2024年07月21日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : ONE OK ROCK


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2017年に『OTOAJITO』へ出演されましたが、『TOKIO HOT 100』には初登場のONE OK ROCK・TAKAさん!
今はアメリカ・ロサンゼルスに住んでいらっしゃるTAKAさん。住心地はいかがでしょうか。

TAKA:日本と違ってすぐに歩いてどっかに行けるってことはないんですけど、環境的には自分の家の中からあんまり出なくていいような環境があるので、そういう意味ではすごくリラックスして過ごせてます。
クリス:どんなことをして楽しんでます?
TAKA:基本的には、朝起きてちょっと運動して、犬の散歩に行ったりして。で、サウナに入り、ダラダラ飯作って、スタジオある時はスタジオ入ってっていう。すごいLAライフっぽいLA生活。
クリス:でもLAだと、NulbarichのJQだとか、YOSHIKIさんも確かそうですね。音楽家としてはロサンゼルスは向いていますか?
TAKA:いろんなプロデューサーさん、いろんなアーティストの方が住まれてるんですよね。で、住む地域がだいたい固まってるので、日本にいると海外の方々と一緒に仕事をするのにも、いろんな人を介さないととか。それがロスにいると電話一本で、“じゃあセッションしてみようか”みたいな感じで進むので、刺激もありますし、楽です。

そんなLAライフを過ごしているTAKAさんですが、今年3月、東京・表参道に『15/e organic(フィフティーンオーガニック)』をオープンされました。

クリス:これはどういったお店なんですか?
TAKA:1人、信頼している相棒がいまして。彼と一緒に日本の食について深く考えた時に、自分たちに出来ることっていうのがたくさんあるんじゃないかっていうことで、日本中のいろんな農家さんと話をして、無農薬でオーガニックというのを追求した物ばかり置いている。まぁスーパーマーケットっていうとちょっとあれなんですけど、そういう場所があるって感じですね。
クリス:日本の食材に特化している?
TAKA:そうですね。基本的に日本津々浦々、いろんな場所の農家さんとお話をして、自分たちが設けた新しい基準値で野菜とか果物とか調味料も入れてるということですね。
クリス:オーガニックにこだわるっていうのは、LAでの生活が影響しているんですか?
TAKA:そうですね。特にロサンゼルスは、日本よりもジャンクフードもたくさんありますし、そちらの方が主流な場合もあると思うんですけど、僕もお酒を飲みますし、体にいい生活を送るっていうことも今の社会で難しい。そういった中で、たまに体にも土日を作ってあげるっていうことで、その土日で食べる物は完璧にフルオーガニックでみたいな、そういうテーマでは作りました。

そして、ONE OK ROCKは、新曲『Delusion:All』をリリースされました!
この曲は、映画『キングダム 大将軍の帰還』の主題歌となっており、5年ぶりに映画『キングダム』の主題歌を担当されました。

クリス:どうですか?おかわりを頼まれた感じは?
TAKA:1作目(2019年公開 映画『キングダム』)をやらせていただいた時に、本当にいろんな反響をいただきまして。『Wasted Nights』っていう曲が、更に「キングダム」のお陰でいろんな方に広がって嬉しかったんですけど、どうしても映画の主題歌をやり続けると。そのカラーもやっぱり強くなってしまうので、1作目以降はちょっとだけお休みさせていただいたんですけど。今回はひょんなことから、僕の通っている鍼灸師の先生がいて、その先生と、映画の一番重要なポイントである大沢たかおさんと繋がりがありまして。“戻ってきてくれると嬉しいな”っていうお話をいただいたんで、じゃあお世話になってるんでよろしくお願いしますって感じで。
クリス:そういう経緯があったんですね。これはどんなテーマで、どんな思いを込めた1曲なんですか?
TAKA:『キングダム』っていうと、天下を統一するための人と人との争い。で今、世の中を見た時に、政治的にもいろんな主義がバラバラにグチャグチャに入り乱って戦争とか起きてますけど、そういう部分で自分たちがバンドとして伝えなきゃいけないというものが、『キングダム』のテーマにもすごく沿ってるような気がしたので、自分が世の中を見て捉えた、世の中に対して伝えなきゃいけないメッセージというものを、ストレートにロックバンドとして書き殴ったっていう感じです。
クリス:“Delusion”だと、妄想だったり現実逃避みたいなニュアンスがあるじゃないですか。“Delusional”になると形容詞で“デリュージョナルな人”。『Delusion:All』っていうこれは、みんな妄想に駆られているって感じなのかな?
TAKA:今の混沌とした世の中を“Delusional”って言葉だけではなくて、タイトルで表現したかったってのがあるんですけど、まぁネガティブもポジティブもあるんですけど、今、どっちに転んでもおかしくない。でも、やっぱ僕らはバンドなので、未来とかの明るさだったり、希望を書かなきゃいけないというところで。すべてが良い方向に行ってるか、悪い方向に行ってるか分からないけれども、自分たち次第ですべて変わっていくよっていうことで“All”っていう言葉を入れました。



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