2017.08.20

みごとな完全勝利です!
歌手のテイラー・スウィフトさんが、ラジオ局のDJにお尻を触られたと訴え、たった1ドルの損害賠償を求めていたセクハラ裁判で、テイラーが勝訴しました。

先週もお伝えしたセクハラ裁判の続報。テイラーが2013年にデンバーでコンサートを行った際、ミーグリにやってきたデヴィッド・ミュラーという地元ラジオ局のDJに、お尻を触られた。

で、ラジオ局に苦情を入れたところ、ミュラーは即、解雇。怒ったミュラーが裁判を起こし、テイラーに3億円の損害賠償を要求。それに対してテイラーが、「本当にお尻を触られた」と逆提訴。つまり2つの裁判があったわけ。

まず、1つめの「テイラーのせいで名誉を傷つけられ、職を失った」というミュラーからの訴えは、証拠不十分で。そして、「お尻を触られた」というテイラーからの訴えについては、陪審員がテイラーの言い分を全面的に認め、テイラーの完全勝利。

テイラーはもともと賠償金を1ドルしか要求しておらず、本来なら負けたほうが負担する裁判費用(テイラーの弁護士代)も自腹を切った! そこまでして闘ったのは、女性の尊厳のため。「同じような被害にあった女性たちも、あきらめないで闘ってほしい」というメッセージ。

ちなみに、負けたミュラーは、雇ってくれるラジオ局がなく、「ギャラなしでもいいから」と必死の売り込みを続けているとのこと…。

SNSブラックアウト。
そのテイラー・スウィフトさんが、1億人以上のフォロワーを持つインスタグラムを始め、自身が過去に行ったSNSへの投稿をすべて削除しました。ファンは大パニックです。


もうひとつ、テイラーのニュース! セクハラ裁判の数日後、さらに驚くできごとが!

8月18日、なんの前ぶれもなくテイラーのインスタグラムが空っぽになった。セレブなお友達と撮った写真も、かわいがっている猫の写真も、ライブの写真もすべて削除。1億200万人のフォロワーは大パニック!

さらにツイッター、フェイスブック、オフィシャルサイトまでがブランクに。いずれもアカウントは残っているものの、コンテンツがない状態。いったい何のため?

さまざまな憶測が飛びかっていますが、可能性が高いのは、NEWアルバムをリリースするための準備。通算6枚目のスタジオアルバムがいよいよ出るぞ!という期待を込めて、#TS6isComingというハッシュタグがトレンドになっている。

おりしもアメリカ本土では、21日に皆既日食が見られるため盛り上がっているが、それに合わせてテイラーのSNSもまるで天体の影に入ったかのような状態へ。

ちなみに、英語で、日食・月食などの“食”を表す『エクリプス』が、テイラーのアルバムタイトルじゃないか!という説も、ささやかれています。

これが殿下のパープルです。
昨年亡くなったミュージシャンのプリンスさんにちなんで、彼の名前をつけた特別な紫色が作られました。


2016年に亡くなった孤高の天才ミュージシャン、プリンス。彼のシンボルカラーだったのが紫で、プリンスと言えばパープル!

その彼にあやかって、色彩の専門機関Pantone Color Instituteが、特別な紫色を作ったそう。パントンは、世界中で使用されている色見本帳を作っている有名な会社。デザインに関わる人なら誰もが知っている。

そのパントンの機関で、色の研究開発などを行っているPantone Color Instituteが、プリンスの遺産管理団体とタッグを組んで、プリンスだけの特別な紫色を開発。プリンスが愛用していた特注のピアノの色をヒントにしたそうで、濃いめの上品な紫。

プリンスが一時期、自分の名前を表すのに使っていた記号が、色の名前になっていて、“Love Symbol #2”と読むのだとか。

今後、この色は世界的に“Love Symbol #2”として知られることになり、プリンスの遺産管理団体では、この色を使ったさまざまな商品の開発をもくろんでいる。