SASONCARD TOKIO HOT100



2025年02月23日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : KREVA


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ソロデビュー20周年を迎えたKREVAが登場!

・手書きにこだわるKREVA
クリス:昨年からJ-WAVEでレギュラーがスタートいたしまして、毎週金曜夜11時からの「PILOT THE ORIGINAL」という番組ですけども、これは久しぶりのラジオレギュラー?
KREVA:そうですね、10年以上ぶりぐらいなんですかね?
クリス:どうですか?やってみて。
KREVA:本当にね、いろんなジャンルのニッチなモノづくりをやっている人がいるんだなって勉強になります。
クリス:それはいいですね、自分の中のインプットが増えていくっていうのは。それで、番組の冒頭では、KREVAの10年日記を読むというのがありますが、これはどういうことですか?
KREVA:ここ4、5年ぐらい日記を毎日つけているんですけど、その放送日と同じ日の過去3年分を読むっていうのをやってます。
クリス:なんでそれをやろうと思ったんですか?
KREVA:書くということにフォーカスしたいっていう話から、自分が日記つけているんで、それを読んでいくっていうのやりましょうかっていう話になりました。
クリス:これも打ち込むんじゃなくて、書くっていうのがスタイルで、KREVAといえば音楽界の文房具キングだと思いますけど。
KREVA:いやいやいや、そんなことないと思いますけど(笑)。
クリス:毎日、何かしら書いてる?
KREVA:毎日書いてますね。朝はA4の紙一枚に30分ぐらい書いてますし、夜は10年日記書いてますし、歌詞も手書きしますし。
クリス:やっぱり手書きの方がいいですか?
KREVA:ラストタッチっていうんですか?やっぱりそこが手書きの方がいいですし、歌詞に関していうとリズムが出る。それはあると思います。
クリス:なるほどね。それはなんか分かる気がします。手書きってその書く人の個性が出るし、打ち込むだけだとサラッとしている感じがする気がしますしね。
KREVA:大事な部分は大きく書いたり、間を空けて書いたりとかできますからね。
クリス:あとは、KREVA展見た時にも感じましたけど、人が見ると、間違いとか、あの言葉は本当は違う言葉だったんだと、あれも見てて面白かったですね。
KREVA:歌詞の原書展っていうものをやったんですけど、それは今おっしゃってもらったように自分が使わなかった韻だったり、言葉だったり、キーワードになった言葉があって、その衝動がそのまま紙に残っているので、それを見てインスパイアされる人がいたらいいなという思いも少しありました。
クリス:やっぱりファンからしたら、使われなかったアイデアが見れるっていうのはいいですよね。
KREVA:歌になる過程を見せられるっていうのはいいのかなって思いました。
クリス:そこで、その言葉を選択した意図っていうものが伝わってきて、いろいろ想像力が掻き立てられる気がしました。

・NEWアルバム『Project K』
クリス:先日、NEWアルバムがリリースされました。タイトルは「Project K」。プロジェクトXではなくて“K”なんですね。
KREVA:さっき、打ち合わせで「プロジェクトXってなんだ?」と思って調べたら、あれね!ってなったんですが違いますね。
クリス:じゃあ、もうXを考えてのKにしたわけではないんですね?
KREVA:プロジェクトっていう英単語は、前進するという意味を持つ言葉だっていうのを聞いて、このアルバム自体は上昇や前進について歌っているものだから、まさに「Project K」だなと思ってこのタイトルにしました。
クリス:そして、全11曲入りで29分48秒、30分以内に凝縮されてますけど、これは何か意図はあったんですか?
KREVA:いや、めちゃくちゃ頑張って作ってみた結果、30分以内に収まるという意図しないものでした。驚きでもあり、嬉しさでもありました。
クリス:それで、人生の中で一番気合を入れたアルバムになったということですが、、、
KREVA:そうですね。頑張って気合い入れないといけない出来事がいろいろあったから、それに負けないように作りました。
クリス:その中で、AIを使って制作したものがあると?
KREVA:アルバムの7曲目に入っている「Knock」という曲なんですけど、途中で何人かが「ウェーイ」と言っているところは、AIで俺の声を女性にしたり、黒人R&Bシンガーとか白人パンクロックシンガーとかにして、最終的に9人分ぐらい作って、みんなで歌っている感じにしたりとかしましたね。
クリス:どうですか?文房具キングとして、次はAIキングになりたいとか。
KREVA:なりたくない、なりたくない(笑)。難しいです。でも、使ってみるとすごく楽しくて、今回助けられました。
クリス:KREVAってすごく完璧主義者に見えるというか、作ろうと思えばいくらでも作っちゃうじゃないですか。ここでもう十分だと思う瞬間ってどこですか?
KREVA:やっぱり締め切りが本当にありがたい。
クリス:締め切り!あーなるほど!
KREVA:今回は、自分が思っていたよりも近々で締め切りが来たんですよ。でもそのおかげで一生懸命頑張れたし、この作品のタイトさにも繋がったのかなと思って良かったです。

・KREVAの高速ラップ
クリス:アルバムに収録されている「No Limit」。これはまた速い速い高速ラップですけども、息継ぎは大丈夫なんですか?
KREVA:結構キツくて、ライブで歌う時とかは探しつつやってるって感じですね。レコーディングの時はマイクの前に立つだけで良かったからいけたんですけど、人前でパフォーマンスするときは身振り手振りというかこちらの振る舞いも入ってくるじゃないですか、そのときは息が辛いなと思って、今探しながら歌っている感じです。
クリス:なるほどね、まだライブでパフォーマンスするメソッドは確立されてない感じなんですね。
KREVA:これからって感じですね。さらに研ぎ澄ませていきます。
クリス:そうか、じゃあもう呼吸法から、、、
KREVA:そうですね。息継ぎ探すっていうか、息の隙間を見つける感じ。
クリス:ヨガの達人とか鼻ですごく息してるじゃないですか。
KREVA:もう毛穴で吸う感覚で。
クリス:水泳されてるんでしょ?水泳の呼吸って大事じゃないですか、そこで通じるものってあるんですか?
KREVA:水泳しているのが活きてるっていうのはあると思います。昔よりは体力がついたのは水泳のおかげなのかなと。
クリス:なるほどね。でも本当よく噛まずに、、、噛むことってあるんですか?
KREVA:全然ありますよ。なんか世の中の噛んじゃいけない感のアラート度が高まっている気がして、それは良くないと思ってるんですよ。噛んだ!噛んだ!はい噛んだ!みたいな。
クリス:でも、KREVAが噛んでるところ一度も見たことないけど。
KREVA:全然ありますよ。
クリス:なんか噛まなさそうな顔してるよね。顎がしっかりしてるからね。
KREVA:歯並びもね。
クリス:そうそうそう。だから、口元見るとすごいしっかりしてるから、これは噛まない口だなって(笑)。
KREVA:逆に最初に噛んでいくのを見せていった方がいいのかもしれないですね。

・番組恒例のガチャタイム!
Q:自分へのご褒美!最近、自分へのご褒美で買ったこと、やったことありますか?
KREVA:コンビニに売っている、5、6種類のインディアペールエールのビールを全部買うっていうのをやりました。
クリス:それはどれくらいで飲むんですか?
KREVA:1日で!基本、自分はテキーラ飲むんですけど、その日はペールエールのビールの気分でしたね。

Q:差し入れナンバーワン!楽屋の差し入れで嬉しいものは?
KREVA:天むす!小さくてぱっと食べられるものがありがたいですかね。
クリス:よく言うのは、歌い手さんは揚げ物?唐揚げとかオイルを使う料理の方がのどに良いって聞きますけど。
KREVA:あと、久保田利伸さんからウォッカを飲むと喉が開くから良いんだよって聞きましたね。でも、久保田さんのバンドのキーボードの方に聞いた話だと、「あいつ緊張するからウォッカ飲んでるんだよ」って言ってました(笑)。



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Guest : INABA/SALAS


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B’zの稲葉浩志とスティービー・サラスによるユニット、INABA/SALASが登場!

・5年ぶりのTOKIO HOT 100
クリス:TOKIO HOT 100には、2020年以来の5年ぶりの登場ということで、パンデミックを乗り越えてのという感じですが、、、
稲葉:そうですね。
クリス:ちょうど前回出演していただいた時も、プロジェクトの間でパンデミックがあったりして、やっとそれも過ぎて、ようやく通常運行っていう感じですか?
稲葉:通常とは言い難い(笑)。
クリス:毎回通常じゃない?
稲葉:でも、やっぱりパンデミックで出来なかったツアーはいつかやりたいよねっていう話はしてきたので。
クリス:そして、稲葉さんとスティービーはほぼ同世代で20年来の友人ということですけども、仕事以外でも連絡取ってたりするんですか?
稲葉:実際に会うのは、パンデミックの時のツアーがなくなった時以来で、今回のセッションが久しぶりだったんですけど、連絡自体は結構取っていました。
クリス:なるほど。それで、スティービーは1990年にソロの『Stevie Salas Colorcode』リリース以来、ミック・ジャガーだったりスティーブン・タイラーだったり、錚々たるミュージシャンと活動を共にしてきましたが、他にもいろいろやっていて知らない間にテレビ番組のプロデューサーや博物館のアドバイザー、そして、ネイティブアメリカン音楽ドキュメンタリー映画のエグゼクティブプロデューサーをしていたりといろいろやっていますけども、、、
スティービー:ハイ!ハイ!
クリス:はいじゃねえよ(笑)。
スティービー:いろいろやっているけど、一番よくやったのは、有名なラジオDJクリス・ペプラーと東京で出かけることかな?(笑)。
クリス:一体何を言ってるんでしょうか?(笑)。まあいろんなことをやっていますが、東京に来ると私が案内役になるんですよね。まあそんなことは置いておいて、稲葉さんから見てスティービーのどんなところがすごいですかね?
稲葉:まあ音楽的なところを話すと長くなりますけど、とにかくエネルギッシュじゃないですか、底なしの。
クリス:本当底なしですよね。本当にそう思います。スティービーは稲葉さんについてどう思ってます?
スティービー:テレンス・トレント・ダービーやミック・ジャガー、シールなど様々なボーカリストと多くの仕事をやってきたけども、彼らと肩を並べる、いやそれを超えるようなロックボーカリスト。すごくナイスガイだし、あとは危険な男なんだ!

・アルバムについて
クリス:そんな二人がやっているINABA/SALASですけども、2017年『CHUBBY GROOVE』、2020年『Maximum Huavo』、そして、5年ぶりにリリースとなる3rdアルバム『ATOMIC CHIHUAHUA』ですけども、みんなこれジャケットがブタやニワトリ、チワワなど動物ばかりで、これは何かこだわりがあるんですか?
稲葉:別に自分は動物にこだわりがあったわけではないんですけど、スティービーが次の動物何にする?と言ってたので、彼なりにこだわりがあったんだと思います。
スティービー:動物がテーマになったのは浩志のせいだよ。ナッシュビルでレコーディングしているときにドラマーのマットのペットがブタで、1枚目はそこからなんとなくブタがテーマになったんだ。それで2枚目の『Maximum Huavo』は、浩志がブルース・リーのモノマネでアチョーとか言っていて、そこからニワトリにすることに決めたんだ。
稲葉:ほんまかいな(笑)。
クリス:まあそれは、あくまでスティービー談ということで、、、それで、3枚目のアルバムにはどういうテーマがあるんですか?
稲葉:前回できなかったツアーをやるために一曲作っておこうかという話で作業を始めたんですけど、その中で彼がいっぱいリフやデモなどアイデアを出してくれるので、一曲作る予定がこれだけの曲ができちゃったていう感じですね。
クリス:スティービーって、かっこいいリフの宝庫というかデパートみたいな人じゃないですか。
稲葉:そうなんですよ。
クリス:やっぱり触発されます?
稲葉:そうですね。リズムやグルーブもすごいし、普段自分ではなかなか思いつかないものなので、これは曲にしないともったいないなと思いましたね。

・INABA/SALASの今後
クリス:前回出演していただいたときに、INABA/SALASの今後は?と聞いたら、稲葉さんが神のみぞ知るとおっしゃっていましたが、、、
稲葉:本当にそう思っていたんですけどね。
クリス:じゃあ本当に分かんないんですね。毎回ですか?
稲葉:毎回、神のみぞ知る感じです。
クリス:それで、今回またやろうよってなったきっかけは何ですか?
稲葉:さっきも話しましたが、常に連絡は取っていたので、前回キャンセルになったツアーをいつやろうかとお互いのタイミングを探っていて、今回がそのタイミングだったんです。
クリス:どうですか?久しぶりに一緒に仕事してみて?
稲葉:粘りがすごいですよね。いつもは飲まないエナジードリンクを飲んで頑張りましたね。
クリス:この新曲「EVERYWHERE」を聴いていると、INABA/SALASまだまだやるぞ!っていう感じに聴こえたんですが。
稲葉:まあ曲はそのぐらいのスケール感があって、可能性はあるのかな?ないのかな?っていう感じで、まあ神のみぞ知るっていう感じです。

番組恒例のガチャタイム!
Q:過去でも未来でも!タイムマシーンがあったら行ってみたい場所や時代はありますか?
稲葉:いろいろありますけど、とりあえず行ってみたいのはピラミッドの建設現場ですかね。
クリス:建設現場!いいですね!どうやって作ったの本当は?っていう感じですもんね。
稲葉:現場見たいですよ。
クリス:建設の仕方は諸説ありますもんね。もしかしたら我々の知らないテクノロジーがあるのかもしれませんしね。
稲葉:そうですよね。

Q:やっちまったな。最近やらかしたこととは?
スティービー:東京のジャズクラブにクリスと一緒に行ったときに、テキーラを何杯か飲んだんだけど、そのときに自分がお金を払うのを忘れたことかな。
クリス:まあそれはごっつあんということで。