2020.02.02

マイアミはお祭り騒ぎ!
現地時間の2月2日、アメリカ最大のスポーツイベント「スーパーボウル」がフロリダ州マイアミで開催されます。ミュージシャンにとっては稼ぎ時です。


アメリカは先週がグラミー賞授賞式、今週はスーパーボウル、来週はアカデミー賞授賞式…とビッグイベント目白押し! スーパーボウルは現地時間の2月2日(日本時間の明日)開催されるが、開催地のマイアミでは他にもたくさんの関連イベントがあり、アーティストにとっては稼ぎ時!


レディー・ガガ、リゾ、ニッキー・ミナージュ、ポスト・マローン、ガンズ・アンド・ローゼズ、カーディBなどが、スーパーボウル関連のイベントやパーティーに出演。ギャラは軽く1千万円オーバー!!

また、スーパーボウルのテレビ中継は年間でもっとも高い視聴率を誇るため、広告料も破格! 今年は30秒のTVCM枠に、最高6億円の値段がつけられている。このCMにも人気セレブが起用され、とにかく大金が動いている。

そんな中、1円のギャラも出ないのが、試合前の国歌を歌うデミ・ロヴァートと、ハーフタイムショーを務めるジェニファー・ロペス&シャキーラ。スーパーボウルに出られるだけでも名誉なことだし、宣伝効果も絶大というのがノーギャラの理由だが……。

恐るべし18歳。
1月26日ロサンゼルスで行われた第62回グラミー賞で、ビリー・アイリッシュさんが史上最年少で主要4部門を独占しました。


今年のグラミー賞の主役は、ビリー・アイリッシュ。ノミネートされていた6部門中5部門を受賞。しかも最優秀アルバム、最優秀楽曲、最優秀レコード、そして新人賞の主要4部門を総ナメにした。主要4部門の同時受賞は、1981年にクリストファー・クロスが達成して以来、39年ぶりの快挙。クリストファー・クロスは当時29歳だったが、ビリーは18歳で史上最年少記録。

そのビリーと同じ5部門に輝いたのが、お兄ちゃんのフィニアス。ビリーのすべての楽曲をフィニアスが共作・プロデュースしている。新人賞はビリーだけに与えられたが、フィニアスは22歳の最年少でプロデューサー賞を受賞。しかもノミネートされたすべての部門を獲得した。

授賞式でビリーは、自分だけにスポットが当たらないよう、お兄ちゃんに結構気を使っていた。兄妹の仲の良さと信頼関係が、今回のグラミーでの快挙につながったのでは。

それにしても恐るべし、オコンネル兄妹。ちなみに、ビリーアイリッシュ、初の単独来日公演が決定! 9月2日(水)横浜アリーナ。かなりのチケット争奪戦になりそう!

最後に笑ったのは誰?
今年のグラミー賞でパフォーマンスを披露したエアロスミスですが、散々な結果に。これはひょっとして、あの人の呪いでしょうか?

グラミー賞の楽しみといえばパフォーマンス。今年はカミラ・カベイヨやアリアナ・グランデのパフォーマンスが評判を呼んだほか、リル・ナズXとBTSの共演も話題に。

しかし! パフォーマンスでコケたのが、ベテラン・ロックバンドのエアロスミス! 1993年のヒット曲「Livin’ on the Edge」と、彼らの代表曲「Walk This Way」を披露したのだが、ボーカルは音が外れてるし、全体的なサウンドもボロボロ。

ゲストで登場したランDMCとの共演もかみ合わず、Yahoo! entertainmentのレビューでは、「まったく違う曲を演奏しているのかと思った」と叩かれた。ファンによるSNSへの書き込みも、「最悪のパフォーマンス」「そろそろ引退すべきでは?」と、かなり辛口。

実はエアロ、結成以来のメンバーでドラム担当のジョーイ・クレイマーをバンドから閉め出している……。ジョーイは裁判に訴えたが負けてしまい、泣く泣くグラミーのパフォーマンスを諦めることに。最後に笑ったのはジョーイ!?