2017.01.22

マドンナ様も怒ってます。
アメリカでは、トランプ新大統領が就任したことを受け、各地でトランプ氏に抗議する大規模なデモが行われており、多くのセレブたちが参加しています。


1月20日、ついに誕生したトランプ政権。就任式翌日の21日、全米各地で《Women’s March》という女性主導の抗議デモが行われた。中でも首都ワシントンD.C.の抗議デモには、多くのセレブたちが参加。

音楽界からはマドンナ、アリシア・キーズ、シェール、ジャネール・モネイ、ケイティ・ペリーなど。映画界からはスカーレット・ヨハンソン、ジュリア・ロバーツ、ジェシカ・チャステイン、エマ・ワトソンなど。

ステージに立ったマドンナは、放送禁止用語をふんだんに交えつつ、トランプ政権を過激に批判! 自身の曲「Human Nature」をトランプ氏に捧げ、“I'm not your bitch”という歌詞を大合唱した。

このワシントンの抗議デモには50万人以上が集まったほか、ニューヨークやロサンゼルス、ロンドンで行われたデモにも多くのセレブが参加。世界中でアンチ・トランプの嵐が吹き荒れています!

「Love Trumps Hate」 愛は憎しみに勝る。
2月5日に開催されるアメリカ最大のスポーツイベント《スーパーボウル》で、ハーフタイムショーを務めるレディー・ガガさんですが、その内容に注目が集まっています。

アメリカで、大統領就任式の次にくる国民的なイベントといえば……プロ・アメリカンフットボール・リーグNFLの王者決定戦、スーパーボウル。アメリカでは、そのTV中継が1年でもっとも高い視聴率を記録し、全米中がお祭り騒ぎに。

今年のスーパーボウルは2月5日、テキサス州ヒューストンのNRGスタジアムで開催され、レディー・ガガがハーフタイムショーを務めることになっている。ただ、トランプ大統領の就任直後、しかもガガはアンチ・トランプで有名なだけあって、ハーフタイムショーで何かやらかすんじゃないか?と心配されており、NFL側から
「政治的な発言をいっさいしないよう、箝口令が敷かれた」
と、一部メディアで報じられた。

これに対してNFLは、
「箝口令なんか敷いていない、まったくのデマだ」
と否定。つまり、ガガが政治的なメッセージを発信しようと思えばできる状態にあるらしい!

ちなみに昨年はビヨンセが、スーパーボウルのハーフタイムショーに、政治的なメッセージ(黒人に対する人種差別の問題)を盛り込んで賛否両論を呼んだが……。はたしてガガがこの機会を利用して、「Love Trumps Hate」のメッセージを掲げるのか?

ねえ、おじいちゃん、エルトンを呼んで! あとマライアもね!
エルトン・ジョンさんとマライア・キャリーさんが、とあるイベントで特別にパフォーマンスを行いました。でも、これ、トランプ氏の就任式じゃありません。


トランプ新大統領の就任コンサートに出演を依頼され、
「とんでもない! 絶対にやらないわ!」
と断ったエルトン・ジョン。でも、人の結婚式では歌う!

先週末、とある結婚式で、エルトンがウェディングシンガーを務めました。結婚したのは、ロシアの大富豪ヴァレリー・コーガンの孫娘で、19歳のアイリーン。ロシアの人だけど、披露宴はロンドンのホテルで9時間にわたって行われた。

花嫁のアイリーンが、
「私、エルトン・ジョンに歌ってほしいわ。あとマライア・キャリーも」
と、おじいちゃんにおねだり。

かわいい孫の頼みとあって、おじいちゃんは
「よっしゃよっしゃ」
と、金に糸目をつけずに交渉。その結果、2人合わせて4億8千万円のギャラを払ったそう。たった1回の仕事で、このギャラはおいし過ぎ!!

大金を払っただけあって、エルトンはたっぷり12曲を披露。マライアは何曲だったのか、口パクだったのかどうか不明だが……、わざわざロンドンに駆けつけて歌ったとか。さらに、マーク・ロンソンがDJを務めたそう。トランプの就任式より、ずっと豪華!