しんで音楽制作をしている”とたけけ”のようになりたいという理由で、ひらがなで「とた」というアーティスト名にしたそう。

＜音楽的ルーツ＞
ピアノを習っていたというとたさん、ラジオで流れている曲をカバーするようになり、音楽的な幅が広がったと感じているそう。

＜ラジオという媒体で多くの人に聴いてもらっている実感は？＞
ラジオは好きでよく聞いていたので、ラジオから自分の曲が流れてくるというのは不思議な気持ちになる。

＜30-21位の中で気になった曲は＞
・Wet Legの「Wet Dream」
→タイトルが刺激的だが、下品に感じさせない絶妙なバランスがすごいなと感じる。また、サウンドも好み。トーンは明るいがどこか不気味さも感じさせるMVも好き。

・XGの「Shooting Star」
→ビートとベースの絡みがエネルギッシュで、踊りたくなる感じがすごく好き。YouTubeなどをみても、ラップもできたり、英語・韓国語・日本語もできたり、個人個人のパフォーマンスのスキルがすごく高い点も魅力的、かっこいいと思う。



＜CDとしてのリリースについて＞
これまだは配信リリースだったが、手にとって改めて、自分の曲を、作品としての残せているという実感がある。手間をかけることが好きで、CDならではのこだわりもあったのだとか。

＜「oidaki」というアルバムタイトルについて＞
[とた]さんは、考え事などをしながら長風呂をするタイプだそうで、そんな[とた]さんのように、考え事をしながら聴いてもらえるようなアルバムにという想いから。
歌詞の中でも問題提起をしている曲を集め、収録されている。とのこと。

[とた]さんは飽き性な性格もあるそうで、いつか音楽に対する熱量が冷めてしまっても、このアルバムを聴いて再び熱を吹き込めるよう、という想いもあるそう…！

「とた」さんによる初のフルアルバム「oidaki」は絶賛リリース中。
ぜひチェックしてみてください！