2017.03.05

まさかの大ドンデン返しでした。あっララ…ランド……。
先日、アメリカで行われた第89回アカデミー賞で、作品賞の発表ミスという前代未聞の事態がおき、いまも世界中の話題になっています。


受賞結果よりも、ニュースになってます! 最後の最後で起こった大ドンデン返し!作品賞の発表ミスというありえない事態! これ、原因は単純なミス。アカデミー賞は会員の投票で決まりますが、投票を集計するのがプライスウォーターハウスクーパースという会計事務所。集計結果は男女2人の会計士しか知らず、厳重に封をして、授賞式の会場に別々に持っていくという昔からの習わし。

授賞式のTV中継をするプロデューサーでさえも、事前には結果を知らされていないという徹底ぶり。今回はそれが裏目に出た! 男女2人の会計士が、それぞれ受賞結果の書かれた封筒を持って、舞台の両側で待機しているが、作品賞のプレゼンターに封筒を渡した男性の会計士が、誤って1つ前の主演女優賞の封筒を渡してしまい、そこに「エマ・ストーン/ラ・ラ・ランド」とかかれていたため、作品賞が『ラ・ラ・ランド』と発表されてしまった!

気になるのは、ミスをした会計士のその後……アカデミー賞の担当を外されただけでなく、脅迫状まで届き、ボディガードをつける騒ぎに! 彼が舞台袖でツイッターをやっていたのが原因とも伝えられているが、それもアカデミー側から積極的にやって欲しいといわれ、仕事でツイートしていただけ。

ちょっと気の毒だが、幸い会社をクビにならずに済んだとか。おかげで、いつまでも記憶に残る授賞式に。

安いよ! 安いよ! いまなら38億円、まけとくよ!
かつてマイケル・ジャクソンさんが暮らしていた、通称“ネバーランド”と呼ばれるカリフォルニア州の豪邸が、大幅に値下げして売りに出されています。


かつてマイケル・ジャクソンが所有していたカリフォルニアの豪邸。広さは2,700エーカー、東京ドーム230個分以上の広大な敷地に、動物園や遊園地、映画館などいろんな施設があり、機関車も走っていた! マイケルが好きだった『ピーターパン』のお話に出てくる“永遠に年をとらない国”にちなんで、“ネバーランド”と呼ばれていた。

マイケルは1987年にこの物件を購入して、ずっと暮らしていたが、しだいに借金がかさみ、亡くなる1年前の2008年に手放した。その後、不動産投資会社がここを改装し、2年前に1億ドル(およそ114億円)で売りに出したものの、買い手がつかず。このほど大幅値下げに踏み切った! 新しい価格はおよそ76億円、なんと38億円も安くなったことに!

ちなみに、物件の名称は“シカモア・ヴァレー・ランチ”に変え、マイケル・ジャクソンの名前は一切出さず、
「ワインの製造や馬を飼うのに最適。リラックスした楽しいライフスタイルを、大きなスケールで」
と宣伝されているが……。

誰か買う?

そ、そ、そこまで張り合わなくても…
かつてラッパーの2パックさんと、ノトーリアスB.I.G.さんが銃撃されたときに乗っていたそれぞれの車が、同じ時期に同じ金額で売りに出されています。


いまは平和なヒップホップ界だが、かつては暴力的なギャングスタ・ラップが流行し、じっさいに血なまぐさい事件も起こっていた。90年代には、アメリカの東海岸と西海岸のラッパーが激しく対立。96年に、西海岸の人気ラッパーだった2パックが射殺される事件が起き、その翌年には東海岸のラッパー、“ビギー”ことノトーリアスB.I.G.が射殺されてしまった。2つの事件はいまだ未解決。……そんな歴史の産物が、売りに出されています!

まず、2パックが銃撃されたときに乗っていた車が、150万ドル(およそ1億7千万円)で売りに出された。走行距離15万キロのBMWにしては、かなりお高め。このニュースが伝わるやいなや、今度はノトーリアスB.I.G.が銃撃されたときに乗っていた車が、売りに出された。こちらは走行距離11万キロのシボレーのSUVで、値段はまったく同じ150万ドル。

ちなみに、どちらの車もキレイに修理済み。ビギーの車の所有者は、97年に中古ディーラーからこの車を買ったが、まさかそんな歴史があるとは知らず、家族で乗っていたそう! 2005年にロサンゼルス市警の刑事から、裁判に必要だから貸して欲しいと言われ、初めて真相を知ったとか……。