2020.02.09

あのー、顔から血が出てますけど…。
人気ラッパーのポスト・マローンさんが、顔に新たなタトゥーを入れました。が、一瞬ギョッとするようなシロモノです。


海外のアーティストはタトゥー好き。全身タトゥーだらけの人も珍しくないが、ポスト・マローンは顔にさまざまなタトゥーを入れている。有刺鉄線やトランプのカード、剣、「Stay Away」という文字など…。

昨年の年末に、顔の右側のもみあげを剃り落とし、そこにガントレット(鎧の『こて』)のタトゥーを入れた。しかもそのガントレットが、鎖のついたトゲ鉄球を握っているというデザインで、こめかみからアゴまで続く、かなりデカいタトゥー。

それでも飽き足りないポスト。今月5日に新たなタトゥーを追加。今度は左のほほに丸鋸の刃のイラストを入れた。ギザギザのついた円形の刃物で、それだけでも恐そうだが、ごていねいに刃先から赤い血がしたたり落ちているデザイン!

一瞬、ほほから流血しているのかと思ってギョッとする。毎日がハロウィンか!

アタシを訴えるなんて、いい度胸じゃないの。
歌手のマドンナさんが、コンサートを観に来たファンから訴えられました。原因はまたもや遅刻です。


遅刻常習犯のマドンナ。コンサートの開始時刻が遅れるのは当たり前。その対策として、主催者側が開演時間を2時間遅らせると発表したところ、チケットを買ったファンが激怒。「約束が違うだろ」「金返せ!」と訴訟騒ぎに発展しかかったことが、以前ありましたが、今回の訴訟はそれとは別。すでに行われたコンサートに対するもの。

訴訟を起こしたのは、昨年秋にマドンナのマダムXツアーのNY公演にでかけた男性ファン2人。ひとりは9月の公演に行ったのだが、8時半の開演予定に対して、実際に始まったのは11時半、つまり3時間の遅刻。もうひとりは10月の公演で、2時間40分の遅刻だったとか。

コンサートが終わったときは深夜1時を過ぎていて、すでに交通手段がなく、途方に暮れた。翌日の仕事にも影響したそうで、怒るのもごもっとも。

2人は損害賠償を求めているが、もしこれが認められれば、コンサートに行った全員が訴えを起こすこと間違いナシ!

マドンナ様も、いいかげん態度を改めないと……!?

そんなにヒドくないにゃん。
最低の映画や俳優に贈られるゴールデン・ラズベリー賞、通称ラジー賞のノミネートが発表されました。今年最多ノミネートを受けたのは、大ヒットミュージカルを映画化した、あの作品です。


日本時間の明日発表される第92回アカデミー賞。その同じ時期に発表されるのが評判の悪い映画や俳優を、愛情を持ってこき下ろすラジー賞。なんと今年で40回目! 一昨日、ノミネートが発表されました。

今年最多ノミネートを受けたのが、大ヒットミュージカルを舞台化した『キャッツ』。ワースト作品賞、ワースト監督賞、ワースト主演女優賞などなど7部門で合計9つのノミネートをゲット!

映画『キャッツ』の評判は散々だが、のちにカルト映画として名を残すのでは?という意見もあり、一度は観ておいたほうがいいかも。

次いで、シルヴェスター・スタローン主演の『ランボー5/ラスト・ブラッド』が8部門のノミネート。こちらは、もはやお約束。

ちなみに悪い賞ばかりではない。ラジー賞の常連がいい演技をしたときに贈られる“Redeemer Award”=名誉挽回賞というのがあって、映画『ハスラーズ』で絶賛されたジェニファー・ロペスや、実写版『アラジン』で怪演を見せたウィル・スミスなどがノミネート。

こき下ろしたあとには、ちゃんとご褒美も!? ラジー賞の授賞式の日程はまだ発表されていないが、今年はアメリカでTV中継される予定もあり。アメリカならではですね。