SASONCARD TOKIO HOT100



2025年02月16日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : GRAPEVINE


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6年ぶりに登場!GRAPEVINEからボーカル&ギターの田中和将さん。

・結成32年!ベテランの域に達してきたGRAPEVINE
クリス:この番組には、2019年以来6年ぶりということですけども、ここに入られた瞬間に6年も、、、ちょっとおかしいんじゃないのっていう話になりましたけども。
田中:そうですよね、クリスさんとも、この番組ともそんなに久しぶりな感じはしないですよね。
クリス:僕も3、4年ぐらいかなと思っていたんですけど、話していてやっぱりパンデミックが間に入ると時間感覚がおかしくなるというか、、、
田中:あの1、2年はなかったようになるというか。
クリス:そう!幻のパンデミックだよね。あんまり覚えていないというか、大体の人がそういう感覚だと思いますけども、お変わりのないようで。
田中:ありがとうございます。おかげさまでぼちぼちやらせていただいてもらってます。
クリス:結成当初からお世話になっていますが、GRAPEVINEなんと結成32年なんですね。
田中:そうみたいですね。
クリス:1993年に結成して、4年後の1997年にデビューということで、だからデビュー28年ということですけども。もうだから、日本のロックシーンの御大!ベテラン!どうベテランと言われるのは?
田中:確かに30年近くやっていたらベテランもベテランですけどね。でもまだまだ先輩方もやっていますし、永遠の中堅ということでいいんじゃないですかね。
クリス:でも、それは全然アリかもしれない。上がまだまだ元気ですもんね。
田中:上がいるのも心強いですからね。
クリス:そこまでできるんだっていう安心感がありますからね。それで、昔からGRAPEVINE聴いていたっていう後輩も出てきているんじゃないですか?
田中:どうなんですかね?でも、下の世代のバンドと対バンしたりすると、そういう声もありますけど、なんかちょっと不思議な感じがしますね。
クリス:でもどう?でもやっぱり音楽ってステージに立つと、もう年齢って関係ないじゃないですか。同列っていうか、同じステージに立っているミュージシャンっていう感じだから。
田中:一緒にセッションしたりしますからね。だから、結構世代を超えるものだろうなと思いますが、とはいえ、仮に聴いているものが近かったとしても、それに対する考えや解釈が違うっていうのはあるので、それはそれで刺激を受けますけどね。
クリス:なるほどね。ちなみに若いバンドを飲みに連れていったりするんですか?
田中:そんなにしない方だと思うんですけど、ついこの間、マカロニえんぴつのはっとりと飲みましたよ。
クリス:奢ったんですか?
田中:その日はね、僕の誕生日会だったらしく、奢っていただきましたよ。
クリス:あー、もうそれはたらふくね。あそこは潤ってますからね。
田中:僕より儲けてますから(笑)。

・新曲「天使ちゃん」について
クリス:先月、新曲がリリースされましたけども、あのーやっぱり貫き通していると言いますか、自分たちのスタンスとのラインをうまくとっていると感じましたね。本当にね、VINEはラインがすごい!ラインどりが上手いと思いますよ。
田中:いやあ、嬉しいですね。
クリス:それでこの「天使ちゃん」。タイトルもいい感じになめてる感じが僕のすごい好きなところですね。
田中:ありがとうございます(笑)。まあタイトルって、昔から「ええ!どんな曲?」っていう感じのタイトルの方がいいと思ってて、それでつけましたね。本当はもっとかっこよめの候補もあったんですけど。
クリス:それで、実はこのタイトルの元ネタになっているのが、ヴィム・ベンダースの映画「ベルリン・天使の詩」なんですって?
田中:そうですね、元ネタって言われるとあれですけど、たまたまこの曲の歌詞を書いているときに、サブスクでこの映画が配信されていて、それを見た影響はありますね。
クリス:どちらかというと、ヴィム:ベンダースって玄人受けするというか、そこに“ちゃん”を付けたのが絶妙だなと。その発想がヴィム・ベンダース映画を知っている人にとってはすごいなと思いましたね。
田中:「ベルリン・天使の詩」って、ピーター・ホークが出ているんですけど、僕昔からピーター・ホークが大好きで、またこの映画を見たときになんか“天使ちゃん”やなって思ったんですよね。今だから思うんですけど、昔だったら多分そう思わなかったと思います。
クリス:そして、トーキングブルースにも初挑戦。これ初挑戦なんですね?
田中:一応、そういうことになりますね。
クリス:トーキングブルースっていうと、ブルース、カントリー、フォークの一種でシングトークというか、、、
田中:そうですね。語りかけるように歌うっていうことを言うんですけど、まあでも線引きは非常にあいまいですよ。
クリス:ブルースロックやっている人って、結構トーキングブルース多くないですか?
田中:多いですよ、やっぱり有名なのはボブ・ディランですけど、ボブ・ディランもウディ・ガスリーから影響を受けたと言ってますし、他にもポエトリーリーディングだったり、ラップだったりとかに繋がっていくわけじゃないですか。だからどこで線を引くのかって言うのは難しいと思いますね。
クリス:ふと思ったんだけど、レッドツェッペリンのロバート・プラントも実はトーキングブルースっぽいというか。
田中:そうですね。割と後期の方とかは、メロディーがあいまいでトーキングブルースっぽいですね。
クリス:それと、この曲には、今のロックに忘れられているかっこよさがありますよね。その辺は意識して作ったんですか?
田中:まあこれはセッションで作っていったんで、どういう仕上がりになるかは作ってみないと分からなかったんですけど、トーキングブルースとブルースハープは昔からあるものなので、別に斬新というわけでもないですし、、、
クリス:まあでも、歌詞のあたりも最近ではあまり聞かないフレージングだったりとかで、それこそ曲の頭とかも「あざっす!」で始まるじゃないですか。これはどういう意味なんですかね?
田中:これからトーキングブルースをやるぞっていうところで、講談に立つといいますか、そういうつもりで始めようかなという意味で「あざっす!」から始めてみましたね(笑)。
クリス:それで、「清張 レイチャールズ 傾聴」っていうのは、自分のバックグラウンドみたいなものなのかな?
田中:そうですね、韻を踏めたっていうだけですけど(笑)。
クリス:それから、「軽トラ カラーTV」と続きますけども、、、
田中:“軽”の文化って、他の国にはないじゃないですか。軽トラックっていうのがすごく日本っぽいなと思いまして、それで登場させたかったっていうのがありますね。

番組恒例のガチャタイム!
Q:差し入れNo.1!楽屋の差し入れで一番嬉しいものは何ですか?
田中:基本的に僕らに差し入れしてくれるもので多いのがお酒なんですよね。それはすごく嬉しいし、もちろん飲むんですけども、一時期楽屋の中がものすごくロックな感じになりまして、、、
クリス:楽屋のドアを開けた瞬間にもうロックな匂いがするんですね。
田中:だから、ライブが終わったあとに楽屋に挨拶しにきてれる人たちが「君らこんなに飲んでるの?」ってびっくりするんですよね(笑)。

Q:人生勉強!今、学びたいこと、勉強したいことって何かありますか?
田中:文章をしっかり書きたいなと思いまして、今勉強中です。
クリス:執筆活動といいますか、近い将来何か書きたいなと?
田中:そうですね、何かしらね。
クリス:やっぱり歌詞書く人って、書き癖があるからそういう方向に進む人多いですよね。じゃあ将来的に文筆家としても出してみたいなと、、、
田中:やれたらいいなと思ってますけどもね。



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Guest : SAMARA JOY


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