2019.12.15

やめてー! もう聴きたくない!
イギリスで「もっともウザいクリスマスソング」の投票結果が発表されました。1位に輝いたのは、やっぱりあの曲です。


日本だったら「クリスマスに聴きたい曲」の投票が行われるところだが、イギリスで行われたのは「most annoyin」、つまりもっともウザい、もう聴きたくないクリスマスソングの投票。

調査を行ったのは携帯電話会社のHuawei。結果1位に選ばれたのは、大方の予想どおり、この曲!

マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」。とくに今年は25周年とあって、全世界でガンガンにかかりまくっている。2位は1984年にチャリティソングとしてリリースされたバンドエイドの「Do They Know It’s Christmas?」。

3位と4位はイギリスならでは、ウィザードの「I Wish It Could Be Christmas Everyday」とスレイドの「Merry Xmas Everybody」。どちらもグラムロックのクリスマスソング。そして5位がワムの「Last Christmas」。

まあ、裏を返せば、耳タコ状態でウンザリするほどかかっているクリスマスソングなわけで、これも人気のバロメーター!?

10年ぶりのバトル勃発!
歌手のマライア・キャリーさんをめぐって、元カレのエミネムさんと元夫のニック・キャノンさんが、ののしり合いを繰り広げています。でもこれ、今に始まったことじゃありません。


ヒップホップの世界にビーフ(争い)はつきものだが、久々に楽しいケンカが勃発。争っているのはエミネムと、俳優兼ラッパーでマライア・キャリーの元ダンナとして知られるニック・キャノン。

ことの発端は2002年。エミネムがマライアとつき合っていたことを、世間に暴露しちゃった。マライアが否定すると、エミネムはマライアからの留守電メッセージをサンプリングして、ツアーに使用。もちろんマライアは大激怒。その後、マライアが2008年にニックと結婚すると、今度はエミネムがニックをディスる曲を発表。

これに対してニックはブログで応戦。ひと悶着あった。それから10年、またもやエミネムがちょっかいを。

ファット・ジョーの新曲に参加したエミネムが、曲の中でふたたびニックを挑発し、ニックが全力で応戦。エミネムをディスりまくった曲を発表し、SNSも駆使して大バトルに発展している。

まあ、心配無用でしょう。こうしたビーフは話題作りのためのもの。エミネムの友だちの50セントも便乗して、みんなで盛り上がっている模様。きっと、マライアもまんざらでもないだろうし、みんながウィン・ウィンの関係。ヒップホップは楽しい! 仲良くケンカしな。

もう終わったはずなのに。
2013年のヒット曲「Blurred Lines」をめぐって、プロデューサーのファレル・ウィリアムスさんが訴えられました…って、え、また!?


ファレルがプロデュースし、2013年に大ヒットしたロビン・シックの「Blurred Lines」。しかし、この曲はマーヴィン・ゲイの「Got to Give It Up」のパクリだと、マーヴィンの遺族から訴えられ、裁判に発展。

2015年にマーヴィン側が勝訴、「Blurred Lines」は盗作であるという判決が下された。納得できないファレルとロビンは、2016年に上訴。今度はミュージシャン仲間200人が、ファレルたちを支持する意見書を提出したものの、判決はくつがえらず。結局2人は、およそ5億円の損害賠償を命じられた。

これで終わりと思っていたら…裁判の続編が勃発! マーヴィンの遺族が、ふたたびファレルを訴えた。
理由は、ファレルが雑誌のインタビューでこう語ったから——

「僕は聴いた曲をバラバラに分解して、どうしたらこんな感じが出せるのかを分析するんだよ。“Blurred Lines”のときは、それでトラブルになったけどね」。

このインタビューを見つけたマーヴィンの遺族は、「過去の裁判では、“マーヴィンの曲に似せようとしたことはない”と言っていたじゃないか。ファレルが偽証した証拠だ」と申し立てたわけ。

恐るべし、ゲイ・ファミリー!