2019.08.04

最長記録達成です。
ラッパーのリル・ナズ・Xさんの曲「Old Town Road」が、ビルボード誌の全米シングルチャートで17週目のNo.1に輝き、新たな記録を打ち立てました。


今、アメリカでメチャ売れしているリル・ナズ・Xの「Old Town Road」。TOKIO HOT 100では今週89位。

もともとこの曲は、昨年、リル・ナズ・Xがインディでリリースしたもの。カントリーとラップを融合した「カントリー・ラップ」が癖になる!と評判を呼び、TikTokで大流行。ビルボードの総合チャートだけでなく、カントリーソングとヒップホップ・ソングのチャートにも入ったのだが…。

白人上位のカントリー界から物言いがつき、カントリー・チャートから外されてしまった。これに対して、人種差別じゃないか?という論争が勃発。そこで助け船を出したのが、カントリー界のスター、ビリー・レイ・サイラス(マイリーのパパ)。

「Old Town Road」のリミックスにビリー・レイが参加、これがドカンと売れて、ビルボードの総合チャートで17週連続No.1。それまでマライア・キャリー&ボーイズIIメンの「One Sweet Day」と、ルイス・フォンシ ft. ダディー・ヤンキーの「Despacito」が持っていた16週連続の記録を抜いて、史上もっとも長い期間1位を独占した曲になった!

しかもリル・ナズ・Xは、大ヒットのさなかに同性愛者であることをカミングアウト。ヒップホップの世界は、同性愛者を毛嫌いする傾向があるが、それでも1位は揺るがなかった!アメリカの音楽業界に風穴をリル・ナズ・X!

あなたはパクリだと思いますか?
ケイティ・ペリーさんの2013年のヒット曲「Dark Horse」が盗作かどうかをめぐる裁判で、ケイティさんが敗訴しました。


ヒット曲が生まれるたびに、「あの曲に似ている」「パクリじゃないか」という疑惑が持ち上がるのは、日常茶飯事。

そもそもアートの世界で、完全なオリジナルはほとんどない。影響を受けたり、オマージュを捧げたりするのが当たり前。本人が気づかないうちに似てしまうことも…。しかし最近は、「オマージュ」や「偶然の一致」では済まされなくなっている。

このほど法廷で争われたのは、ケイティ・ペリーの2013年のヒット曲「Dark Horse」が盗作かどうか。

ラッパーのフレームが2008年に発表した「Joyful Noise」という曲に酷似しているとして、著作権侵害で訴えられていた。

裁判ではケイティも証言台に立ったのだが、陪審員の出した判決はアウト!盗作である、と。ケイティやドクター・ルーク、マックス・マーティンを含む6人のソングライターとレコード会社に、総額278万ドル(およそ3億円)の支払いが命じられた。

実際聞き比べると…たしかに似てるけど、そもそもこのビートは、フレームが発明したものではないような気が!?

みなさまもお試しください。ただし効果は保証しません。
カナダで犬の散歩中に野生のピューマと遭遇した女性が、ある音楽を聞かせて、ピューマを追い払うことができました。いったい誰の曲?


カナダのバンクーバー島での出来事。ある女性が犬を連れて山道を歩いていたとき、ふと視線を感じ、右の方を見たら、1頭のピューマがじっとこちらを見ていた。

体を低くして近づいてきたので襲われる!と思い、大声を出したところ、ピューマはそこで止まったものの、女性を見つめたまま動かない「ロックオン状態」。

下手に逃げたら飛びかかられるかもしれない、どうしよう? そこでとっさにスマホを取り出し、音楽ライブラリの中からできるだけ騒々しい音楽を見つけ、ピューマに向かってフル・ボリュームで流したのが……メタリカの「Don’t Tread On Me」。驚いたピューマは、あっというまに退散したそう。

この話が地元新聞で伝えられ、世界中に拡散。すると、なんとメタリカのジェイムズ・ヘットフィールドから電話が! 最初は信じられなかったものの、本人であることがわかり、会話が弾んだそう。しかも後日、ヘットフィールドから写真付きのメッセージが送られてきて、女性は大喜び。世の中、何があるかわかりません。