2008.12.07

なんもいえねぇ!ちょー気持ちいい!
アメリカでもっとも栄誉のある音楽賞、グラミー・アワーズのノミネートが発表されました。
最多ノミネートは、ラッパーのリル・ウェインさん(26歳)で、6部門で8つのノミネート。
ついでコールドプレイが、7部門でノミネートされています。

来年2月8日に発表される第51回グラミー賞。受賞者発表の時もお祭り騒ぎですが、
今年からノミネートもショーアップされて、マライア・キャリーによる「クリスマス」で幕が開け、
セリーヌ・ディオン、フー・ファイターズ、クリスティーナ・アギレラ、ジョン・メイヤー、B・B・キングら、
歴代受賞アーティストの豪華パフォーマンスが行われました。

そして、最多ノミネートは、リル・ウェイン!
日本では大ヒット!という印象はあまりないですが、
アメリカで6月にリリースしたアルバム『The Carter III』が発売から1週間で100万枚突破!
爆発的な売れ行きで、現在は270万枚を超えており、
今回のノミネートを受けて、300万枚が見えてきたといっても過言ではありません。
先日、MTVヨーロッパ・アワードを受賞したカニエ・ウエストが
「今年は俺じゃなくてリル・ウェインが取るべきだ」と、自分の受賞に異議を申し立てたほど。
リル・ウェインの8つのノミネートのうち、1つは「Album of the Year」ですが、残り7つはすべてラップ部門です。
これに対し、主要4部門のうち、新人賞以外のすべてにノミネートされたのがコールドプレイ。
数ではリル・ウェインですが、主要部門ということでは、コールドプレイに軍配です!
ちなみに、今回のグラミーは、コールドプレイを始め、UK勢が大健闘。
レディオヘッドが5部門、レオナ・ルイスが3部門。アデルの4部門、ダフィーの3部門!
これは、前回大勝利を収めたエイミー・ワインハウスの影響かもしれません。
涙をのんだのは、“I Kissed a Girl”が大ヒットしたケイティ・ペリー。
あんなにヒットしたはずなのに「Record of the Year」にも、新人賞にも入らず。
また、今年4月に新作を出したマライア・キャリーもノミネートなし!
ちなみに日本からはコーネリアスが、最優秀サラウンド・サウンド・アルバム賞に「Sensurround+B-Sides」がノミネート!

さぁ、来年2月8日発表のグラミー!どーなるのか!?
COLDPLAYはグラミー発表後の来日公演なので、大量のグラミーを獲ればさらに盛り上がることは必死ですね!

似てる!?クリソツ!?
コールドプレイの大ヒット曲“Viva La Vida”が、自分の曲の盗作であるとして、
ベテラン・ロックギタリストのジョー・サトリアーニさん(52歳)が、訴えを起こしました。
大御所の訴えですから、さぞかし似てることでしょう。

無名のアーティストが、売名行為もかねて訴えることはありますが・・・
ジョー・サトリアーニはロックギタリストの最高峰のひとり。
ミック・ジャガーのバンドのギターを務めたり、ディープパープルでリッチーの代わりに弾いていたことも。
2曲を聴き比べられるyoutubeがありますので、下記リンクからどうぞ!…真相は皆さんの耳でご確認ください。
[ Did Coldplay copy Joe Satriani? ]