2018.07.01

偉大なパパ、安らかに。
アメリカの有名な音楽一家、ジャクソン・ファミリーの父親として知られたジョー・ジャクソンさんが、6月27日に亡くなりました。89歳でした。


マイケルやジャネットの父親で、9人の子供たちをスターに育てたジャクソン・ファミリーの父、ジョー・ジャクソンが亡くなった。ガンを患い、先月からラスベガスの病院に入院していたそう。

ジョーパパは、ボクサーになる夢を持っていたものの、大家族を養うために断念。仕事を掛け持ちしながら、子供たちを育てた。やがて子供たちに音楽の才能を見出し、ヴォーカル・グループ「ジャクソン5」を結成。ジョーはマネージャー兼プロデューサーとして手腕を発揮した。

しかしその後、大スターになったマイケルが、父親からたびたび体罰を受けていたと告白。ジョーとマイケルの確執が取り沙汰されたが、のちに2人は和解している。

最期は、家族に囲まれて安らかに旅立ったようだが、その一方で、なにかとモメごとが多いジャクソン・ファミリー、どんな葬儀を行うかで、さっそく内輪モメが勃発したというウワサ。

ひ、ひ、ひ、百億円!?
人気シンガーソングライターのエド・シーランさんが、2014年に大ヒットさせた曲「Thinking Out Loud」が、著作権侵害で訴えられました。要求された損害賠償の金額にビックリです。


次々とヒットを飛ばすものの、次々と訴訟を起こされているエド・シーラン。4年前に大ヒットした「Thinking Out Loud」は、当時から、マーヴィン・ゲイの1973年の曲「Get It On」に雰囲気が似てるよね、という声があった。

これをうけて、「Let’s Get It On」をマーヴィンと共作したエド・タウンゼントの遺族が、2016年に訴えを起こしたが、このときは手続きの不備で棄却。パクリかどうかの審理は行われなかった。

そこで第2弾、今度は曲の著作権の1/3を所有する投資会社が訴えを起こした。それによると、2つの曲の共通点はメロディ、リズム、ハーモニー、ドラム、ベースライン、バックコーラス、テンポ、シンコペーション、ループ…つまり全部。

かつてロビン・シックの「Blurred Lines」をめぐる裁判では、この曲がパクリだと訴えていたマーヴィン・ゲイの遺族が勝訴。ロビン・シックが莫大な損害賠償を命じられたことがある。それもあってか、今回訴えを起こした投資会社が求めている損害賠償は、なんと1億ドル=110億円。ずいぶん強気に出たもんだ!?

もちろんエド・シーラン側は否定。パクリなのか、それとも一般的によくあるコード進行やメロディなのか、ぜひ音楽が分かる裁判官に判断してほしいもの。

人気フェスの運命やいかに?
7月5日に開幕予定だったカナダの音楽イベント「ブルースフェスト」が、あわや中止の危機に追い込まれました。 原因は1羽の鳥です。


夏フェス・シーズン到来! 毎年7月にカナダの首都オタワで行われているのがBluesfest。カナダ最大級の人気フェスで、今年はショーン・メンデス、フー・ファイターズ、デイブ・マシューズ・バンド、ベックなどが出演予定。しかし! 開催が危ぶまれる大変な事態が勃発!!

原因は一羽の鳥。メインステージの設営を始めようとした作業員が、鳥の巣を発見。巣の中では親鳥が卵を温めていた。この鳥が、よりにもよって保護種に指定されているフタオビチドリ。安易に動かすと親鳥が卵を放棄してしまうこともあるため、許可なく動かせない。そこで工事は中断。現場は立ち入り禁止の黄色いテープで隔離された!

その後、専門家のチームが慎重に対応し、ついに巣を移動させることに成功! これがフェス開幕の1週間前…。なんとかギリギリで、フェスは無事開催されることに! そしてつい先ほど、ヒナも無事に誕生してめでたしめでたし!