2019.03.10

50年後のウッドストック。
今年8月、伝説のロックフェスティバル『ウッドストック』から50周年を迎えるのを記念して、『Woodstock 50』と題したフェスティバルがニューヨーク州で開催されます。気になるヘッドライナーは…?


1969年に開催された伝説のウッドストック・フェスティバルから、今年で50年。それを記念して8月16日〜18日の3日間、『Woodstock 50』と題した大規模なフェスが行われる。

会場はウッドストックの跡地ではなく、少し離れたニューヨーク州ワトキンズグレンにあるサーキット。

ヘッドラインは、ジェイZ。そして、元グレイトフルデッドのメンバーが結成したバンドでジョン・メイヤーも入っている、Dead & Company。さらに、ザ・ブラック・キーズ、チャンス・ザ・ラッパー!

50年前にはなかったヒップホップ勢が大躍進。他に、マイリー・サイラス、ジャネル・モネイ、イマジン・ドラゴンズ、グレタ・ヴァン・フリートなど、今をときめくアーティストたちや、往年のロック・ギタリスト、サンタナや、レッド・ツェッペリンのメンバーとしても知られるロバート・プラントなど、そうそうたるメンツの出演もウワサされています。

ひとこと言わせてくれ。
来月からホログラムでツアーを行う故フランク・ザッパさんですが、ツアーポスターのイラストが問題視されたことに対して反論しました。


まもなくホログラムツアーをスタートするのが、1993年に亡くなったカリスマ的ロック・ミュージシャン、フランク・ザッパ。『The Bizarre World of Frank Zappa』と題して、4月19日から北米とヨーロッパを回る。

1970年代のザッパがホログラムでよみがえり、かつてのバックバンドとライブで共演するというもので、未発表の新曲も披露されるとのこと。

ところが…ツアーのポスターに描かれていた卑猥なペンギンのイラストが問題に。ザッパの曲に引っ掛けたイラストだったのだが、問題のあるコンテンツとみなされ、チケット販売会社のサイトに掲載できなくなってしまった。

これに対して、なんと、ザッパのホログラムが反論!「俺は人がどう思おうと、自分のやりたいことをやる人間だ。気に入ってくれる人たちのためにやっているのであって、そうじゃない人のためではない」と語る映像が公開された。


80年代にザッパが実際に語った言葉とされているが、喋っているのはホログラム。歌うだけでなく、ホログラムが意見を言う時代に。

誰も声を出してはいけません。
現在ワールドツアーを行っているアメリカのロックバンド、トゥエンティ・ワン・パイロッツが、観客に面白いチャレンジを仕掛けています。


アメリカの人気ロックデュオ、トゥエンティ・ワン・パイロッツ。現在、『Bandito Tour』と題したワールドツアーを敢行中。いまヨーロッパを回っていますが、このコンサートで行われているのが、“The Quiet Game(沈黙ゲーム)”。

毎回アンコールで行われているのだが、ルールは簡単。合図があってから4秒以上、観客全員が沈黙していられたら、アンコールの曲を3曲追加するというもの。

声も出さず、大きな物音も立てずに4秒間。そんなの簡単じゃん!と思うかもしれないが、なにしろ会場はキャパ1万〜2万人のアリーナ。しかも観客は興奮状態。目立ちたい人や空気が読めない人が必ずいて、誰かが叫び声を上げてしまう!

トゥエンティ・ワン・パイロッツのインスタで映像が公開されているが、3月7日から9日にかけて行われたロンドン/ウェンブリー・アリーナでの3公演は、いずれも1秒でアウト! ダブリン公演に至っては、0秒という結果に……。

黙っていられないの!? 今回来日は予定されていないが、日本でやったら成功間違いナシ!?