2015.11.15

パリに祈りを。
現地時間の13日夜、フランス・パリで発生した同時テロ。劇場やスタジアムなど、人の多く集まる場所が狙われたため、音楽業界にも大きな影響が出ています。

まず、14日と15日にパリで行われる予定だったU2のコンサートが中止。じつは今回のU2のパリ公演は全部で4回。すでに2回が行われ、テロのあった13日はたまたま休み(公演のない日)だった。U2はその後、多くの犠牲者が出たバタクラン劇場を訪れて祈りを捧げた。

また事件当日、イタリアでコンサートを行っていたフー・ファイターズは、ファンの安全を考えて、残りのヨーロッパツアーの日程をすべてキャンセル。

コールドプレイは、14日にLAから行うことになっていたライブストリーム・コンサートをキャンセル。こちらは安全の問題というよりも、パリの人たちに配慮したため。

さらに、マドンナやテイラー・スウィフトなど、多くのアーティストがパリに捧げるメッセージを発信。

亡くなった人たちのご冥福を、お祈りします。

ウチにもないかな、こんなお宝。
50年以上も行方不明になっていた故ジョン・レノンさんのアコースティックギターがオークションに出品され、驚きの値段で落札されました。

先週末、ビバリーヒルズで行われたオークションに、さまざまなロックのお宝が出品されました。なかでもビックリの値段がついたのが、ジョン・レノン愛用のギター、ギブソンJ-160E。

1962年にジョンとジョージ・ハリスンが、同じギターを1本ずつ購入。「抱きしめたい」など初期のヒット曲の数々をレコーディングしたものの、ジョンのギターは1963年のコンサート中に紛失!

その後、ギターはめぐりめぐって、アマチュア・ミュージシャンの男性の手に渡ったのだが、あるとき雑誌でビートルズの記事を見つけ、そこに載っていたギターの写真が自分の手元にあるものとソックリだったので、専門家に鑑定してもらったところ、ドンズバ! 行方不明になっていたジョン・レノンのギターと判明。

男性はこのギターを3万円ほどで購入したそう……それがなんと、3億円で落札!

みんなこうだといいのにね。
リミックスをされた曲の権利をめぐって争っていたDJのデッドマウスさんと、シンガーのアーロン・カーターさんが、ゲームで決闘することに。

ことの発端は、元アイドルで今も(ほそぼそと)活動しているシンガー兼俳優のアーロン・カーターが、デッドマウスの曲「The Veldt」をリミックスし、ネットに投稿したこと。しかしアーロンは、デッドマウスの名前をクレジットしていなかった!

これをファンからの通報で知ったデッドマウス。普通なら「訴えるぞ!」と脅すところ、デッドマウスは「男らしく1対1で勝負しようぜ」と決闘を申し込んだ! しかも……シューティングゲームで!!

アーロンがこれを受け、今月後半にデッドマウスの地元カナダで決闘が行われることに。勝ったほうがリミックスの権利を所有し、負けたほうは相手の家を掃除するという取り決めだそう。

この勝負、ライブストリーミング中継する予定だそうで、勝っても負けてもWin-Win!