2018.03.11

名実ともに、ヒップホップ・キングです。
アメリカの経済誌フォーブスが、最新の“ヒップホップ長者番付”を発表。ラッパーで実業家のジェイ・Zさんが初のNo.1に輝きました。


アメリカの経済誌フォーブスが2011年から発表しているのが、ヒップホップ界でもっともリッチなアーティストのランキング。年収ではなく、資産総額を比べている。

実は2011年の初回からずっとトップを守り続けてきたディディが、2位に陥落(最近、「ラブ」という名前に改名したのが運の尽きか!?)。代わりに初の首位に輝いたのが、ビヨンセのダンナ様としてもおなじみのジェイ・Z。意外にも初!

ジェイ・Zは、自身のレーベルやストリーミングサービス「Tidal」の成功に加えて、スポーツバーを経営したり、シャンパンやコニャックのブランドに出資したり、スポーツ選手のマネージメントをやったり、幅広く商売している。おかげで資産はおよそ960億円!! 昨年より96億円もアップしたというからすごい。

子供のころは貧しかったというジェイ・Z。“rags-to-riches”、無一文から成り上がって成功するというのが、ヒップホップの真髄でもあり、音楽を足がかりにビジネスでも成功し、一大帝国を築くことを、多くのラッパーが夢みている。

ジェイZはまさに、夢の体現者というわけ。お見事!

自分にも、ケーキを投げちゃいます。
世界でもっとも成功している日系のDJ、スティーヴ・アオキさんが蝋人形になって、ラスベガスにある蝋人形館「マダム・タッソー」にお目見えしました。


生まれはアメリカだが、両親ともに日本人で日本大好きなDJのスティーヴ・アオキ。経済誌フォーブスが毎年発表している“世界で最も稼ぐ”DJランキングで、昨年は堂々の5位、年収31億円!

そんなスティーヴが蝋人形になって、マダム・タッソーにデビュー!! マダム・タッソーは世界各地にある有名な蝋人形館、スティーヴ・アオキの蝋人形が登場したのはラスベガス。とても名誉なことで、本人も「僕のキャリアにおけるマイルストーンだ」と語っています。

3月6日のお披露目パーティーでは、本人がDJを披露。スティーヴのライブでは、観客に向かって大きなケーキをぶん投げる“ケーキ投げ”がお約束になっているが、この日は用意したケーキを自分の蝋人形の顔にぶん投げてみせた!

ラッパーがお金持ちになる成り上がり物語。最近はDJですね。なおスティーヴの蝋人形の展示スペースには、かっこいいDJブースが設置されていて、世界的なDJになった気分で写真が撮れるので、ラスベガス観光のついでにいかが?

みんな、選んでくれてありがとう!
最低の映画や俳優に贈られるラジー賞を受賞した俳優のドウェイン・ジョンソンさんですが、その神対応ぶりが話題になっています。


先週末発表されたアカデミー賞では、作品賞は『シェイプ・オブ・ウォーター』。さらに、日本人の辻一弘さんがメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞するというニュースもありましたが、そのアカデミー賞の前日に発表されたのが、最低の映画や俳優を称えるラジー賞。正式名称はゴールデン・ラズベリー賞、なんと今年で38回目。

結果は、“絵文字”を主人公にしたアニメーション映画『絵文字の国のジーン』が、ワースト作品賞、ワースト監督賞など4部門で圧勝! ワースト主演男優賞は、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のトム・クルーズが受賞!

今年から新たな賞が新設されました。それは“The Razzie Nominee So Rotten You Loved It”(「ひどすぎて逆に好きになったで賞!」

こちらを受賞したのが、映画『ベイウォッチ』。その主演をつとめたドウェイン・ジョンソンの神対応ぶりが話題に。普通、ラジー賞にノミネートされてもスルーする人が多い中、ドウェインは「この賞はすばらしいと思う。だからつつしんで快く受けとるよ」と語り、選んだファンや評論家に感謝するコメントを、動画でインスタグラムに投稿。しかも全然イヤミなく爽やかに。

これに対して、「さすが人間が大きい」「ほれ直した」という書き込みが相次いだ。

受賞した『ベイウォッチ』は、90年代に人気を博したドラマのリメイク版。日本では劇場公開されていないが、DVDが出ているので、興味のある方はチェックを。