Guest : Shin Sakiura
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今日のゲストは、TOKIO HOT 100初登場となるShin Sakiuraさん!
<6/28(水)にニュー・アルバム『Inner Division』をリリース>
クリス:このアルバムには、さらさ・Maika Loubte・Furui Riho・bane・Wez Atlasなど、様々なアーティストが参加されていますが、この辺りのセレクトは、交友関係からですか?それとも「この人と仕事してみたい」という思いからオファーして、とか? Shin:それで言うと両方で、リスナーとしてこのアーティストが良いなと思っていた人の中から、イベントで知り合ったり共通の知り合いに紹介してもらったり、いろいろな縁があって一緒にやらせてもらうことが多いですね。
クリス:なるほど、では気になっているアーティストとは一応交友関係を築いてから、キャスティングする感じなんですかね? Shin:そうですね。例えばWezくんとかだと同じにライブに出演したことがあって、その時に会って映画とか音楽とか色々な話をしてゆく中で「ぜひ一緒に音楽しようよ」と言う話になりましたね。baneさんもそんな感じですかね、ライブがすごく素敵だったので「ぜひご一緒させてください」と声をかけたり、逆にFurui Rihoさんからは「ご一緒させてください」と連絡をいただいていて、そしてその時にちょうど合うような楽曲も出来ていたので、こちらから連絡してオファーさせていただいたと言う感じですね。
<ご自身で歌唱する初の楽曲「bud」も収録>
クリス:そうなんですね。そして今回のアルバムでは新たなチャレンジとして、ご自身初のボーカル曲「bud」も収録されていますが、初めてなんですね。 Shin:初めてです。デモの段階で歌ってる楽曲はあったんですが、リリースに至ったのは初めてですね。
クリス:以前、バンド活動等されていた頃もあると思うんですけど、その時は歌っていたりしたんですか? Shin:いや全然していなくて、、。友達と音楽作っていて歌ってみたりとか、カラオケに行って歌ったりするときですら「お前歌わないほうがいいね」みたいに言われることもあったので…笑
クリス:そうなんですか、。でも自分で歌ってみようと思ったのはなぜなんですか? Shin:歌うことへの憧れはめちゃくちゃありましたし、音楽作ってると、そもそも歌というもののパワーを体感することはすごく多いですし、世界・海外のプロデューサーの中には、歌がめちゃくちゃ上手い訳ではないけど歌ってる、という人も多いし、トラックメーカーはインストもので勝負しなきゃだめみたいな考え方はもういいのではないか、と思うようになりましたね。
クリス:なるほど、、。トレーニングとかってしたんですか? Shin:実はちょっとしました。最初は簡単とされている楽曲も歌ったりはできなかったですし、音程もなかなか取れず、ボイトレのYouTube動画とか見漁って、基礎練を毎日して、みたいに練習していましたね。
クリス:なるほど…。でも自分で歌ってみてよかったなと思いますか? Shin:思います!歌というものの楽しさ、純粋な音楽のワクワク感みたいなものを1から体感しているような感じで、「音楽めっちゃ面白いな」という思いが強くなりましたね。
クリス:そうか。一番最初に音楽・メロディーを奏でるのって声ですもんね。
(アルバムとしての『Inner Division』について)
クリス:『Inner Division』にはインタールード的な短めの曲があるなど、アルバム全体として聞かせるような作りになっていると思うのですが、その辺りのイメージは? Shin:個人的にやりたいことのイメージが、アルバムじゃないとできなかったですね。単曲のストーリーがあるというよりは、当時自分が考えていたものを曲にした時に十何曲になっちゃって、これをストーリーとして聞かせるために工夫する中で、流れができたり、インタールードができたり、。
(タイトル『Inner Division』について)
クリス:このタイトルに込めた想いは? Shin:AttractionsというバンドをやっているTAROくんという、シンガーソングライターがいて、彼に英詞の部分とかみてもらっていて、その流れでアルバムタイトルもいくつか候補を出してもらって、その中の一つですね。「自分の内面に向き合う」ということがテーマのアルバムだったので「まさしくこれだ!」となりました。
(ジャケットについて)
クリス:ジャケット写真もご自身で撮られてたんですか?春には写真展も行ったそうで、写真も気合い入れてやってらっしゃるんですね? Shin:そうですね。笑、写真めちゃくちゃハマっちゃってて。やり始めたのは一年くらい前なんで、自分の演奏動画を撮るためにカメラを買ったんですが、写真の方にハマっちゃって、どこに行くにもカメラを持ち歩いていますね。
<ギタリストとしての活動も>
クリス:ライブではSIRUPのサポートなどもされていますが、ギターを始めたのはいつ頃なんですか? Shin:ギターは中学生くらい、思春期真っ只中みたいな頃に始めましたね。
クリス:どんなの弾いてたんですか? Shin:その頃はHi-STANDARDとか、ELLEGARDENとかオルタナティブロックにハマっていて、とにかく歪んでれば歪んでいるほどギターはかっこいいと思ってましたね。
クリス:へぇー!今のサウンドとは全然違いますね。 Shin:そうですね、確かに言われてみれば。
クリス:そういう変移ってどうなんですか?昔聴いてた音楽と、今やっている音楽が全然違うのって、転機はあるんですか? Shin:僕は結構そこ(オルタナティブロックにハマっていた時期)が高校生くらいまで続いて、大学生の頃に友人の影響でブラックミュージックにハマって、その頃にいわゆるネオソウルとかR&Bとかを聴くようになり「めっちゃかっこいいやん」と、。その頃から段々と今のスタイルになっていった気がしますね。
クリス:なるほどね、今でも昔聴いてた曲は聴きますか? Shin:聴きます!今でもエルレとか聴きますね。
<今年の4月からはJ-WAVEで番組「MUSIC BLOOM」を担当中。>
クリス:chelmicoのRachelとナビゲートしている「MUSIC BLOOM」ですが、改めてこちらはどのような番組なんですか? Shin:30分番組で、大きく3つのコーナーがあり、一言で言ってしまうと、アジアを中心に色々なアーティストの楽曲をバンバン紹介してゆく番組です。毎週金曜日22時から放送しているので、ぜひ聴いてみてください。
そのほか、今週末行われるSUMMER SONICの深夜に行われる「MIDNIGHT SONIC」にご出演されるなど、今後の活動もぜひチェックしてみてください。
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