Guest : スガ シカオ
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NEWアルバム『Acoustic Soul』をリリースしたスガシカオが約3年ぶりにゲストで登場!
・NEWアルバム『Acoustic Soul』について クリス:スガさん、先日、NEWアルバム『Acoustic Soul』をリリースしました。『Acoustic Soul 2014-2024』とありますがデビューしたのが1997年、そして、2011年に事務所を独立し、インディーズで活動、その後、2014年に再びメジャーシーンに復帰、それからの10年ということなんですよね? スガ:そうですね。ちょうどメジャーシーンに出る前に最後のインディーズという形で「Acoustic Soul」というEPを出したんですよね。それが4曲入りの会場限定でしか売らなかったんですよ。それでその後、「Acoustic Soul 2」というのも出したんですけど、これも4曲入りで通販限定でのリリースだったので、あんまり出回ってない曲があって、その中から4曲フックアップして、新たに5、6曲書いてアルバムにしようっていう企画だったので、“2014-2024”ていうのがついてるんですよね。 クリス:なるほどね。でも、この“Acoustic Soul”っていうタイトルはどういう意味ですか? スガ:基本的にコンピューターを使わないっていう意味でつけたんですよね。ほとんどバンド一発録りで録ってて、コンピューターに制御されてない感じにしたくて。 クリス:なるほどね、なるべくアナログにこだわったという感じなんですかね? スガ:そうですね、アナログレコーディングに近い形で録りましたね。 クリス:今回の『Acoustic Soul』のこだわりってどんなところですか?やっぱり一発録り? スガ:そうですね。あとは、歌詞がいつものように尖ってたり、悲しかったりとかではなくて、近しい人に書く手紙をコンセプトで書いています。 クリス:あとこのアルバムに収録されている「Let's get it on」ですが、サウンドが少しブルーアイドソウルというか、、、 スガ:そうですね、ブルーアイドソウルをがっつり狙っていきました。ソウルミュージックをテーマにしたアルバムなので、いろんなソウルを聴いてきたしやりたかったので、ホール・アンド・オーツとかボズスキャッグスとか、ロバート・パーマーとかその辺が大好きだったので、ホール・アンド・オーツっぽく仕上げました。
・スガシカオの音楽ルーツ クリス:スガさんといえば、昔からファンク、ソウル、ブラックミュージックが大好物でと聞きますが、ソウルミュージックに目覚めたのは、ラジオだったんですって? スガ:高校生の時に、ラジオでソウルミュージック特集をやってて、それを聴いていきなりソウルミュージックにハマりましたね。確か、NHKで渋谷陽一さんがやってた番組だったと思うんですけど、70年代のソウルレジェンドを特集するっていうものだったんですけど、それこそスティービー・ワンダーとかマーヴィン・ゲイとか、そういうのがブワァーっと立て続けに流れて、「なんだこの音楽は!」と、そこからどっぷりブラックミュージックの世界に入っちゃって。 クリス:それまではいわゆる歌謡曲とかロックとか聴いてたんですか? スガ:いや、それまで高校生の間は、ポジティブパンクとかノイズとか、アバンギャルドとかそういうのしか聴いてなかったですね。
・お母さんのことを歌った「ヤグルトさんの唄」について クリス:このアルバムに収録されている「ヤグルトさんの唄」は、お母さまのことを歌ったんですよね? スガ:そうですね、小説も出てます(笑)。 クリス:小説もすごいんですよね。もう品切れ状態で追加生産するとか。 スガ:ありがたいですね。大騒ぎになっちゃってもう。 クリス:これは、元々ブログに書いていた短いエピソードからという感じなんですよね? スガ:そうですね、そのエピソードに新しく書き足したものなんですけど、書いていたら楽しくなっちゃって、最初100ページぐらいでいいよって言われていたんですけど、楽しくて236ページぐらいになっちゃいました(笑)。 クリス:すごい!じゃあもうどんどん記憶が蘇ってきた感じですか? スガ:もういろんな記憶が蘇ってきて、母親への恨みつらみとか(笑)。こんなことされたあんなことされたとか、、、 クリス:もう、愛憎というか、、、でも、うちの母親もそうなんですよ。もう鬼かと思うほど。 スガ:ミュージシャンになることを反対されてたんですよね。それでいろんな仕打ちを受けましたよ。 クリス:まあでも優しいお母さんですよね。 スガ:そうですね。
・番組恒例ガチャタイム! Q:未来のスガシカオ。どんなおじいちゃんになりたいですか? スガ:僕、高田純次さんみたいになりたいんですよ(笑)。ああいう年の取り方したいですよね。 クリス:確かに理想かも。もう植木等2世みたいな人ですからね(笑)。 スガ:面白おかしく生きているけど、どこかスマートな感じがあってかっこいいので、そういう人になりたいです。
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