2017.10.15

あの鬼っ子が怒ってます。
ラッパーのエミネムさんが、10日にアメリカでテレビ放送された音楽イベントのなかで、トランプ大統領を痛烈に批判するラップを披露。大反響を呼んでいます。


久々に鬼っ子ネミネムネタ! リリース日は明らかになっていないものの、ニューアルバムが完成したといわれるエミネム。そのため最近、ちょくちょくメディアに登場しています。10月10日には、アメリカのブラック・エンターテインメント・テレビジョンが主催する《BETヒップホップ・アワード》に出演、フリースタイル(即興)のラップを披露。

フリースタイルといっても、事前に収録された映像でのパフォーマンスだったのだが、「The Storm」と題した4分半の映像のなかで、トランプ大統領を「核による大惨事を起こすかもしれないカミカゼ」と呼び、「奴が優れているのは人種差別だけ」とバッサリ。放送禁止用語をふんだんに織りまぜながら、痛烈に批判した。

ちなみにエミネムの地元は、選挙でトランプが勝利したミシガン州のデトロイト。ファンの中にはトランプ支持者が少なくないが、エミネムはそんなファンに対しても、Fワードの言葉を浴びせています。

このビデオは大反響を呼び、10日の公開から5日間で、3千万回の視聴回数を記録!

13日の金曜日はラッキーデーよ
ニューアルバムの発売を控えた歌手のテイラー・スウィフトさんが、自ら選んだファン100人に声をかけ、ロンドンの自宅に招待しました。


欧米で13は不吉な数字とされていますが、13は自分のラッキーナンバーだと公言しているのがテイラー・スウィフト! おととい13日の金曜日に、ファンにとっておきのサプライズをしかけた。

この日テイラーは、ふだんから応援してくれている熱心なファン100人を自宅に招待。まだ発売前のアルバムを特別に聞かせる「シークレット・セッション」を行った。テイラーは世界中のあちこちに家を持っているが、今回はロンドンの家に、イギリスのファンを招いた。「いまテイラーの家に行ってきた」「信じられない」「もう泣きそう」というファンからの書き込みが相次いでいる。

テイラーは時間をかけてファンのSNSをチェックし、自ら100人を選んだそうで、招待したファンの顔と名前をちゃ〜んと覚えているという神対応ぶりを発揮! 会ったとたんに、「ヴァネッサ!来てくれてウレシイわ」という具合に、名前で呼びかけられたファンはびっくり。みんなでアルバムを聞き、おみやげももらったそう。

テイラー、2014年に前作のアルバム『1989』をリリースしたときも、ファンを自宅に招いて同じようなシークレット・セッションを行っている。

サッカーファンには神対応です。
ワールドツアー中のU2が、10日にアルゼンチンのブエノスアイレスで行ったコンサートで、サッカーファンのために粋な計らいをしました。


現在、名盤『The Joshua Tree』の発売から30周年を記念して、ツアーを行っているU2。10月10日は、アルゼンチンのブエノスアイレスにある5万人収容のスタジアムでコンサートを行った。ところが! 運悪く重なってしまったのが、サッカーの試合!

しかも、ワールドカップ南米予選の対エクアドル戦。崖っぷちに立たされたアルゼンチンが、本選に出場できるかどうかがかかった運命の一戦だった!

試合はエクアドルで行われていたが、アルゼンチンのファンは気になって仕方ない。そこで、U2が神対応!! オープニングでノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズがパフォーマンスを行った後、コンサートを中断。会場の巨大スクリーンにサッカーの中継を映し出して、パブリック・ビューイング状態に。その試合が終わったあと、U2が1時間20分遅れでコンサートを始めた。

この判断、なかなかできるものじゃない! 会場の都合もあるし、スタッフを残業させなきゃならないし、サッカーの興味のないファンから苦情が出るかもしれない。もしボロ負けしたら、テンションだだ下がり。しかし、結果はメッシの大活躍でアルゼンチンが勝利! ワールドカップの出場を決めた!

ちなみに、U2がコンサートを遅らせることは、事前に告知されていたため、大きな混乱もなかったそう。めでたしめでたし。