2017.04.30

前代未聞の大失敗!?
今週末バハマで開催されることになっていましたラクジュアリーな音楽フェスティバルが、現地でドタキャンされました。いったい何があったのでしょうか?


今週末と来週末に開催されることになっていたのが、ファイヤー(Fyre)・フェスティバルという初開催の音楽フェス。企画したのは、ラッパーのジャ・ルール。最近あまり名前を聞かないが、2000年代の初めにものすごく人気があった!

このファイヤー・フェス、ラグジュアリーさを売り物にしていて、場所はバハマのプライベートビーチ。メジャー・レイザーやブリンク182(ワンエイティートゥー)ディスクロージャーなどが出演し、宿泊はグランピング状態の豪華なテント。リゾート気分で楽しめるはずだった。チケット代は17万円〜130万円。

ところが……お客さんが現地に着いてみると、用意されていたのは、グランピングどころか災害用の仮設テント。グルメフードとうたわれていた食事は、パンとチーズ2切れだけ。

“コンシェルジェ”や“ビールスタンド”と書かれた場所には、人もいなければカウンターもない。まだ建設用の資材がゴロゴロしてて、貴重品ロッカーには鍵もついていない始末。おまけに、ヘッドライナーを務めるはずだったブリンク182が、出演をドタキャン。

「この状況では、いいパフォーマンスが提供できないかもしれない」というのが理由だった。
なんともお粗末で、結局、フェスは始まる前にキャンセルされた。

今後、責任をめぐってモメることになりそう。フェスを運営するのは大変!

家をお探しですか? で、予算はおいくら?
ここ数年、ロサンゼルスで住む家を探しているJay-Zさんとビヨンセさん夫妻ですが、なかなか条件の合う家を見つけられずにいます。いったい何が問題なのでしょうか?


2年ほど前から、ロサンゼルスで家探しをしているJay-Zとビヨンセ。もともとニューヨークに住んでいたが、娘のブルー・アイヴィーちゃんの学校のためにLAにお引っ越し。ところが、なかなか理想の家を見つけられず、借家に仮住まいしたまま2年! なにが問題なのかというと……予算。

え? だってJay-Zとビヨンセといえば、2人あわせて年間100億円ぐらい稼ぐ、音楽界のキングとクイーン。いくらでも高い物件が買えるはず! しかし、今回、ふたりは、予算を8千万ドル、日本円でおよそ89億円と決めていて、それ以上はできるだけ出したくないらしい。

目ぼしい物件を片っ端から見学していて、ちょうど予算に合う物件を見つけたものの、他にも購入希望者がいて、不動産屋が値段をつり上げたため断念。先月は、150億円で売りに出されている超豪邸を見学。予算オーバーだが、かなり気に入ったらしく、「130億円なら」と値切り交渉をしたようだが、うまくいかず……。

若い女性を応援するわ。
歌手のビヨンセさんが、アメリカの大学に通う女子学生のための新たな奨学金制度を設立しました。


もうひとつ、ビヨンセネタ! 自分たちのためだけでなく、人のためにもお金を使っているビヨンセ。昨年4月にリリースした大ヒットアルバム『レモネード』の発売から1周年を記念して、女子学生を対象にした奨学金プログラムを立ち上げることを発表した。

これは『フォーメーション・スカラーズ』とよばれるプログラムで、『独創的な考えを恐れず、勇敢で、クリエイティブで、自意識と自信にあふれた若い女性たち』を応援するためのもの。バークリー音楽大学、ハワード大学、パーソンズ美術大学、スペルマン大学の4つの大学で、それぞれ1名ずつに奨学金を支給する。特にに芸術や音楽、文学、アフリカ系アメリカ人の歴史や文化を研究する学生が応募できるそう。