2024年02月25日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : The Lemon Twigs


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Guest : 友成空


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今日のゲストは、TOKIO HOT 100初登場となる、
現在21歳のシンガーソングライター、友成空さん!


<音楽的ルーツについて>

クリス:小さい頃から音楽は好きだったんですか?

友成空:7歳の頃にクラシックピアノを始めて、そこからずっと音楽はやってきています。

クリス:ピアノはご両親の意向で始めたんですか?

友成空:ピアノは、、すごく仲のいい友達がいて、その子のお母様がピアノの先生だったんですけど、そのつながりから「やってみたら?」ということになって軽い気持ちで始めました。

クリス:なるほど。クラシックだと譜面を見ながら決まった楽曲を弾くと思うんですけど、ポップスとかをやり始めたのっていつからなんですか?

友成空:小学校5・6年生くらいの頃に、お下がりで古いYAMAHAのキーボードをもらったことがあって、それに多重録音の機能がついていて、その機能を使ってインスト曲みたいなものを作ってみたのが、初めて作曲した経験ですね。

クリス:どんな曲だったんですか?

友成空:全部フリーハンドで作曲したので、バラバラの音がただ組み重なっているだけのもので、でも色々な風景を題材にして作曲してみていました。インスト曲は、そこからずっと作曲し続けていたんですけど、高校生の頃に歌詞を書きたくなって、人への想いや自分の感情を書き溜めるような感じで、歌と詞を合わせて書くようになりました。

クリス:なるほど、そんな経緯がありつつ、高校生の頃に事務所にデモテープを送ったんですよね?

友成空:そうですね、X(旧Twitter)で見つけまして、軽い気持ちで送ったんですけどお返事をいただけました。

クリス:そこからシンガーソングライターとしてのキャリアがスタートしたというわけですもんね。歌詞を書いて自分の想いや感情を表現したいと思うようになって、一番初めに書いた歌詞ってどんなものだったんですか?

友成空:一番最初は、友達と一緒に金沢に旅行に行った時の思い出を曲にしたいと思って作詞を始めたんですけど、その旅行の中で朝日を見たんですよね。それでその時の感情だったり風景だったりというものを結構細かく歌詞に起こした「ラストサバイバーズ」という曲があって、リリースとかはしていなんですけど、その曲が初めてですね。

クリス:そうなんですか。。ここで曲名を言っちゃったということは、もうリリースしなきゃですね!?

友成空:笑笑笑、そうですね、いつかは出したいと思っているんですが。。笑


クリス:さらに、ソングライターとしては、BiSHの楽曲コンペに友成さんの曲が選ばれ、2022年に「I」という楽曲を提供していますが、これはすごいですね。数ある応募の中から選ばれたということですもんね。

友成空:はい。ありがたいことに選んでいただきました。

クリス:これは、Yaffleがアレンジを担当されていますが、これは実際に会ってやり取りしたんですか?

友成空:レコーディングの時に一度だけお会いして、その時にもう僕は藤井風さんの大ファンだったので、「あのYaffleさんだ」と思って緊張しちゃったんですけど、その時のYaffleさんのボーカルディレクションだったり、こういう風に音を録ってるんだというのを見させていただいて、自分が作るだけじゃないディレクションの部分を見させていただいて、とても勉強になりました。


<現在、最新シングル「鬼ノ宴」がヒット中>

クリス:この曲は、これまでリリースした他の曲と、タイトルからしてもう違いますよね?これまでの楽曲は「コーヒー」「グッドモーニング」「改札」など、もうタイトルを聞いただけでイメージできるものが多いんですが、ここに来て「鬼ノ宴」というね。これは何かが自分の中でシフトしたんですか?

友成空:そうですね。笑、友達にも「お前何があったんだ。病んだの?」なんて聞かれることもあったんですけど、実は全然そんなこともなくて、単に今まで”自分の過去の思い出”や”後悔”といった自分の感情にフォーカスして曲を作っていたのを、もうちょっと自分の内面や”想像の世界”にフォーカスしてもいいんかないかなと思って、試しに作ってみた楽曲です。

クリス:なるほどね。じゃぁ方向転換といった感じではないんですね。

友成空:そうですね。お口直し的な感じですね。

クリス:これ資料には”生きることへの強烈な執念を歌った曲です”とあるんですが、ここには自分を鼓舞するというような思いもあるんですか?

友成空:まさにそうですね。自分について考えていると、時々「自分なんていなくてもいいんじゃないか」とか、ネガティブな方向にいってしまうこともあるんですけど、そこを自分でなんとか鼓舞できるようにという思いもあって、”醜くてもいいから生きてやれ”というような”欲望”を書きたくて、作詞していきました。

(放送では「鬼ノ宴」をオンエア)

クリス:シンセの音は結構Lo-Fiな感じで、ちょっと皮肉というか、音の中にも想いが詰まっている感じがしますね。そして、現在MVを制作中なんですよね?

友成空:そうですね、今YouTubeにリリックビデオが上がっているんですけど、それとは別でMVも作成したいということで、つい先日撮影したばかりです。ちょっと汗をかくような撮影でした。

クリス:そうですか。これはお楽しみということですね。
そして、Billboard Japanが新人アーティストの楽曲をランキングする
「Heatseekers Songs」で、この「鬼ノ宴」が先日1位に輝いたんですよね!?

友成空:そうなんです。嬉しくて、チャートの画面をスクショしてそれを数分おきに見ていましたね、。

クリス:わかるわかる、スクショしちゃうよね、笑
でもこれまでにも何曲かリリースしてきていて、ここでチャートの一位を獲得したということは、自分の中で今までと違う感触ってありました?

友成空:もう”今までとは違うな”感はありますね。自分がバズっているという感覚よりも、自分の生み出した子供みたいなものが、頑張ってくれているという感じがするので、この「鬼ノ宴」という曲と一緒に、僕も流れに乗っていきたいなという気持ちですね今は。

クリス:この曲のカバー動画等もたくさん上がっているみたいですが、自分の楽曲を多くの人が歌っているのはどう感じますか?

友成空:本当にありがたく感じていて、自分の楽曲が他の人のイマジネーションやクリエイティビティを刺激しているというのが嬉しいですし、そいういった曲をこれからも作っていきたいと改めて思うようになりました。

クリス:そうですね。”ポップス”っていうのはそういうものですもんね。”Popular”から来ていて、他の人に拡散していくからこそ、”ポップス”になっていくということですもんね。
ちなみに、「鬼」というコンセプト、目の付けどころがリスナーのツボにハマった形ですが、いま、友成さんが世の中で”これって面白いな・興味あるな”と思っているものはあります?

友成空:今は”香り”にハマっていてお香だったり香水だったり、出かける先々でご当地のものも探してみたりしていますね。香りって一瞬で感情とか記憶をバッ!と出してくれるものなので、そういうものを曲にもできたりしないかなと考えています。


<ライブ経験と今後について>

クリス:先月(1月に)、初のワンマンライブをされたみたいですが、いかがでしたか?

友成空:ステージに立った瞬間に、たくさん来ていただいていた観客の皆さんが目に入って、僕が「パワーを届けるぞ!」という気持ちでいたんですけど、逆に僕がパワーをもらってしまって、とてもいい経験でした。

クリス:やはり、デビューがパンデミックの時期だから、ライブの機会ってそんなに多くなかったんですよね。”これから”という感じですよね、ライブでの経験を積んでゆくのも。ちなみに目標とするライブってありますか?

友成空:本当に大きな目標になってしまうんですけど、先日苗場にユーミンさんのライブを見にいきまして、その時にとても感動しました。あれだけの世界、物語のようなものを作り上げて、そこに観客を引き込む。そういったライブをしてみたいなと思いました。

クリス:なるほどね。先日のライブでは新曲を披露したみたいですが、今後にリリースする予定はありますか?

友成空:そうですね。3月にリリースできたらなと思っています。


そんな友成空さんの今後の予定については、友成さんのSNS等チェックしてみてください!



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