2013.12.08

ご冥福をお祈りします。
5日に亡くなった南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領を偲んで、
音楽業界からも続々と追悼メッセージが寄せられています。

12月5日に、95歳で亡くなったマンデラ元大統領。
世界中の人に勇気とインスピレーションを与えた人物だけに、
ミュージシャンたちもツイッターやインスタグラムに、追悼のメッセージを載せています。

*ジャスティン・ティンバーレイク
「彼は僕たちの偉大なリーダーだった。思いやりの本当の意味を教えてくれてありがとう」
*ジョン・レジェンド
「マンデラ氏は、なんて勇敢で美しい人生を歩んだことか。ご冥福をお祈りします」
*リアーナ
「あなたは人々に誇りをもたらしてくれた。いつまでも愛しています」
*P.ディディ
「マンデラ氏は正義と真実のために闘った。世界は、戦士であり、新の王だった美しい人を失った」
*マドンナ
「自由の権利のために、彼ほど懸命に闘った人はいない。彼の生涯は、愛の革命だった」
*ケンドリック・ラマー
「若い人たちは、少しでもいいからマンデラ氏の生涯について調べてみてほしい。
 それが敬意を表することにつながるから」

…などなど、ほかにも、たくさんの人がコメントしています。
本当に偉大な人物でした。ご冥福をお祈りします。

栄冠は誰の手に!?
第56回グラミー賞のノミネートが発表されました。
数の上では、7部門で9つのノミネートを受けたJay-Zさんが最多となりましたが、
果たして注目のアーティストは?

JAY-Zが今年最多の9ノミネート。
次いで、マックルモア&ライアン・ルイス、ケンドリック・ラマー、ファレル・ウィリアムズ、
ジャスティン・ティンバーレイクが7ノミネート。
・・・とはいえ、ノミネート数がすべてではありません!
Jay-Zはほとんどがラップ部門。
またジャスティン・ティンバーレイクは、7つのノミネートを受けたものの、主要部門はナシ。
ノミネート数を稼いだのは、ポップやR&B部門に加え、Jay-Zのアルバムに参加したことで、ラップ部門にもノミネートされたから。
主要4部門を見てみると、インディー・ヒップホップ・デュオのマックルモア&ライアン・ルイスが
最優秀アルバム/最優秀楽曲/最優秀新人賞にノミネートされていて、今年の主役といった感じ。
またファレル・ウィリアムズは、ダフトパンクと共演した「Get Lucky」と、
ロビン・シックと共演した「ブラード・ラインズ」の2曲が、最優秀レコードの候補に。
さらにファレルが参加したダフトパンクとケンドリック・ラマーのアルバムが、
最優秀アルバムの候補に挙がっていて、彼も今年のMVPのひとり。
ちなみに、昔からアイドルには冷たいことで知られるグラミー。
ジャスティン・ビーバーやワン・ダイレクション、マイリー・サイラスは、まったく無視!
発表は、来年、1月26日です。

これは見たかった!
先月来日したポール・マッカートニーさんが、
日本のビートルズのトリビュートバンドと共演を果たしていたことが分かりました。

「あのポール・マッカートニーが、ビートルズのトリビュートバンドを従えて、ビートルズナンバーを歌う」
…そんな光景が、東京で繰り広げられていたようです。
ポールは11月9日〜22日まで日本に滞在していましたが、
20日に妻のナンシーさんが誕生日を迎えたため、サプライズパーティーを開きました。
場所はポールが滞在していたペニンシュラ東京のレストラン。
そこに呼ばれたのが、日本人による、クイーンのトリビュートバンドGueen(グィーン)と、
ビートルズのトリビュートバンドThe Parrots(ザ・パロッツ)。
2日前に連絡を受けたというザ・パロッツ。
1時間ほど演奏したようですが、本人の前で演奏するだけでバクバクなのに、なんとポールが飛び入り!
“one, two, three, four”というポールのカウントで、
「I Saw Her Standing There」をパロッツの演奏に合わせて歌ったとのこと!
まさに、トリビュートバンド冥利に尽きる!
(ちなみに「I Saw Her Standing There」は、ナンシーさんの好きな曲だそう。)
当日の様子は、ザ・パロッツのフェイスブックに、詳しい顛末が書かれているので、ぜひチェックを!