2024年03月31日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : UMI


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 4月に来日公演を控える、
日本にルーツを持つシンガーソングライター
Umiへのインタビューの模様をお届け!



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Guest : soraya


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今日のゲストは、TOKIO HOT 100初登場となる、
Sorayaから、ベース/ヴォーカル:石川紅奈さんと、ピアノ:壷阪健登さん!


<sorayaとは>

クリス:ベーシストの石川紅奈さんは昨年、JAZZの名門、ヴァーブレーベルからソロアルバムをリリースしています。
そして、ピアニストの壷阪さんは2019年にバークリー音楽院を首席で卒業、という感じで、二人とも輝かしい経歴をお持ちですが、、
お二人とも音楽活動をやる上でのターニングポイントで小曽根真さんとの出会いがあるんですよね?小曽根さんとはどういうきっかけで?

石川:それぞれ出会いは違うんですが、私は高校三年生の時に、小曽根さんが教えられている国立音楽大学ジャズ専修のオープンキャンパスに参加したのがきっかけです。それから今まで10年以上ですね。お世話になっています。

壷阪:僕はボストンから帰国して、それこそ六本木のAlfieというお店で演奏しているときに、パッとみたらカウンターにいらっしゃって。

クリス:そこで小曽根さんにみそめられたというかんじ、、?

壷阪:でもそうですね、それからずっとお世話になっています。

クリス:2022年にSORAYAを結成。結成のキッカケは?

壷阪:それこそコロナ禍で、僕はボストンにいたんですけど、完全に外出ができなくなってしまって。。僕らジャズフィールドで演奏していましたけど、コアなジャズとか、エネルギッシュな音楽に聴き疲れする時期があった時に、歌に癒されていまして、。
ちょうどその時に紅奈が歌っている動画も見ていてこういう音楽がやりたいと思いまして、帰国したタイミングで始まりました。

クリス:壺阪さんがアプローチしたんですね。じゃぁそれまでは動画でしか見たことなかったけどって感じなんだ?

壺阪:あ、でも一度ジャムセッションで会いましたね。

石川:そうですね。私が大学生の時ですね。

クリス:そうなんですね。。
ちなみに、sorayaの名前の由来ってなんですか?

石川:もともとは二人が好きだったバンドの曲名から取ってるんですけど、sorayaという名前の柔らかさや、日本語なのか、外国語なのかわからない響きが良いねということでつけたんですけど、後々意味を調べると、牡牛座の中にあるプレアデス星団のアラブ名でした。

クリス:もともと意味はわかっていなかったけど、調べたらそんな意味があったと。。

石川:はい。日本語だと”すばる”だそうです。


<sorayaの音楽性>

クリス:sorayaの音楽ってベースにJAZZがありながら、
広い意味でのポップスを奏でていますが、“二人でやるならこんな曲をやりたい“というヴィジョンはあったんですか?

壺阪:ストリーミング上では、ジャンルがジャズになってましたけどね。僕らとしてはそれほど深く意識はしていないですね。
とにかく良い歌、みんなが歌えて味わい深い歌、メロディから考えて良い歌を作ろうとしています。

クリス:アルバムではPUFFYの「愛のしるし」をカバーしていますが、これはどういうきっかけで?

壺阪:これ僕が思いつきまして…PUFFYの「愛のしるし」 って、気怠く歌うイメージが強かったんですけど、でも曲のメロディと歌詞を取り出して眺めてみたときに、すごく味わい深い曲だなと思ったんですよね。

クリス:なるほど、趣が全く違って言いますよね、sorayaのカバーは。コード自体も若干違うのかな?

壺阪:そうですね。色々と。。笑

クリス:ちなみに、学生時代はお二人ともJ -POPとか聞かれていたんですか?

石川:聞いてましたね。一番最初に買ったアルバムも”いきものがかり”さんですし。ずっと好きです。

クリス:じゃぁ、もともとはJ-POPが好きで、後々ジャズをやるようになったという感じなのかな?

石川:両親も広く、いろいろな音楽が好きだったので、そのいろいろな音楽の中にJーPOPもあったという感じです。

クリス:壺阪さんはいかがですか?

壺阪:あまり聴いてこなかった方だとは思うんですが、でもウォークマンにスキマスイッチは入っていましたね。

クリス:じゃぁ基本的に子供の頃からジャズがお好きだったんですか?

壺阪:ジャズ自体は中学生くらいから始めたんですけど、山下洋輔を聴いて、だから最初はフリージャズだったんですけど。

クリス:へぇー!じゃぁ衝撃だったんだ。。

クリス:ちなみにsorayaの楽曲を作る上で、レファレンスとかってどこから受けるんですか?具体的なアーティストとかいらっしゃるんですか?

壺阪:これ僕以外と考えたんですけど、イヴァン・リンスのハーモニー感と、メロディ、ブラジルのポップスみたいなものに影響を受けていたんじゃないのかなって感じますね。ピアノで作曲していることも含めて。

クリス:なるほど、音の紡ぎ方というかね。

壺阪:そうですね、何て言うんでしょうね、地球の真裏にいるのに共感というか、共鳴する感じがあって、そこにはすごくユニバーサルなメロディのパワーがあるような気がしていて、。

クリス:なるほどね。

クリス:ちなみに、壷阪さんも石川さんも音楽の理論という点では
音大やバークレーで学んできた知識をお持ちですが、、理論を知っていると、音楽を作る上での自由度や発想って、生まれやすいもんですか?

壺阪:多分、その理論というのが、言葉における文法みたいなものだと思うので、割とそれよりもボキャブラリーそのものの方が僕としては大切かなと思っていて、全部完璧に喋れるわけじゃないんだけど、ボキャブラリーを増やして、そこでしっかり文法の裏付けがあれば自然といいハーモニーが生まれるんじゃないかと思っています。

クリス:なるほどね。理論がしっかりわかっている人とそうでない人、どちらも一緒に楽しめるのが音楽の魅力の一つですよね。

クリス:アルバムリリースでSORAYAに注目する人も増えたと思いますが、J-WAVEを聞いているリスナーにメッセージがあればお願いします。

壺阪:やっと一枚目のアルバムとして、僕らの世界が出せたと思います。ぜひ聴いてください。



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