2016.04.24

訃報:プリンス
数多くのミュージシャンに影響を与えた音楽界のスーパースター、プリンス。4月21日、ミネアポリスの自宅兼スタジオで亡くなっているのが発見された。享年57歳。早すぎる死。

今年は、大物ミュージシャンの訃報が相次ぐ中、まさかのプリンス……。

死因については、現在、検査結果待ちで、数週間かかる見込み。インフルエンザという記事も見かけますが、現時点で疑われているのが、薬物の過剰摂取の可能性……と言っても、麻薬ではない!

プリンスは長年ハイヒールで派手なステージアクションをやっていたため、股関節を痛めていた。歩くときは杖に頼っていたそう。彼は宗教上の理由で、大きな外科手術はできず。そのため多量の鎮痛剤を摂取したのが、今回の事故につながったのでは、とも言われている。。

プリンスはマドンナやマイケル・ジャクソンと同じ年でよく比較されるが、マドンナ、マイケルとの違いは、作詞・作曲・プロデュースに加え、偉大なギタリスト! さらに、すべての楽器を自分でこなす天才ミュージシャン。尋常じゃないペースで曲を作り、気に入ったアーティストがいれば惜しみなく支援した。まさに、ミュージシャンズ・ミュージシャンズ!

音楽ビジネスでも革命児! 80年代に一世を風靡したあと、90年代に入っては、当時、絶大な権力を持っていた大手レコード会社に反発し、名前を読めないシンボルマークに変えたり、2000年以降は、活動の拠点をインターネットなどに移して、独自の道を突き進んだ! 今でこそレコード会社に属さず、ネットで活動しているアーティストは珍しくないが、プリンスはその先駆け。

ご冥福をお祈りします。