Guest : 安藤裕子
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今日のゲストは、安藤裕子さん!
TOKIO HOT 100には11年ぶりのご登場!
<今年7月でデビュー20周年>
クリス:デビュー20周年ということで、新たに始められたこととかありますか?
安藤:「20年」ということには感慨深いものがあって、今回は初めて自主レーベルからリリースしてみるというチャレンジをしてみました。
クリス:これは初の試み?
安藤:初です。今までは全て人任せにしてきたので。、。笑
クリス:やはり大変ですか?
安藤:大変ですね、、。「あわわわ」という感じで。
クリス:でも最新アルバムを聞いてもね、。すごく深みを感じましたし、すごくかっこいいところにいらっしゃる感じを受けました。
安藤:ありがとうございます。
クリス:前回ご出演時は、お子さん出産後のタイミングでしたが、お子さんもだいぶ大きくなられましたよね?
安藤:そうですね。小さな子ならではの、驚きの連続で、。仕事しながら育てるというのは、記憶が飛ぶくらい大変で、、。気がついたら、一丁前のことも言うようになってきたし、もうあっという間で、「もう巣立っちゃうのかな」と言うような寂しさも覚えるようになってきました。
クリス:母親としての自分と、アーティストとしての自分、天秤はどちらかに傾く感じですか?それともうまく両立できていましたか?
安藤:できていないと思ったので、少し休んでいた時期があったんですよ。。2016年くらいかな?ちょっとしばらくぼんやりと。
クリス:お母さんとしての自分に専念するという?
安藤:お母さんに専念すると言うより、なんだろう自分を持てなくなってしまっていたような気がします。でもそれで自分に向き合うようになって、それが子供にとっても良かったのかなと思います。
<ニューAL「脳内魔法」をリリース>
クリス:オリジナルアルバムとしては、通算12枚目となりますが、このタイトルの意図は?
安藤:近年、自分自身に立ち返ってきていて、デビューから20年間、さまざまな人たちに育ててもらった音楽シーンでの安藤裕子、さらには小さな頃から自分自身の中に持っていた安藤裕子というものとか、自分が表現したいものってなんだろうと、色々な面から自分自身に向き合った一枚かなと思います。
クリス:なるほど、潜在的な自分とか、プロのアーティストとしての自分とか、さまざまな面から、、
安藤:ようやく、ですね、育ちが遅い、笑
安藤:あ、でも昨日アルバムのリリースイベントがあって、そこでファンの方に「安藤さんがデビューされた頃から活躍している歌姫って色々いるけど、安藤さんはすごくアップデートしている感じがして、いいですよね。」と言ってもらって、それがすごく嬉しかったです。
クリス:かなりアップデートしているイメージはありますよ。
安藤:私自身の芯は持っていよう思いつつ、なかなかね、同じところにとどまっていられないタイプなんですよ。
クリス:すごくわかります。それが安藤裕子、というか。その尾イメージです。
安藤:”つくる”ことが好きなので、つくってつくって作りまくって、すぐにそこを立ち去っちゃうんですよね。。笑
クリス:わかります。安全地帯に残るタイプじゃないですよね。笑、「あれどこいった安藤裕子、あ、あんなところにいるよ!」みたいな、笑
安藤:飽きちゃうんですよね。笑、思い返せば部活動も6年間毎年変えましたからね。笑
クリス:え!?!?、、すごいですね。。。本当に飽き性なんですね。笑
クリス:アルバムの中からTOKIO HOT 100にもチャートインしている「金魚鉢」ですが、これはどういう想いを込めて?
安藤:この楽曲は、結構自分が女子高生くらいの頃に立ち返っているというか、それこそ「渋谷の街の、ネオンの中を泳いでるような」、その街全体が金魚鉢のような景色で、今の自分よりはパッションもあるし内に沸々と貯めているマグマみたいなものもあるし、それを爽快にやってくイメージです。
クリス:僕もすごく好きな楽曲です。ミックスもね今やり方とは違うというか。
安藤:そうですね。音数もすごくミニマルですね。
<現在「続・アナタ色ノ街」の真っ最中>
クリス:この会場がすごく面白いですよね。
安藤:そうなんですよ。Cow and Mouseさんっていうイベンターさんと一緒にやっているんですけど、すごく面白い場所ばかりで、芝居小屋とか、お寺さん、教会、とか。素敵な場所ばかりですね。。その分準備とかは大変ですけど。、
クリス:そっかそっか。ライブハウスとかホールなら、音の環境もライティングも整ってますけどね。
安藤:でもこのツアーは「会いに行けない人に会いに行く」というのをテーマにやってますので、面白い場所に行って、その街の人に出会えるというのはいいですね。
<映画「キリエのうた」にもご出演>
クリス:これはいかがでしたか?
安藤:内容に関してはどこまで言っていいのか、というところがあるんすが、ミュージシャンとしての安藤裕子ではない一面をみてもらえたらなと思います。
クリス:劇中歌も歌ってらっしゃるんですよね?
安藤:あ、そうですね。それも見つけていただけたらと嬉しいです。
クリス:ミュージシャンとしての自分と、アクターとしての自分、やはり違いますか?
安藤:全然違うと思います。やはり自分でも映像に対して憧れがあったんですけど、デビューしてすぐの頃はお声がけいただいても、怖くてくて出来なかったんですけど、歳を重ねて、これから終焉に向けて生きていく中で、自分がやりたかったことにチャレンジさせていただいています。 あとは、音楽は自分が主軸ですけど、演技は全体のアンサンブルの中の歯車の一つであって、そういった違いを感じるものも楽しいです。
クリス:なるほど、じゃあ三足の草鞋という感じですね、。お母さん・シンガー・アクター。
安藤:もうやれる分だけ草鞋履きます。笑
そんな安藤裕子さんの今後の活動について詳しくは、公式HP・SNSをチェックしてみてください。
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